試合結果
2014Jリーグ ディビジョン1 第21節
清水エスパルス
- 31' 大前 元紀
試合終了
1-3
1前半0
0後半3
鹿島アントラーズ
- 61' 小笠原 満男
- 68' 小笠原 満男
- 72' ダヴィ
試合経過
21' | 小笠原 満男 | |||
大前 元紀 | 31' | |||
34' | 土居 聖真 | |||
44' | 昌子 源 | |||
45'+2 | 植田 直通 | |||
イ キジェ | 46' | |||
55' | 中村 充孝 → 遠藤 康 | |||
吉田 豊 | 59' | |||
61' | 小笠原 満男 | |||
63' | 植田 直通 | |||
63' | 植田 直通 | |||
65' | カイオ → 山村 和也 | |||
イ キジェ | 66' | |||
68' | 小笠原 満男 | |||
72' | ダヴィ | |||
本田 拓也 → 村田 和哉 | 73' | |||
石毛 秀樹 → 高木 俊幸 | 78' | |||
86' | 小笠原 満男 → ルイス アルベルト | |||
大前 元紀 → 瀬沼 優司 | 87' | |||
90'+3 | 遠藤 康 | |||
ノヴァコヴィッチ | 90'+5 |
小笠原が2得点を挙げ、J1新記録樹立!鹿島がアウェイで清水を撃破、逆転勝利で4連勝!
先週末の甲府戦、開始直後に柴崎が放った強烈なロングシュートで先制し、1点を守りきって完封勝利を収めた鹿島が、リーグ7試合負けなしでアウェイゲームに臨んだ。第21節で清水と対戦すると、前半に先制を許したものの、後半に小笠原が2得点を挙げて逆転し、ダヴィが3点目を決めて3-1で勝利を収めた。これでリーグ戦4連勝となった。
鹿島は植田が2試合ぶりに先発復帰し、センターバックに入った。今季初の4連勝を目指す鹿島は立ち上がりから両サイドを広く使って攻撃を仕掛け、先制点を狙う。11分には、右サイドのカイオが浮き球のパスを最終ラインの背後へ送り、オーバーラップした西が中央へクロス。こぼれ球に小笠原が反応して右足で合わせたが、シュートは相手DFにブロックされた。23分には、自陣からのカウンターで柴崎が中盤を抜け出し、右サイドへ展開する。パスを受けたカイオがクロスを上げると、ファーサイドに流れたボールをダヴィが拾い、角度のないところから左足シュートを放ったが、惜しくも左ポストを直撃して先制とはならなかった。
均衡を破ったのは清水だった。31分、浮き球のパスをペナルティーエリア内へ入れられ、ノヴァコヴィッチにヘディングで折り返されると、石毛を経由したボールを大前に蹴り込まれ、鹿島は先制を許してしまった。ファウルでプレーが止まる場面が多く、なかなかリズムに乗れない鹿島は、1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。
後半開始早々の47分、鹿島はいきなり決定機を作り出した。右サイドからのFKを小笠原が蹴り込み、ファーサイドへ流れたところにダヴィが反応してシュートを放つ。ペナルティーエリア内で混戦となり、こぼれ球をカイオが拾って右足ボレーシュートを打つと、強烈なボールはゴール右角のポストを弾かれてしまった。
鹿島は55分に遠藤を投入し、攻撃陣のテコ入れを図る。待望の同点弾は61分、キャプテンの右足から生まれた。カイオがペナルティーエリア内で倒されて得たPKを、小笠原がゴール右隅へ冷静に突き刺した。J1新記録となる16シーズン連続得点で、鹿島がスコアをタイに戻した。
試合はここから荒れ模様となった。同点弾からわずか2分後の63分、植田がこの日2枚目のイエローカードを受け、退場処分となってしまう。10人での戦いを強いられた鹿島は、すぐに山村を投入。最終ラインを整備して、数的不利の中で逆転弾を目指した。すると66分、遠藤がペナルティーエリア手前でファウルを受け、今度は清水のイ キジェがレッドカードで一発退場となった。そして、直後のFKから逆転弾が記録された。小笠原が右足を振り抜くと、鮮やかな軌道を描いたボールがゴール右隅に決まった。
逆転を果たした鹿島は72分、左サイドでボールをキープした土居からのパスを受けた遠藤が正確なクロスを送ると、ダヴィがヘディングシュートを決め、3点目。リードを2点に広げた。
両チームに退場者が出る乱戦となったが、鹿島は冷静な試合運びで清水に反撃を許さず、3-1で逆転勝利。今季初の4連勝を達成し、勝点を39に伸ばして3位に浮上した。首位・浦和との勝点差は2、2位の鳥栖とは1差だ。いよいよ上位を射程圏内に捉えた鹿島は次節、カシマスタジアムでFC東京戦に臨む。8月反攻を締めくくる5戦目は、植田と遠藤、そして小笠原を出場停止で欠くこととなるが、チーム一丸となってサポーターとともに勝利を掴み、連勝をさらに伸ばさなければならない。
【この試合のトピックス】
・今季初、2011年以来のリーグ戦4連勝を果たした。なお前回は、2011年7月31日の第19節C大阪戦からの4試合で記録している。
・リーグ戦でのアウェイ清水戦勝利は、2007年4月21日に行われた第7節以来、約7年ぶり。前回は、柳沢の2得点で2-1と競り勝った一戦だった。
・小笠原がJ1新記録となる、16シーズン連続での得点を記録した。
・小笠原がリーグ戦での直接FKからの通算得点数を15に伸ばし、歴代3位タイに浮上した。
・小笠原のリーグ戦での1試合2得点は、2007年8月15日の第20節、千葉戦以来。
・ダヴィが今季のリーグ戦9得点目を記録した。
・植田が2試合ぶりの先発復帰を果たした。
・梅鉢が第17節の浦和戦以来、4試合ぶりのベンチ入りを果たした。
先週末の甲府戦、開始直後に柴崎が放った強烈なロングシュートで先制し、1点を守りきって完封勝利を収めた鹿島が、リーグ7試合負けなしでアウェイゲームに臨んだ。第21節で清水と対戦すると、前半に先制を許したものの、後半に小笠原が2得点を挙げて逆転し、ダヴィが3点目を決めて3-1で勝利を収めた。これでリーグ戦4連勝となった。
鹿島は植田が2試合ぶりに先発復帰し、センターバックに入った。今季初の4連勝を目指す鹿島は立ち上がりから両サイドを広く使って攻撃を仕掛け、先制点を狙う。11分には、右サイドのカイオが浮き球のパスを最終ラインの背後へ送り、オーバーラップした西が中央へクロス。こぼれ球に小笠原が反応して右足で合わせたが、シュートは相手DFにブロックされた。23分には、自陣からのカウンターで柴崎が中盤を抜け出し、右サイドへ展開する。パスを受けたカイオがクロスを上げると、ファーサイドに流れたボールをダヴィが拾い、角度のないところから左足シュートを放ったが、惜しくも左ポストを直撃して先制とはならなかった。
均衡を破ったのは清水だった。31分、浮き球のパスをペナルティーエリア内へ入れられ、ノヴァコヴィッチにヘディングで折り返されると、石毛を経由したボールを大前に蹴り込まれ、鹿島は先制を許してしまった。ファウルでプレーが止まる場面が多く、なかなかリズムに乗れない鹿島は、1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。
後半開始早々の47分、鹿島はいきなり決定機を作り出した。右サイドからのFKを小笠原が蹴り込み、ファーサイドへ流れたところにダヴィが反応してシュートを放つ。ペナルティーエリア内で混戦となり、こぼれ球をカイオが拾って右足ボレーシュートを打つと、強烈なボールはゴール右角のポストを弾かれてしまった。
鹿島は55分に遠藤を投入し、攻撃陣のテコ入れを図る。待望の同点弾は61分、キャプテンの右足から生まれた。カイオがペナルティーエリア内で倒されて得たPKを、小笠原がゴール右隅へ冷静に突き刺した。J1新記録となる16シーズン連続得点で、鹿島がスコアをタイに戻した。
試合はここから荒れ模様となった。同点弾からわずか2分後の63分、植田がこの日2枚目のイエローカードを受け、退場処分となってしまう。10人での戦いを強いられた鹿島は、すぐに山村を投入。最終ラインを整備して、数的不利の中で逆転弾を目指した。すると66分、遠藤がペナルティーエリア手前でファウルを受け、今度は清水のイ キジェがレッドカードで一発退場となった。そして、直後のFKから逆転弾が記録された。小笠原が右足を振り抜くと、鮮やかな軌道を描いたボールがゴール右隅に決まった。
逆転を果たした鹿島は72分、左サイドでボールをキープした土居からのパスを受けた遠藤が正確なクロスを送ると、ダヴィがヘディングシュートを決め、3点目。リードを2点に広げた。
両チームに退場者が出る乱戦となったが、鹿島は冷静な試合運びで清水に反撃を許さず、3-1で逆転勝利。今季初の4連勝を達成し、勝点を39に伸ばして3位に浮上した。首位・浦和との勝点差は2、2位の鳥栖とは1差だ。いよいよ上位を射程圏内に捉えた鹿島は次節、カシマスタジアムでFC東京戦に臨む。8月反攻を締めくくる5戦目は、植田と遠藤、そして小笠原を出場停止で欠くこととなるが、チーム一丸となってサポーターとともに勝利を掴み、連勝をさらに伸ばさなければならない。
【この試合のトピックス】
・今季初、2011年以来のリーグ戦4連勝を果たした。なお前回は、2011年7月31日の第19節C大阪戦からの4試合で記録している。
・リーグ戦でのアウェイ清水戦勝利は、2007年4月21日に行われた第7節以来、約7年ぶり。前回は、柳沢の2得点で2-1と競り勝った一戦だった。
・小笠原がJ1新記録となる、16シーズン連続での得点を記録した。
・小笠原がリーグ戦での直接FKからの通算得点数を15に伸ばし、歴代3位タイに浮上した。
・小笠原のリーグ戦での1試合2得点は、2007年8月15日の第20節、千葉戦以来。
・ダヴィが今季のリーグ戦9得点目を記録した。
・植田が2試合ぶりの先発復帰を果たした。
・梅鉢が第17節の浦和戦以来、4試合ぶりのベンチ入りを果たした。
スタッツ
10 | シュート | 10 |
---|---|---|
10 | GK | 9 |
2 | CK | 1 |
19 | 直接FK | 12 |
3 | 間接FK | 5 |
2 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 1 |
試合データ
- 入場者数
- 13,447人
- 天候
- 曇、弱風
気温 22.6℃ / 湿度 92.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 井上 知大
- 副審
-
大塚 晴弘
竹田 和雄 - 第4の審判員
- 野田 祐樹