試合結果
AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ 第2節

FCソウル
- 66' キム ジンギュ
試合終了
1-0
0前半0
1後半0

鹿島アントラーズ
試合経過
チャ ドゥリ | ![]() |
53' | ||
エベルトン サントス → マウリシオ モリーナ | ![]() |
65' | ||
キム ジンギュ | ![]() |
66' | ||
67' | ![]() |
遠藤 康 → 金崎 夢生 | ||
69' | ![]() |
土居 聖真 → 中村 充孝 | ||
ユン イルロク → コ グアンミン | ![]() |
75' | ||
76' | ![]() |
高崎 寛之 → 赤崎 秀平 | ||
イ サンヒョプ | ![]() |
83' | ||
チョン ジョグク → キム ヒョンソン | ![]() |
84' | ||
86' | ![]() |
昌子 源 |
鹿島、FCソウルに完封負け。グループステージ2連敗。

因縁のアウェイの地で三度、屈辱を味わうこととなった。3月4日、AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節、FCソウルとの対戦でアントラーズは、後半にセットプレーから奪われた1点を最後まで返すことができず、0-1で敗れた。


前節のウェスタン・シドニー・ワンダラーズを相手にホームで3失点を喫し、1-3と敗れてから1週間。カシマスで味わった屈辱を胸に、選手たちは再び走り始めた。鹿嶋でのトレーニング、そしてソウルワールドカップスタジアムでの前日練習を経て、勝負の一戦に臨んだ。


肌を刺すような冷え込みの中、ソウルの夜にキックオフの笛が鳴り響いた。トニーニョ セレーゾ監督はウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦から先発を1人入れ替え、ファン ソッコをセンターバックの一角に指名した。鹿島はアウェイの地で、立ち上がりから積極的なプレーを見せる。キックオフ直後に柴崎がミドルシュートを放ち、勝利への意志を示した。

最初の決定機は11分、遠藤の右CKに反応した山本がニアサイドに飛び込み、バックヘッド気味に合わせて枠を捉えたが、相手GKに弾き出されてしまった。さらに12分には、柴崎がペナルティーエリア内でパスを受け、相手GKと1対1となって絶好のチャンスを迎える。しかし、シュートはセーブされてしまった。

得点の予感を漂わせる鹿島はさらに14分、右サイドから遠藤がサイドチェンジを放ち、オーバーラップしていた山本がボールを収める。山本はカットインから右足でクロスを送ると、相手GKとDFがボールを見合っている間に、大外から回り込んでいた遠藤が反応。難しい体勢から左足で合わせたが、シュートはポストを直撃してしまった。

開始15分間で作り出したチャンスを生かせず、鹿島は次第にFCソウルに押し込まれていく。20分以降は相手にボールを保持される時間帯が長くなったが、激しいプレスで自由を与えず、決定機は作らせなかった。拮抗した試合は、スコアレスでハーフタイムを迎えた。

後半に入ると、FCソウルのプレーは激しさを増した。カイオが足裏でのタックルを受けて痛み、小笠原が唇から出血する場面もあったが、鹿島の選手たちは球際での競り合いを厭わず、ぶつかっていった。

次第にオープンな展開になっていく中、鹿島は60分にチャンスを迎える。土居のパスを受けたカイオがペナルティーエリア左手前からカットイン。狙いすました右足シュートを放ったが、相手GKに横っ飛びで弾き出されて先制はならなかった。

先にゴールネットを揺らしたのはFCソウルだった。66分、右サイドからのFKがファーサイドに流れ、最後はキム ジンギュにシュートを決められてしまった。


アウェイで1点ビハインドを負い、セレーゾ監督は選手交代で打開を図る。失点直後、遠藤に代えて金崎を投入。金崎は鹿島加入後初出場を果たした。さらに2分後にも土居に代えて中村をピッチに送り出し、フレッシュな攻撃陣で反撃を狙った。しかし、なかなか決定機を作るには至らず、時間が推移していく。



鹿島は76分に赤崎を投入して最後の交代カードを切り、金崎が強引な突破からミドルシュートを放つなど必死に反撃した。最大の決定機は後半アディショナルタイム、左サイドの背後へ抜け出した柴崎が正確なクロスを上げると、走り込んでいたカイオがボレーで合わせたが、相手GKに右足で阻まれ、こぼれ球へのプッシュは無情にも枠を越えてしまった。厳しい冷え込みの中、ソウルの地で最後までチャントを歌い続けたサポーターの前で、ゴールネットを揺らすことはできなかった。



0-1でFCソウルに敗れ、鹿島はグループステージ2連敗。勝ち点0のグループ最下位と最悪のスタートになってしまった。ACLの次戦は2週間後の18日、アウェイでの広州恒大戦だ。2連勝でグループ首位に立つ相手から勝利を収めることで、逆転での決勝トーナメント進出が見えてくる。まずはその前に臨むJ1での2試合で、しっかりと結果を残さなければならない。悔しい思いを抱えながら、鹿島は中3日で迎えるJ1開幕節、清水戦へと向かう。


【この試合のトピックス】
・金崎が67分からピッチに立ち、加入後初出場を果たした。

因縁のアウェイの地で三度、屈辱を味わうこととなった。3月4日、AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節、FCソウルとの対戦でアントラーズは、後半にセットプレーから奪われた1点を最後まで返すことができず、0-1で敗れた。


前節のウェスタン・シドニー・ワンダラーズを相手にホームで3失点を喫し、1-3と敗れてから1週間。カシマスで味わった屈辱を胸に、選手たちは再び走り始めた。鹿嶋でのトレーニング、そしてソウルワールドカップスタジアムでの前日練習を経て、勝負の一戦に臨んだ。


肌を刺すような冷え込みの中、ソウルの夜にキックオフの笛が鳴り響いた。トニーニョ セレーゾ監督はウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦から先発を1人入れ替え、ファン ソッコをセンターバックの一角に指名した。鹿島はアウェイの地で、立ち上がりから積極的なプレーを見せる。キックオフ直後に柴崎がミドルシュートを放ち、勝利への意志を示した。

最初の決定機は11分、遠藤の右CKに反応した山本がニアサイドに飛び込み、バックヘッド気味に合わせて枠を捉えたが、相手GKに弾き出されてしまった。さらに12分には、柴崎がペナルティーエリア内でパスを受け、相手GKと1対1となって絶好のチャンスを迎える。しかし、シュートはセーブされてしまった。

得点の予感を漂わせる鹿島はさらに14分、右サイドから遠藤がサイドチェンジを放ち、オーバーラップしていた山本がボールを収める。山本はカットインから右足でクロスを送ると、相手GKとDFがボールを見合っている間に、大外から回り込んでいた遠藤が反応。難しい体勢から左足で合わせたが、シュートはポストを直撃してしまった。

開始15分間で作り出したチャンスを生かせず、鹿島は次第にFCソウルに押し込まれていく。20分以降は相手にボールを保持される時間帯が長くなったが、激しいプレスで自由を与えず、決定機は作らせなかった。拮抗した試合は、スコアレスでハーフタイムを迎えた。

後半に入ると、FCソウルのプレーは激しさを増した。カイオが足裏でのタックルを受けて痛み、小笠原が唇から出血する場面もあったが、鹿島の選手たちは球際での競り合いを厭わず、ぶつかっていった。

次第にオープンな展開になっていく中、鹿島は60分にチャンスを迎える。土居のパスを受けたカイオがペナルティーエリア左手前からカットイン。狙いすました右足シュートを放ったが、相手GKに横っ飛びで弾き出されて先制はならなかった。

先にゴールネットを揺らしたのはFCソウルだった。66分、右サイドからのFKがファーサイドに流れ、最後はキム ジンギュにシュートを決められてしまった。


アウェイで1点ビハインドを負い、セレーゾ監督は選手交代で打開を図る。失点直後、遠藤に代えて金崎を投入。金崎は鹿島加入後初出場を果たした。さらに2分後にも土居に代えて中村をピッチに送り出し、フレッシュな攻撃陣で反撃を狙った。しかし、なかなか決定機を作るには至らず、時間が推移していく。



鹿島は76分に赤崎を投入して最後の交代カードを切り、金崎が強引な突破からミドルシュートを放つなど必死に反撃した。最大の決定機は後半アディショナルタイム、左サイドの背後へ抜け出した柴崎が正確なクロスを上げると、走り込んでいたカイオがボレーで合わせたが、相手GKに右足で阻まれ、こぼれ球へのプッシュは無情にも枠を越えてしまった。厳しい冷え込みの中、ソウルの地で最後までチャントを歌い続けたサポーターの前で、ゴールネットを揺らすことはできなかった。



0-1でFCソウルに敗れ、鹿島はグループステージ2連敗。勝ち点0のグループ最下位と最悪のスタートになってしまった。ACLの次戦は2週間後の18日、アウェイでの広州恒大戦だ。2連勝でグループ首位に立つ相手から勝利を収めることで、逆転での決勝トーナメント進出が見えてくる。まずはその前に臨むJ1での2試合で、しっかりと結果を残さなければならない。悔しい思いを抱えながら、鹿島は中3日で迎えるJ1開幕節、清水戦へと向かう。


【この試合のトピックス】
・金崎が67分からピッチに立ち、加入後初出場を果たした。
スタッツ
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|
---|---|---|
0 | シュート | 0 |
0 | GK | 0 |
0 | CK | 0 |
0 | 直接FK | 0 |
0 | 間接FK | 0 |
0 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 5,790人
- 天候
- 晴れ時々曇り
気温 -2.0℃ / 湿度 40.0% - ピッチ
- 主審
- アリレザ ファグハニ
- 副審
-
レザ ソクハンダン
モハマド レザ マンソウリ - 第4の審判員
- ハサン アクラミ