試合結果
2014Jリーグ ディビジョン1 第29節

ヴィッセル神戸
試合終了
0-0
0前半0
0後半0

鹿島アントラーズ
試合経過
増川 隆洋 | ![]() |
61' | ||
シンプリシオ → 橋本 英郎 | ![]() |
62' | ||
74' | ![]() |
豊川 雄太 → カイオ | ||
75' | ![]() |
赤崎 秀平 → 中村 充孝 | ||
マルキーニョス | ![]() |
77' | ||
80' | ![]() |
遠藤 康 → ジョルジ ワグネル | ||
森岡 亮太 → 枝村 匠馬 | ![]() |
83' | ||
小川 慶治朗 → 石津 大介 | ![]() |
90' |
鹿島、アウェイで神戸とスコアレスドロー。リーグ戦3試合勝利なし。
18日にカシマスタジアムで行われた柏戦で2-3と痛恨の逆転負けを喫し、2連敗で4位に転落した鹿島が中3日でのアウェイゲームに臨んだ。ヴィッセル神戸と対戦したJ1第29節は、攻勢こそかけたが決定機を作れず、スコアレスドロー。勝点1を積み上げるにとどまった。
連敗ストップを懸ける鹿島は、前節で負傷したダヴィに代わって赤崎が1トップで先発し、豊川が左サイドハーフに入って約3か月ぶりにスターティングメンバーに名を連ねた。ピッチが可変式の屋根に覆われた中で始まった一戦。赤崎が積極的に最終ラインの背後を狙い、ボールを引き出す動きを見せる。立ち上がりは互いにチャンスの数が少なく、神戸の激しいプレスもあって拮抗した展開となった。攻め込まれる場面も訪れたが、曽ヶ端が冷静な反応でボールを弾き出して得点を許さない。
なかなか決定機を作れない鹿島は26分、中盤で前を向いた柴崎がドリブルでスピードを上げると、左前方でボールを呼び込んだ赤崎へスルーパスを供給。赤崎はペナルティーエリア内に入ってボールに追いつき、相手GKをかわしたものの倒れ、笛もならず。シュートまで持ち込むことはできなかった。前半最大のチャンスは41分、右サイドでのパス交換から遠藤がボールを持つと、左サイドの背後に広大に空いたスペースへ浮き球のパスを送る。走り込んでいた山本が頭で折り返すと、中央へ飛び込んだ豊川がダイレクトで合わせたが、シュートは惜しくも枠の上へ飛んだ。
前半をスコアレスで終え、後半に勝負をかける鹿島。前半同様、柴崎が中盤のスペースを自在に使ってパス回しの中心となり、ボールポゼッション率を高めていく。しかし、ゴールを脅かす場面は生まれない。51分に柴崎が放ったミドルシュートは相手DFにブロックされ、54分にもペナルティーエリア右手前から土居がスルーパスを繰り出し、遠藤が最終ラインの背後を取ったものの、中央への折り返しがシュートに結びつくことはなかった。
結果的にこの試合唯一とも言える決定機は59分。自陣左サイドでのボール奪取からカウンターを仕掛け、中盤で前を向いた土居が右サイドのオープンスペースへ展開する。西を経由して縦パスを受けた遠藤が中央へ折り返すと、走り込んでいた豊川が右足ダイレクトで合わせたが、惜しくも右ポストを直撃してしまった。
足場の悪いピッチコンディションのもと、激しいボディコンタクトの応酬となったタフな試合。トニーニョ セレーゾ監督は74分にカイオ、75分に中村、そして80分にジョルジ ワグネルを投入して前線の活性化を図る。しかし、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。81分にはペドロ ジュニオールにペナルティーエリア内へ入られ、曽ヶ端もかわされてシュートを打たれたが、サイドネットに外れて事なきを得た。試合は0-0で終了。スコアレスドローに終わり、鹿島は勝点1を積み上げるにとどまった。
鹿島は勝点を50に伸ばしたものの、3試合勝利から遠ざかってしまった。順位は依然として4位で、残りは5試合。次節はいよいよ首位との大一番だ。26日に行われる第30節、浦和レッズ戦に逆転優勝の望みを懸けることとなる。浦和との勝点差は7の開きがある。頂点に立つ資格を得るためには、直接対決を制するしかない。今季の行方を決定付ける大一番、1人でも多くのサポーターに足を運んでもらいたい。真っ赤に染まったカシマスタジアムで勝利の凱歌を上げるために。中3日、最善の準備をして決戦に臨む。
【この試合のトピックス】
・今季のリーグ戦で無得点に終わったのは、第4節のC大阪戦、第11節の柏戦に続いて3試合目だった。
・今季のリーグ戦で10回目の無失点試合だった。前回は第26節の徳島戦。
・豊川が先発出場を果たした。リーグ戦でのスターティングメンバー入りは7月27日に行われた第17節の浦和戦以来、今季6試合目だった。
・赤崎が2試合ぶりに先発出場した。
・中村が4試合連続で途中出場した。
18日にカシマスタジアムで行われた柏戦で2-3と痛恨の逆転負けを喫し、2連敗で4位に転落した鹿島が中3日でのアウェイゲームに臨んだ。ヴィッセル神戸と対戦したJ1第29節は、攻勢こそかけたが決定機を作れず、スコアレスドロー。勝点1を積み上げるにとどまった。
連敗ストップを懸ける鹿島は、前節で負傷したダヴィに代わって赤崎が1トップで先発し、豊川が左サイドハーフに入って約3か月ぶりにスターティングメンバーに名を連ねた。ピッチが可変式の屋根に覆われた中で始まった一戦。赤崎が積極的に最終ラインの背後を狙い、ボールを引き出す動きを見せる。立ち上がりは互いにチャンスの数が少なく、神戸の激しいプレスもあって拮抗した展開となった。攻め込まれる場面も訪れたが、曽ヶ端が冷静な反応でボールを弾き出して得点を許さない。
なかなか決定機を作れない鹿島は26分、中盤で前を向いた柴崎がドリブルでスピードを上げると、左前方でボールを呼び込んだ赤崎へスルーパスを供給。赤崎はペナルティーエリア内に入ってボールに追いつき、相手GKをかわしたものの倒れ、笛もならず。シュートまで持ち込むことはできなかった。前半最大のチャンスは41分、右サイドでのパス交換から遠藤がボールを持つと、左サイドの背後に広大に空いたスペースへ浮き球のパスを送る。走り込んでいた山本が頭で折り返すと、中央へ飛び込んだ豊川がダイレクトで合わせたが、シュートは惜しくも枠の上へ飛んだ。
前半をスコアレスで終え、後半に勝負をかける鹿島。前半同様、柴崎が中盤のスペースを自在に使ってパス回しの中心となり、ボールポゼッション率を高めていく。しかし、ゴールを脅かす場面は生まれない。51分に柴崎が放ったミドルシュートは相手DFにブロックされ、54分にもペナルティーエリア右手前から土居がスルーパスを繰り出し、遠藤が最終ラインの背後を取ったものの、中央への折り返しがシュートに結びつくことはなかった。
結果的にこの試合唯一とも言える決定機は59分。自陣左サイドでのボール奪取からカウンターを仕掛け、中盤で前を向いた土居が右サイドのオープンスペースへ展開する。西を経由して縦パスを受けた遠藤が中央へ折り返すと、走り込んでいた豊川が右足ダイレクトで合わせたが、惜しくも右ポストを直撃してしまった。
足場の悪いピッチコンディションのもと、激しいボディコンタクトの応酬となったタフな試合。トニーニョ セレーゾ監督は74分にカイオ、75分に中村、そして80分にジョルジ ワグネルを投入して前線の活性化を図る。しかし、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。81分にはペドロ ジュニオールにペナルティーエリア内へ入られ、曽ヶ端もかわされてシュートを打たれたが、サイドネットに外れて事なきを得た。試合は0-0で終了。スコアレスドローに終わり、鹿島は勝点1を積み上げるにとどまった。
鹿島は勝点を50に伸ばしたものの、3試合勝利から遠ざかってしまった。順位は依然として4位で、残りは5試合。次節はいよいよ首位との大一番だ。26日に行われる第30節、浦和レッズ戦に逆転優勝の望みを懸けることとなる。浦和との勝点差は7の開きがある。頂点に立つ資格を得るためには、直接対決を制するしかない。今季の行方を決定付ける大一番、1人でも多くのサポーターに足を運んでもらいたい。真っ赤に染まったカシマスタジアムで勝利の凱歌を上げるために。中3日、最善の準備をして決戦に臨む。
【この試合のトピックス】
・今季のリーグ戦で無得点に終わったのは、第4節のC大阪戦、第11節の柏戦に続いて3試合目だった。
・今季のリーグ戦で10回目の無失点試合だった。前回は第26節の徳島戦。
・豊川が先発出場を果たした。リーグ戦でのスターティングメンバー入りは7月27日に行われた第17節の浦和戦以来、今季6試合目だった。
・赤崎が2試合ぶりに先発出場した。
・中村が4試合連続で途中出場した。
スタッツ
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---|---|---|
10 | シュート | 14 |
14 | GK | 8 |
2 | CK | 6 |
9 | 直接FK | 17 |
2 | 間接FK | 2 |
2 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 9,375人
- 天候
- 屋内、無風
気温 21.1℃ / 湿度 53.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 今村 義朗
- 副審
-
数原 武志
小椋 剛 - 第4の審判員
- 武部 陽介