試合結果
Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第7節

鹿島アントラーズ
- 16' 土居 聖真
- 26' 赤崎 秀平
- 90'+3 遠藤 康
試合終了
3-0
2前半0
1後半0

清水エスパルス
試合経過
豊川 雄太 | ![]() |
11' | ||
土居 聖真 | ![]() |
16' | ||
赤崎 秀平 | ![]() |
26' | ||
昌子 源 | ![]() |
43' | ||
62' | ![]() |
石毛 秀樹 → 村田 和哉 | ||
豊川 雄太 → カイオ | ![]() |
64' | ||
梅鉢 貴秀 → 小笠原 満男 | ![]() |
64' | ||
65' | ![]() |
吉田 豊 | ||
68' | ![]() |
竹内 涼 → 金子 翔太 | ||
73' | ![]() |
ヤコヴィッチ | ||
赤崎 秀平 → ダヴィ | ![]() |
78' | ||
85' | ![]() |
高木 俊幸 → 廣井 友信 | ||
遠藤 康 | ![]() |
90'+3 |
鹿島、3点差勝利で意地を見せるも、決勝トーナメント進出ならず。
5月28日に行われたヤマザキナビスコカップA組第6節の神戸戦で0-3と完敗し、2連敗でA組6位に転落した鹿島が、ワールドカップ中断前最後の一戦に臨んだ。カシマスタジアムで行われた第7節で清水エスパルスと対戦し、土居と赤崎、遠藤の得点で3-0と快勝したが、他試合の結果により、ヤマザキナビスコカップ決勝トーナメント進出はならなかった。
鹿島はボランチに梅鉢、左サイドハーフに豊川、そして1トップに赤崎が入り、先発11人の平均年齢が23.18歳という若いメンバーで試合に臨んだ。3点差以上で勝利を収めなければ、その時点で予選敗退となる鹿島は、16分に幸先よく先制点を奪う。土居がペナルティーエリア手前、右側でボールを持つと、鋭い切り返しで相手DFをかわし、右足を一閃。アウトサイドにかかってスライス気味の軌道を描いたミドルシュートが、左サイドネットに突き刺さった。
公式戦3試合ぶりに先制した鹿島は、20分にもカウンターからチャンスを演出し、遠藤が蹴り込んだスルーパスに土居が飛び込んであわやという場面を作るなど、清水ゴールに迫っていく。追加点は26分に生まれた。右サイドからの展開で、ペナルティーエリア手前へ差し掛かった柴崎が、左足で巧みなスルーパス。持ち前の動き出しで最終ラインの背後を取った赤崎が、相手GKとの一対一を冷静に制し、右足シュートをゴール左隅へ沈めた。
鹿島は2点をリードし、落ち着いてパスを回し、ボールをキープする。30分には右サイドをオーバーラップした伊東のクロスを、赤崎がジャンピングボレーで合わせたが、枠の上へ外れた。鹿島は42分、ペナルティーエリア内で相手のシュートブロックを試みた昌子がハンドを取られてPKを与えてしまうが、相手のシュートが外れ、失点を逃れた。前半は2-0で終了した。
3点目を目指す鹿島は後半、圧倒的に攻勢をかけ、清水ゴールを脅かしていく。48分には、梅鉢がペナルティーエリア手前から狙いすましたミドルシュートを放ったが、わずかに枠の右へ。65分には、左サイド深くで球際の粘りを見せた赤崎が、ペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。遠藤がゴールを狙ったが、左足から放たれたグラウンダーのシュートは枠の左へ外れてしまった。
絶好機を逃したが、72分に土居、77分に赤崎がミドルシュートを放つなど、積極的に追加点を狙う。83分には、途中出場のダヴィが右サイドからの強引な突破でペナルティーエリアへ進入。シュートは相手GKに阻まれてしまった。攻撃の手を緩めない鹿島は、84分にダヴィが右サイドからのクロスをニアサイドで合わせたものの、枠のわずかに右へ外れた。88分には、ダヴィが左サイド深くに進入し、中央へクロスを送る。フリーの柴崎が右足で合わせたが、右ポストを直撃して得点ならず。再三の決定機を活かせない、もどかしい展開となった。
それでも鹿島は、後半アディショナルタイムに3点目を奪ってみせる。93分、昌子が左サイドを駆け上がって最終ラインの背後を取ると、中央へのクロスに遠藤が詰めて、左足シュートでゴールネットを揺らした。
試合は3-0で終了。公式戦7試合ぶりに複数得点を奪った鹿島が、ホームで快勝した。鹿島は勝点を9に伸ばしたものの、他会場の結果、2位浮上は叶わず、9年ぶりの予選敗退が決まってしまった。次戦は7月12日、カシマスタジアムで開催される天皇杯2回戦だ。J1再開は7月19日、アウェイで行われるJ1第15節のFC東京戦となる。ワールドカップによる約1か月半の公式戦中断期間を経て、残り2つのタイトル獲得を目指す戦いが始まる。
【この試合のトピックス】
・3月23日のJ1第4節C大阪戦以来の先発出場を果たした豊川が、A契約締結条件の公式戦通算450分出場を達成した。
・赤崎が公式戦3試合ぶりに先発出場。公式戦3得点目を挙げた。
・梅鉢が今季の公式戦2試合目の先発を果たした。前回は5月6日に行われたJ1第12節の名古屋戦だった。
・土居が今季の公式戦5得点目を記録した。
・遠藤が今季の公式戦6得点目を挙げた。
・1992年生まれの昌子、柴崎、梅鉢、土居が、公式戦初の先発揃い踏みを果たした。
・1994年生まれで同じ大津高校出身の植田と豊川が、公式戦で初めて同時に先発出場した。
・中田が公式戦3試合ぶりのベンチ入りを果たした。
5月28日に行われたヤマザキナビスコカップA組第6節の神戸戦で0-3と完敗し、2連敗でA組6位に転落した鹿島が、ワールドカップ中断前最後の一戦に臨んだ。カシマスタジアムで行われた第7節で清水エスパルスと対戦し、土居と赤崎、遠藤の得点で3-0と快勝したが、他試合の結果により、ヤマザキナビスコカップ決勝トーナメント進出はならなかった。
鹿島はボランチに梅鉢、左サイドハーフに豊川、そして1トップに赤崎が入り、先発11人の平均年齢が23.18歳という若いメンバーで試合に臨んだ。3点差以上で勝利を収めなければ、その時点で予選敗退となる鹿島は、16分に幸先よく先制点を奪う。土居がペナルティーエリア手前、右側でボールを持つと、鋭い切り返しで相手DFをかわし、右足を一閃。アウトサイドにかかってスライス気味の軌道を描いたミドルシュートが、左サイドネットに突き刺さった。
公式戦3試合ぶりに先制した鹿島は、20分にもカウンターからチャンスを演出し、遠藤が蹴り込んだスルーパスに土居が飛び込んであわやという場面を作るなど、清水ゴールに迫っていく。追加点は26分に生まれた。右サイドからの展開で、ペナルティーエリア手前へ差し掛かった柴崎が、左足で巧みなスルーパス。持ち前の動き出しで最終ラインの背後を取った赤崎が、相手GKとの一対一を冷静に制し、右足シュートをゴール左隅へ沈めた。
鹿島は2点をリードし、落ち着いてパスを回し、ボールをキープする。30分には右サイドをオーバーラップした伊東のクロスを、赤崎がジャンピングボレーで合わせたが、枠の上へ外れた。鹿島は42分、ペナルティーエリア内で相手のシュートブロックを試みた昌子がハンドを取られてPKを与えてしまうが、相手のシュートが外れ、失点を逃れた。前半は2-0で終了した。
3点目を目指す鹿島は後半、圧倒的に攻勢をかけ、清水ゴールを脅かしていく。48分には、梅鉢がペナルティーエリア手前から狙いすましたミドルシュートを放ったが、わずかに枠の右へ。65分には、左サイド深くで球際の粘りを見せた赤崎が、ペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。遠藤がゴールを狙ったが、左足から放たれたグラウンダーのシュートは枠の左へ外れてしまった。
絶好機を逃したが、72分に土居、77分に赤崎がミドルシュートを放つなど、積極的に追加点を狙う。83分には、途中出場のダヴィが右サイドからの強引な突破でペナルティーエリアへ進入。シュートは相手GKに阻まれてしまった。攻撃の手を緩めない鹿島は、84分にダヴィが右サイドからのクロスをニアサイドで合わせたものの、枠のわずかに右へ外れた。88分には、ダヴィが左サイド深くに進入し、中央へクロスを送る。フリーの柴崎が右足で合わせたが、右ポストを直撃して得点ならず。再三の決定機を活かせない、もどかしい展開となった。
それでも鹿島は、後半アディショナルタイムに3点目を奪ってみせる。93分、昌子が左サイドを駆け上がって最終ラインの背後を取ると、中央へのクロスに遠藤が詰めて、左足シュートでゴールネットを揺らした。
試合は3-0で終了。公式戦7試合ぶりに複数得点を奪った鹿島が、ホームで快勝した。鹿島は勝点を9に伸ばしたものの、他会場の結果、2位浮上は叶わず、9年ぶりの予選敗退が決まってしまった。次戦は7月12日、カシマスタジアムで開催される天皇杯2回戦だ。J1再開は7月19日、アウェイで行われるJ1第15節のFC東京戦となる。ワールドカップによる約1か月半の公式戦中断期間を経て、残り2つのタイトル獲得を目指す戦いが始まる。
【この試合のトピックス】
・3月23日のJ1第4節C大阪戦以来の先発出場を果たした豊川が、A契約締結条件の公式戦通算450分出場を達成した。
・赤崎が公式戦3試合ぶりに先発出場。公式戦3得点目を挙げた。
・梅鉢が今季の公式戦2試合目の先発を果たした。前回は5月6日に行われたJ1第12節の名古屋戦だった。
・土居が今季の公式戦5得点目を記録した。
・遠藤が今季の公式戦6得点目を挙げた。
・1992年生まれの昌子、柴崎、梅鉢、土居が、公式戦初の先発揃い踏みを果たした。
・1994年生まれで同じ大津高校出身の植田と豊川が、公式戦で初めて同時に先発出場した。
・中田が公式戦3試合ぶりのベンチ入りを果たした。
スタッツ
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
17 | シュート | 8 |
10 | GK | 18 |
5 | CK | 3 |
16 | 直接FK | 12 |
4 | 間接FK | 4 |
4 | オフサイド | 4 |
1 | PK | 1 |
試合データ
- 入場者数
- 10,667人
- 天候
- 晴、弱風
気温 28.4℃ / 湿度 51.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 扇谷 健司
- 副審
-
木川田 博信
伊東 知哉 - 第4の審判員
- 塚越 由貴