試合結果
J1リーグ 第23節
ヴァンフォーレ甲府
- 74' 阿部 吉朗
試合終了
1-1
0前半0
1後半1
鹿島アントラーズ
- 61' 田代 有三
試合経過
内山 俊彦 | 18' | |||
36' | 大迫 勇也 → 田代 有三 | |||
ダニエル | 43' | |||
井澤 惇 | 60' | |||
内山 俊彦 → 津田 琢磨 | 60' | |||
61' | 田代 有三 | |||
片桐 淳至 → 阿部 吉朗 | 65' | |||
阿部 吉朗 | 74' | |||
柏 好文 → ダヴィ | 77' | |||
80' | 興梠 慎三 → タルタ | |||
80' | 遠藤 康 → 本山 雅志 | |||
津田 琢磨 | 88' | |||
ダヴィ | 90' | |||
90' | 西 大伍 |
復帰の田代が今季8得点目を決めるも、アウェイ甲府で悔しいドロー。本山の300試合出場を祝えず。
好調の大迫を負傷退場で失ったものの、その交代でピッチに入り7月31日のC大阪戦以来の復帰を果たした田代が今季8得点目を決め、2009年以来の6連勝となるかと思われたが、鹿島はその後追いつかれ、1-1のドローに終わった。これで連勝記録は5でストップ、この試合でJ1出場300試合を達成した本山の復帰も祝うことはできなかった。
序盤、連戦の疲れが残る鹿島はあまりリスクを取らずにボールポゼッションを高める戦術を取る。対するホームの甲府も前に出てくることはなく、静かな展開となった。
やや鹿島有利な展開で進んだ前半だったが、36分、冨田との交錯プレーでここ最近好調の大迫が負傷退場すると鹿島もエンジンをかけざるを得なくなってしまう。大迫と交代したのは、2ゴールを決めた7月31日のC大阪戦以降、負傷で戦列を離れていた田代。これまた負傷を抱えながらも先発出場を果たした興梠とともに2トップを形成した。
前半は0-0のまま終わったが、後半に入るとやはり地力がある鹿島が試合の主導権を握る。そして61分、テンポの良いパスワークから遠藤のラストパスを受けた小笠原がダイレクトで強烈なミドルシュートを放つ。これは相手GK荻の好セーブに阻まれたものの、いいポジション取りをしていた田代がこぼれ球を難なく押し込み、鹿島は先制点を得る。
今季8得点目となる先制点で自らの復帰を祝う田代とともに鹿島はここからペースを上げていく。遠藤、野沢らが攻撃のリズムを作り、田代、興梠の2トップが追加点を狙い、甲府ゴールに襲いかかる。しかし得点までにはいたらず、逆に74分、市川のクロスから交代出場の阿部に同点弾を叩き込まれる。
その後、甲府に押し込まれるシーンも目立ち、連戦の疲れもあってかなかなかチャンスを作り出せない鹿島はボールをキープし続けるが、ゴールを奪うことはできない。80分、タルタ、そしてこれがJ1出場300試合となる本山を投入し、最後まで勝点3を狙うも、結局、90分の中で甲府ゴールを揺るがしたのは、田代の1点のみに終わってしまった。
このドローによりリーグ3連覇を果たした2009年以来の6連勝を逃し、連勝を5でストップしてしまった鹿島。順位は5位のままだが、9ポイント差ある上位陣との差も縮まらず、悔しい結果となった。「どんな状況でも我々は勝ち続けなければいけない。そう言った意味でも、次は非常に大事なゲーム」。試合後、次へ向けての切り替えを語ったオリヴェイラ監督だったが、選手たちにあきらめない気持ちを伝えたかったということだろう。連勝は途切れたが、負けたわけではないし、中3日という短い間隔で日曜日には福岡をカシマに迎える。気持ちを新たにして、またここからリスタートしたいところだ。
好調の大迫を負傷退場で失ったものの、その交代でピッチに入り7月31日のC大阪戦以来の復帰を果たした田代が今季8得点目を決め、2009年以来の6連勝となるかと思われたが、鹿島はその後追いつかれ、1-1のドローに終わった。これで連勝記録は5でストップ、この試合でJ1出場300試合を達成した本山の復帰も祝うことはできなかった。
序盤、連戦の疲れが残る鹿島はあまりリスクを取らずにボールポゼッションを高める戦術を取る。対するホームの甲府も前に出てくることはなく、静かな展開となった。
やや鹿島有利な展開で進んだ前半だったが、36分、冨田との交錯プレーでここ最近好調の大迫が負傷退場すると鹿島もエンジンをかけざるを得なくなってしまう。大迫と交代したのは、2ゴールを決めた7月31日のC大阪戦以降、負傷で戦列を離れていた田代。これまた負傷を抱えながらも先発出場を果たした興梠とともに2トップを形成した。
前半は0-0のまま終わったが、後半に入るとやはり地力がある鹿島が試合の主導権を握る。そして61分、テンポの良いパスワークから遠藤のラストパスを受けた小笠原がダイレクトで強烈なミドルシュートを放つ。これは相手GK荻の好セーブに阻まれたものの、いいポジション取りをしていた田代がこぼれ球を難なく押し込み、鹿島は先制点を得る。
今季8得点目となる先制点で自らの復帰を祝う田代とともに鹿島はここからペースを上げていく。遠藤、野沢らが攻撃のリズムを作り、田代、興梠の2トップが追加点を狙い、甲府ゴールに襲いかかる。しかし得点までにはいたらず、逆に74分、市川のクロスから交代出場の阿部に同点弾を叩き込まれる。
その後、甲府に押し込まれるシーンも目立ち、連戦の疲れもあってかなかなかチャンスを作り出せない鹿島はボールをキープし続けるが、ゴールを奪うことはできない。80分、タルタ、そしてこれがJ1出場300試合となる本山を投入し、最後まで勝点3を狙うも、結局、90分の中で甲府ゴールを揺るがしたのは、田代の1点のみに終わってしまった。
このドローによりリーグ3連覇を果たした2009年以来の6連勝を逃し、連勝を5でストップしてしまった鹿島。順位は5位のままだが、9ポイント差ある上位陣との差も縮まらず、悔しい結果となった。「どんな状況でも我々は勝ち続けなければいけない。そう言った意味でも、次は非常に大事なゲーム」。試合後、次へ向けての切り替えを語ったオリヴェイラ監督だったが、選手たちにあきらめない気持ちを伝えたかったということだろう。連勝は途切れたが、負けたわけではないし、中3日という短い間隔で日曜日には福岡をカシマに迎える。気持ちを新たにして、またここからリスタートしたいところだ。
スタッツ
12 | シュート | 13 |
---|---|---|
6 | GK | 6 |
5 | CK | 2 |
10 | 直接FK | 18 |
4 | 間接FK | 2 |
3 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 11,959人
- 天候
- 曇のち雨、弱風
気温 26.9℃ / 湿度 70.0% - ピッチ
- 全面良芝、水含み
- 主審
- 吉田 寿光
- 副審
-
名木 利幸
数原 武志 - 第4の審判員
- 中込 均