試合結果
2014Jリーグ ディビジョン1 第15節

FC東京
- 60' 三田 啓貴
試合終了
1-1
0前半0
1後半1

鹿島アントラーズ
- 86' 豊川 雄太
試合経過
4' | ![]() |
昌子 源 | ||
10' | ![]() |
ダヴィ | ||
25' | ![]() |
小笠原 満男 | ||
三田 啓貴 | ![]() |
36' | ||
河野 広貴 → 東 慶悟 | ![]() |
56' | ||
三田 啓貴 | ![]() |
60' | ||
69' | ![]() |
遠藤 康 → 野沢 拓也 | ||
武藤 嘉紀 | ![]() |
74' | ||
77' | ![]() |
カイオ → 豊川 雄太 | ||
81' | ![]() |
小笠原 満男 → ルイス アルベルト | ||
エドゥー → 平山 相太 | ![]() |
84' | ||
86' | ![]() |
豊川 雄太 | ||
三田 啓貴 → 羽生 直剛 | ![]() |
90' | ||
90'+5 | ![]() |
ルイス アルベルト | ||
米本 拓司 | ![]() |
90'+8 |
途中出場の豊川が同点弾。鹿島、アウェイでFC東京と痛み分け
先週末、天皇杯2回戦でソニー仙台にPK戦の末に屈し、20年ぶりの初戦敗退が決まった鹿島が、リーグ戦再開を告げる一戦に臨んだ。味の素スタジアムで行われたJ1第15節でFC東京と対戦すると、60分に先制されたものの86分に豊川が同点弾を挙げ、1-1で引き分けた。
鹿島はセンターバックに昌子が入り、中断明け初出場で公式戦2試合ぶりの先発復帰を果たした。前半は拮抗した展開となり、互いに決定機を作ることなく時間が推移。次第に雨足が強まる中、14分にカイオが左サイドから中央へカットインしてシュートを放ったが、相手DFにブロックされた。16分には、縦パスを受けた土居が巧みな反転を見せ、前を向いてカイオへスルーパスを送ったものの、相手DFにカバーされてチャンスを生み出せなかった。
鹿島は17分、FC東京の米本にミドルシュートを許したが、DFに当たってコースを変えたボールに曽ヶ端が冷静に反応し、弾き出した。30分には左サイドの背後を取られたものの、山本が落ち着いてカバーに入り、ペナルティーエリア内でボールを奪ってピンチを脱した。さらに33分には、右サイドを崩されて中央へグラウンダーのクロスを蹴り込まれ、フリーのエドゥーにシュートを打たれたが、枠の上へ外れて肝を冷やした。
45分、鹿島はペナルティーエリア手前でボールを持った土居がドリブルで中央へ切り込み、左足を一閃。鋭いミドルシュートが飛んだが、惜しくも枠の左へ外れた。前半終了間際に得点の可能性を感じさせるチャンスを作り、スコアレスでハーフタイムを迎えた。
先制を目指す鹿島は47分、左サイドで得た小笠原がFKを蹴り込むと、ボールは相手の最終ラインとGKの間に飛び、複数の選手が飛び込んだが、合わせることはできなかった。52分には、ゴール正面やや右側でのFKを柴崎が直接狙ったものの、枠の右上へ外れた。少しずつ得点の予感が漂い始めた鹿島は59分、左サイドからのクロスにファーサイドのダヴィが飛び込むと、こぼれ球がゴール前に浮き上がり、最後は相手DFがゴールラインの外にヘディングでクリア。CKを得たかに思われたが、判定はFC東京ボール。直後に前方へ蹴り出されて自陣に進入されると、カウンターを受ける格好となる。一度は攻撃を遅らせたものの、植田のクリアを三田に拾われ、左足シュートを決められてしまった。
1点ビハインドとなった鹿島は64分、ペナルティーエリア手前でこぼれ球に反応した柴崎が狙いすました右足シュートを放ったが、ボールはクロスバーを直撃し、枠を越えた。トニーニョ セレーゾ監督は69分に野沢を投入し、攻撃の活性化を図る。交代後に最初のプレーで野沢が放った直接FKは枠を外れたが、77分に豊川を投入してさらに攻勢をかけていった。78分に中盤のスペースを突かれて曽ヶ端と武藤が一対一となるピンチを迎えたものの、守護神が冷静にシュートを弾き出し、追加点を許さない。80分には、小笠原が出した浮き球のパスに豊川が反応し、前へ出てきた相手GKとともにボールへ飛び込む。混戦の中からこぼれたボールがゴールに転がり込んだが、豊川のハンドを取られて得点は認められなかった。
攻勢をかけながら、同点に追いつけないまま終盤へ。残り5分を切った86分、待望の同点弾が記録された。左サイドからのフィードをダヴィが落とし、豊川が右足で放ったシュートは相手DFにブロックされたが、こぼれ球を拾った西が右サイドからクロス。中央で混戦となり、相手のクリアに反応した豊川が左足を振り抜くと、ボレーシュートがゴールに吸い込まれた。
終盤の同点弾で勢いづく鹿島は、途中出場のルイス アルベルトが95分に一発退場となる場面もあったものの、アディショナルタイムにもカウンターからゴールを脅かすなど、逆転弾を目指した。しかし、次の1点は生まれなかった。試合は1-1で終了し、勝点1を得る結果に終わった。鹿島は今季の公式戦初の引き分けで、リーグ戦の成績は8勝1分6敗。15試合を終え、勝点は25となっている。次戦は中3日で行われるJ1第16節、大宮アルディージャ戦だ。ホーム・カシマスタジアムでの一戦を制し、上位進出のために勝点を伸ばしていきたい。
【この試合のトピックス】
・今季の公式戦で初めて引き分けた。リーグ戦では、2013年7月31日の第18節名古屋戦(1-3で敗戦)から31試合連続で勝敗が決しており、今節が32試合ぶりの引き分けだった。
・リーグでのFC東京戦は、2008年10月26日の第30節以来9試合負けなし。
・途中出場の豊川は、6月1日のヤマザキナビスコカップA組第7節清水戦以来、公式戦2試合ぶりにピッチに立ち、リーグ戦2得点目を挙げた。
・昌子が公式戦2試合ぶりに先発復帰。フル出場を果たした。
・野沢がリーグ戦では3試合ぶりの出場を果たした。
・西が今季のリーグ戦3試合目の先発となり、フル出場を果たした。
先週末、天皇杯2回戦でソニー仙台にPK戦の末に屈し、20年ぶりの初戦敗退が決まった鹿島が、リーグ戦再開を告げる一戦に臨んだ。味の素スタジアムで行われたJ1第15節でFC東京と対戦すると、60分に先制されたものの86分に豊川が同点弾を挙げ、1-1で引き分けた。
鹿島はセンターバックに昌子が入り、中断明け初出場で公式戦2試合ぶりの先発復帰を果たした。前半は拮抗した展開となり、互いに決定機を作ることなく時間が推移。次第に雨足が強まる中、14分にカイオが左サイドから中央へカットインしてシュートを放ったが、相手DFにブロックされた。16分には、縦パスを受けた土居が巧みな反転を見せ、前を向いてカイオへスルーパスを送ったものの、相手DFにカバーされてチャンスを生み出せなかった。
鹿島は17分、FC東京の米本にミドルシュートを許したが、DFに当たってコースを変えたボールに曽ヶ端が冷静に反応し、弾き出した。30分には左サイドの背後を取られたものの、山本が落ち着いてカバーに入り、ペナルティーエリア内でボールを奪ってピンチを脱した。さらに33分には、右サイドを崩されて中央へグラウンダーのクロスを蹴り込まれ、フリーのエドゥーにシュートを打たれたが、枠の上へ外れて肝を冷やした。
45分、鹿島はペナルティーエリア手前でボールを持った土居がドリブルで中央へ切り込み、左足を一閃。鋭いミドルシュートが飛んだが、惜しくも枠の左へ外れた。前半終了間際に得点の可能性を感じさせるチャンスを作り、スコアレスでハーフタイムを迎えた。
先制を目指す鹿島は47分、左サイドで得た小笠原がFKを蹴り込むと、ボールは相手の最終ラインとGKの間に飛び、複数の選手が飛び込んだが、合わせることはできなかった。52分には、ゴール正面やや右側でのFKを柴崎が直接狙ったものの、枠の右上へ外れた。少しずつ得点の予感が漂い始めた鹿島は59分、左サイドからのクロスにファーサイドのダヴィが飛び込むと、こぼれ球がゴール前に浮き上がり、最後は相手DFがゴールラインの外にヘディングでクリア。CKを得たかに思われたが、判定はFC東京ボール。直後に前方へ蹴り出されて自陣に進入されると、カウンターを受ける格好となる。一度は攻撃を遅らせたものの、植田のクリアを三田に拾われ、左足シュートを決められてしまった。
1点ビハインドとなった鹿島は64分、ペナルティーエリア手前でこぼれ球に反応した柴崎が狙いすました右足シュートを放ったが、ボールはクロスバーを直撃し、枠を越えた。トニーニョ セレーゾ監督は69分に野沢を投入し、攻撃の活性化を図る。交代後に最初のプレーで野沢が放った直接FKは枠を外れたが、77分に豊川を投入してさらに攻勢をかけていった。78分に中盤のスペースを突かれて曽ヶ端と武藤が一対一となるピンチを迎えたものの、守護神が冷静にシュートを弾き出し、追加点を許さない。80分には、小笠原が出した浮き球のパスに豊川が反応し、前へ出てきた相手GKとともにボールへ飛び込む。混戦の中からこぼれたボールがゴールに転がり込んだが、豊川のハンドを取られて得点は認められなかった。
攻勢をかけながら、同点に追いつけないまま終盤へ。残り5分を切った86分、待望の同点弾が記録された。左サイドからのフィードをダヴィが落とし、豊川が右足で放ったシュートは相手DFにブロックされたが、こぼれ球を拾った西が右サイドからクロス。中央で混戦となり、相手のクリアに反応した豊川が左足を振り抜くと、ボレーシュートがゴールに吸い込まれた。
終盤の同点弾で勢いづく鹿島は、途中出場のルイス アルベルトが95分に一発退場となる場面もあったものの、アディショナルタイムにもカウンターからゴールを脅かすなど、逆転弾を目指した。しかし、次の1点は生まれなかった。試合は1-1で終了し、勝点1を得る結果に終わった。鹿島は今季の公式戦初の引き分けで、リーグ戦の成績は8勝1分6敗。15試合を終え、勝点は25となっている。次戦は中3日で行われるJ1第16節、大宮アルディージャ戦だ。ホーム・カシマスタジアムでの一戦を制し、上位進出のために勝点を伸ばしていきたい。
【この試合のトピックス】
・今季の公式戦で初めて引き分けた。リーグ戦では、2013年7月31日の第18節名古屋戦(1-3で敗戦)から31試合連続で勝敗が決しており、今節が32試合ぶりの引き分けだった。
・リーグでのFC東京戦は、2008年10月26日の第30節以来9試合負けなし。
・途中出場の豊川は、6月1日のヤマザキナビスコカップA組第7節清水戦以来、公式戦2試合ぶりにピッチに立ち、リーグ戦2得点目を挙げた。
・昌子が公式戦2試合ぶりに先発復帰。フル出場を果たした。
・野沢がリーグ戦では3試合ぶりの出場を果たした。
・西が今季のリーグ戦3試合目の先発となり、フル出場を果たした。
スタッツ
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|
---|---|---|
6 | シュート | 13 |
13 | GK | 8 |
2 | CK | 3 |
17 | 直接FK | 20 |
1 | 間接FK | 2 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 27,387人
- 天候
- 曇一時雨、無風
気温 24.1℃ / 湿度 82.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 山本 雄大
- 副審
-
名木 利幸
武田 光晴 - 第4の審判員
- 堀越 雅弘