試合結果
2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第2節

鹿島アントラーズ
- 13' 金崎 夢生
試合終了
1-2
1前半0
0後半2

湘南ベルマーレ
- 54' 遠藤 航
- 90'+1 アリソン
試合経過
金崎 夢生 | ![]() |
13' | ||
33' | ![]() |
高山 薫 | ||
46' | ![]() |
藤田 征也 → 大竹 洋平 | ||
54' | ![]() |
遠藤 航 | ||
金崎 夢生 → カイオ | ![]() |
67' | ||
68' | ![]() |
ブルーノ セザル → キム ジョンピル | ||
遠藤 康 → 青木 剛 | ![]() |
74' | ||
高崎 寛之 → 本山 雅志 | ![]() |
81' | ||
83' | ![]() |
大槻 周平 → アリソン | ||
85' | ![]() |
アリソン | ||
西 大伍 | ![]() |
86' | ||
90'+1 | ![]() |
アリソン | ||
90'+3 | ![]() |
アリソン | ||
90'+3 | ![]() |
アリソン |
鹿島、ホームで逆転負け。湘南に敗れ、ACLから4連敗。

カシマスタジアムでのリーグ開幕戦でも、結果を残すことはできなかった。鹿島は前半に金崎のゴールで先制したものの、後半に同点に追いつかれ、アディショナルタイムに逆転弾を奪われた。1-2で湘南に敗れ、リーグ開幕2連敗、AFCチャンピオンズリーグを含めると4連敗となった。


鹿島は、AFCチャンピオンズリーグで2連敗を喫し、先週のJ1 1st 第1節の清水戦でも1-3と敗れた。3連敗で迎えたカシマスタジアムでのリーグ初戦、トニーニョ セレーゾ監督はGKに曽ヶ端、ボランチに小笠原、右サイドハーフに遠藤を復帰させ、センターバックの一角には山村を指名した。清水戦から4選手を入れ替え、湘南戦に臨んだ。

穏やかな天気、開幕を迎える高揚感と喜びに満ちたカシマスタジアムで、14時3分にキックオフの笛が吹かれた。サポーターの声援を背に受けた鹿島の選手たちは、立ち上がりからゴールへの意欲を見せる。最初の決定機は8分、右サイドの背後のスペースを突いた西が中央へクロスを送ると、こぼれ球を金崎がキープする。金崎はペナルティーエリア右手前の遠藤へ丁寧なパスを出し、遠藤が得意の左足で狙いすましたミドルシュート。カーブがかかったボールが枠を捉えたが、惜しくも左ポストを直撃した。
直後の9分には、遠藤のスルーパスに反応した高崎がペナルティーエリア右側から右足シュートを放ったが、惜しくも枠の左へ。立て続けに決定機を作ったが、ゴールネットを揺らすことができなかった。

チャンスを生かし切れずに敗れた3試合と似た展開となったが、選手たちが下を向くことはなかった。この日の鹿島は、しっかりと先制点を決めてみせる。13分、カウンターから右サイドを抜け出した高崎が中央へグラウンダーのクロスを送ると、柴崎がスルー。背後へ走り込んでいた金崎がフリーの状態でボールを受けると、ペナルティーエリア内からゴール左隅へ正確なシュートを蹴り込んだ。金崎の加入後初ゴールで、鹿島が今シーズン初めてリードを奪った。

先制に成功して主導権を握る鹿島は、湘南に攻め込まれても冷静に対応し、相手にチャンスを作らせない。試合前、ゴール裏からの大声援に応えていた曽ヶ端も落ち着いたプレーを披露し、後方からチームを引き締めた。20分以降は決定機を作ることはできなかったが、再度のスペースを突いた西が積極的にオーバーラップするなど、湘南陣内に押し込む場面を作った。1点リードを保ったまま、ハーフタイムを迎えた。

後半も落ち着いた入りで時間を進めていた鹿島だが、54分に同点に追いつかれてしまう。ペナルティーエリア内で湘南のクロスに反応し、相手選手と競り合った小笠原がファウルを取られ、PKに。これを決められ、スコアは1-1となった。


同点に追いつかれた鹿島は勝ち越しを目指し、失点直後にカウンターを仕掛ける。敵陣で数的優位を作ってペナルティーエリア内に入ったが、遠藤からのパスを受けた高崎のシュートは相手DFに当たって枠の左へ外れた。59分にも、再びカウンターからペナルティーエリア内に入り、柴崎が右サイドからクロス。土居が飛び込んでヘディングシュートを放ったが、枠の上へ飛んだ。

セレーゾ監督は67分にカイオを投入し、攻撃の圧力を強める。カイオはサイドで起点となり、ボールキープと強引な突破で存在感を見せた。そして、決定機は73分に生まれた。右サイド、遠藤からのクロスにファーサイドのカイオが反応。ヘディングシュートは右ポストに当たり、跳ね返りに詰めていた高崎はシュートを打つことができない。それでも攻撃は続き、こぼれ球を拾ってゴール前へ展開し、カイオからのパスを中央で受けた遠藤が左足を振り抜いたが、今度はクロスバーを直撃。立て続けに2本のシュートを枠に阻まれ、どうしても2点目を奪うことができなかった。


セレーゾ監督は74分に青木を投入し、柴崎や山村のポジションを上げて打開を図る。81分には高崎に代わって本山がピッチへ。しかし、中盤にスペースができてオープンな展開となる中でミスも目立ち、効果的な攻撃を仕掛けられないまま、時計の針は進んだ。

後半アディショナルタイムの表示が出た後、次の1点は湘南のものだった。左サイドからのクロスに反応したアリソンのヘディングシュートがゴールに吸い込まれてしまった。1-2、開幕2連敗。試合後、カシマスタジアムは大きなブーイングに包まれた。次戦は4日後、AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節の広州恒大戦だ。中3日でのアウェイゲームを4連敗で迎えることになった。這い上がるしかない。

【この試合のトピックス】
・金崎が鹿島加入後初ゴールを挙げた。
・山村が先発メンバーに名を連ね、今季の公式戦初出場を果たした。
・曽ヶ端と小笠原、遠藤が公式戦2試合ぶりに先発出場した。
・青木が途中出場し、今季の公式戦初出場を果たした。
・今季、ユースから昇格した大橋が初めてベンチ入りを果たした。

カシマスタジアムでのリーグ開幕戦でも、結果を残すことはできなかった。鹿島は前半に金崎のゴールで先制したものの、後半に同点に追いつかれ、アディショナルタイムに逆転弾を奪われた。1-2で湘南に敗れ、リーグ開幕2連敗、AFCチャンピオンズリーグを含めると4連敗となった。


鹿島は、AFCチャンピオンズリーグで2連敗を喫し、先週のJ1 1st 第1節の清水戦でも1-3と敗れた。3連敗で迎えたカシマスタジアムでのリーグ初戦、トニーニョ セレーゾ監督はGKに曽ヶ端、ボランチに小笠原、右サイドハーフに遠藤を復帰させ、センターバックの一角には山村を指名した。清水戦から4選手を入れ替え、湘南戦に臨んだ。

穏やかな天気、開幕を迎える高揚感と喜びに満ちたカシマスタジアムで、14時3分にキックオフの笛が吹かれた。サポーターの声援を背に受けた鹿島の選手たちは、立ち上がりからゴールへの意欲を見せる。最初の決定機は8分、右サイドの背後のスペースを突いた西が中央へクロスを送ると、こぼれ球を金崎がキープする。金崎はペナルティーエリア右手前の遠藤へ丁寧なパスを出し、遠藤が得意の左足で狙いすましたミドルシュート。カーブがかかったボールが枠を捉えたが、惜しくも左ポストを直撃した。
直後の9分には、遠藤のスルーパスに反応した高崎がペナルティーエリア右側から右足シュートを放ったが、惜しくも枠の左へ。立て続けに決定機を作ったが、ゴールネットを揺らすことができなかった。

チャンスを生かし切れずに敗れた3試合と似た展開となったが、選手たちが下を向くことはなかった。この日の鹿島は、しっかりと先制点を決めてみせる。13分、カウンターから右サイドを抜け出した高崎が中央へグラウンダーのクロスを送ると、柴崎がスルー。背後へ走り込んでいた金崎がフリーの状態でボールを受けると、ペナルティーエリア内からゴール左隅へ正確なシュートを蹴り込んだ。金崎の加入後初ゴールで、鹿島が今シーズン初めてリードを奪った。

先制に成功して主導権を握る鹿島は、湘南に攻め込まれても冷静に対応し、相手にチャンスを作らせない。試合前、ゴール裏からの大声援に応えていた曽ヶ端も落ち着いたプレーを披露し、後方からチームを引き締めた。20分以降は決定機を作ることはできなかったが、再度のスペースを突いた西が積極的にオーバーラップするなど、湘南陣内に押し込む場面を作った。1点リードを保ったまま、ハーフタイムを迎えた。

後半も落ち着いた入りで時間を進めていた鹿島だが、54分に同点に追いつかれてしまう。ペナルティーエリア内で湘南のクロスに反応し、相手選手と競り合った小笠原がファウルを取られ、PKに。これを決められ、スコアは1-1となった。


同点に追いつかれた鹿島は勝ち越しを目指し、失点直後にカウンターを仕掛ける。敵陣で数的優位を作ってペナルティーエリア内に入ったが、遠藤からのパスを受けた高崎のシュートは相手DFに当たって枠の左へ外れた。59分にも、再びカウンターからペナルティーエリア内に入り、柴崎が右サイドからクロス。土居が飛び込んでヘディングシュートを放ったが、枠の上へ飛んだ。

セレーゾ監督は67分にカイオを投入し、攻撃の圧力を強める。カイオはサイドで起点となり、ボールキープと強引な突破で存在感を見せた。そして、決定機は73分に生まれた。右サイド、遠藤からのクロスにファーサイドのカイオが反応。ヘディングシュートは右ポストに当たり、跳ね返りに詰めていた高崎はシュートを打つことができない。それでも攻撃は続き、こぼれ球を拾ってゴール前へ展開し、カイオからのパスを中央で受けた遠藤が左足を振り抜いたが、今度はクロスバーを直撃。立て続けに2本のシュートを枠に阻まれ、どうしても2点目を奪うことができなかった。


セレーゾ監督は74分に青木を投入し、柴崎や山村のポジションを上げて打開を図る。81分には高崎に代わって本山がピッチへ。しかし、中盤にスペースができてオープンな展開となる中でミスも目立ち、効果的な攻撃を仕掛けられないまま、時計の針は進んだ。

後半アディショナルタイムの表示が出た後、次の1点は湘南のものだった。左サイドからのクロスに反応したアリソンのヘディングシュートがゴールに吸い込まれてしまった。1-2、開幕2連敗。試合後、カシマスタジアムは大きなブーイングに包まれた。次戦は4日後、AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節の広州恒大戦だ。中3日でのアウェイゲームを4連敗で迎えることになった。這い上がるしかない。

【この試合のトピックス】
・金崎が鹿島加入後初ゴールを挙げた。
・山村が先発メンバーに名を連ね、今季の公式戦初出場を果たした。
・曽ヶ端と小笠原、遠藤が公式戦2試合ぶりに先発出場した。
・青木が途中出場し、今季の公式戦初出場を果たした。
・今季、ユースから昇格した大橋が初めてベンチ入りを果たした。
スタッツ
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
18 | シュート | 7 |
5 | GK | 17 |
4 | CK | 6 |
17 | 直接FK | 18 |
2 | 間接FK | 5 |
2 | オフサイド | 5 |
0 | PK | 1 |
試合データ
- 入場者数
- 17,295人
- 天候
- 曇のち晴、弱風
気温 10.2℃ / 湿度 57.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 吉田 寿光
- 副審
-
山内 宏志
今岡 洋二 - 第4の審判員
- 堀越 雅弘