試合結果
2013Jリーグ ディビジョン1 第23節

清水エスパルス
- 31' ラドンチッチ
- 45' 高木 俊幸
- 49' 高木 俊幸
- 88' 高木 俊幸
試合終了
4-3
2前半2
2後半1

鹿島アントラーズ
- 1' 大迫 勇也
- 6' 山村 和也
- 68' 大迫 勇也
試合経過
1' | ![]() |
大迫 勇也 | ||
6' | ![]() |
山村 和也 | ||
8' | ![]() |
梅鉢 貴秀 | ||
20' | ![]() |
柴崎 岳 → 岩政 大樹 | ||
ラドンチッチ | ![]() |
31' | ||
吉田 豊 → 高木 俊幸 | ![]() |
35' | ||
高木 俊幸 | ![]() |
45' | ||
46' | ![]() |
梅鉢 貴秀 → 中田 浩二 | ||
高木 俊幸 | ![]() |
49' | ||
カルフィンヨンアピン | ![]() |
66' | ||
68' | ![]() |
大迫 勇也 | ||
ラドンチッチ → 伊藤 翔 | ![]() |
69' | ||
71' | ![]() |
土居 聖真 → ジュニーニョ | ||
77' | ![]() |
遠藤 康 | ||
80' | ![]() |
山村 和也 | ||
本田 拓也 | ![]() |
83' | ||
大前 元紀 → 村田 和哉 | ![]() |
87' | ||
高木 俊幸 | ![]() |
88' |
鹿島、アウェイ6連敗。大迫の2ゴールも、清水に3-4と競い負け。
前節、首位の横浜FMを破り、4位に浮上した鹿島だったが、またしてもアウェイの地で悔しい敗北を喫した。開始11秒で大迫が3戦連発となる先制弾を決めるなど、チームの大黒柱である小笠原の不在という不安材料を一掃する序盤だったが、柴崎が負傷交代してからガラリと流れが変わり、結局、3-4と打ち合いに負けてしまった。
派手な打ち合いは鹿島の見事な先制ゴールから始まった。大迫と土居とのキックオフから柴崎へボールが渡り、柴崎は右サイドの遠藤に展開する。ここで遠藤は見事なターンから吉田を抜き去り、左足アウトフロントで絶妙なクロスをゴール前へ送る。そして大迫がヨン ア ピンの背後からうまく抜けだしダイレクトで合わせ、わずか開始10秒での先制弾を決めた。
そしてそのわずか5分後、今度は遠藤のCKから山村がヘディングシュートを清水ゴールへ叩き込み、鹿島は試合開始から6分で2点のリードを奪った。
キックオフ前には累積警告での出場停止処分による小笠原の不在が大きな不安材料となっていたが、こうなると若い選手たちにも少し余裕が生まれた。しかし2連敗中の清水も大前、ラドンチッチを中心にアグレッシブに攻めてくる。すると8分、相手への不用意なチャージで小笠原の代役である梅鉢がイエローカードを受けるなど、ゲームプランに不安が生じた。
そしてそのプランが完全に崩れたのが、20分、柴崎が負傷によりピッチを去った瞬間だった。最終ラインに岩政が入り、山村がボランチへポジションを上げたが、ゲームコントローラーを失った鹿島は攻守の意識にズレがあり、31分にラドンチッチ、45分には交代で入った高木俊幸に決まられ、試合はあっさり2-2の振り出しに戻った。
後半に入り、トニーニョ セレーゾ監督は中盤に安定と落ち着きをもたらすべく、イエローカードを宣告されている梅鉢に代え、中田を投入する。これで少し鹿島にリズムが出て来たが、2点差を追いついた清水の勢いは止まらず、49分、またしても高木に決められ、2-3と逆転を許した。
しかし鹿島もまだあきらめない。中盤でのゲームメーキングができない中、遠藤の精度の高いセットプレーを武器に清水ゴールへ襲いかかる。そして68分、その遠藤のCKからヨン ア ピンのハンドを誘い、これで得たPKを大迫が冷静に決め、3-3と試合を再び振り出しに戻した。
その後、一進一退の攻防が続いたが、88分、この日絶好調の高木にハットトリックとなる決勝弾を叩き込まれ、鹿島は3-4と悔しい逆転負けを喫する。両チーム合わせて7ゴールと派手なゴールショーとなり、サッカーのスペクタクル性が存分に発揮されたゲームとはなったが、鹿島にとっては停滞アウェイ6連敗となってしまった。
小笠原の不在と柴崎の負傷交代という不運が2つ重なったことが生んだ競い負けとも言えるが、優勝を目指すにはこういう状況でもしっかりと勝点を拾っていくことが重要となる。その意味でも、まだまだこのチームは発展途上と言えるだろう。先ずは中2日となる次節のホーム柏戦で意地と成長を見せて欲しいものだ。
【この試合のトピックス】
・この日の先発11人の平均年齢は、24.64歳。
・34歳で最年長の曽ヶ端がJ1通算395試合出場を達成。節目の400試合出場まで、後5試合。
・大迫が3試合連続ゴール。先制弾と同点弾と2得点で今季リーグ戦13ゴール目。なお、先制弾は開始11秒で決めている。
・この負けにより、アウェイゲーム6連敗。
前節、首位の横浜FMを破り、4位に浮上した鹿島だったが、またしてもアウェイの地で悔しい敗北を喫した。開始11秒で大迫が3戦連発となる先制弾を決めるなど、チームの大黒柱である小笠原の不在という不安材料を一掃する序盤だったが、柴崎が負傷交代してからガラリと流れが変わり、結局、3-4と打ち合いに負けてしまった。
派手な打ち合いは鹿島の見事な先制ゴールから始まった。大迫と土居とのキックオフから柴崎へボールが渡り、柴崎は右サイドの遠藤に展開する。ここで遠藤は見事なターンから吉田を抜き去り、左足アウトフロントで絶妙なクロスをゴール前へ送る。そして大迫がヨン ア ピンの背後からうまく抜けだしダイレクトで合わせ、わずか開始10秒での先制弾を決めた。
そしてそのわずか5分後、今度は遠藤のCKから山村がヘディングシュートを清水ゴールへ叩き込み、鹿島は試合開始から6分で2点のリードを奪った。
キックオフ前には累積警告での出場停止処分による小笠原の不在が大きな不安材料となっていたが、こうなると若い選手たちにも少し余裕が生まれた。しかし2連敗中の清水も大前、ラドンチッチを中心にアグレッシブに攻めてくる。すると8分、相手への不用意なチャージで小笠原の代役である梅鉢がイエローカードを受けるなど、ゲームプランに不安が生じた。
そしてそのプランが完全に崩れたのが、20分、柴崎が負傷によりピッチを去った瞬間だった。最終ラインに岩政が入り、山村がボランチへポジションを上げたが、ゲームコントローラーを失った鹿島は攻守の意識にズレがあり、31分にラドンチッチ、45分には交代で入った高木俊幸に決まられ、試合はあっさり2-2の振り出しに戻った。
後半に入り、トニーニョ セレーゾ監督は中盤に安定と落ち着きをもたらすべく、イエローカードを宣告されている梅鉢に代え、中田を投入する。これで少し鹿島にリズムが出て来たが、2点差を追いついた清水の勢いは止まらず、49分、またしても高木に決められ、2-3と逆転を許した。
しかし鹿島もまだあきらめない。中盤でのゲームメーキングができない中、遠藤の精度の高いセットプレーを武器に清水ゴールへ襲いかかる。そして68分、その遠藤のCKからヨン ア ピンのハンドを誘い、これで得たPKを大迫が冷静に決め、3-3と試合を再び振り出しに戻した。
その後、一進一退の攻防が続いたが、88分、この日絶好調の高木にハットトリックとなる決勝弾を叩き込まれ、鹿島は3-4と悔しい逆転負けを喫する。両チーム合わせて7ゴールと派手なゴールショーとなり、サッカーのスペクタクル性が存分に発揮されたゲームとはなったが、鹿島にとっては停滞アウェイ6連敗となってしまった。
小笠原の不在と柴崎の負傷交代という不運が2つ重なったことが生んだ競い負けとも言えるが、優勝を目指すにはこういう状況でもしっかりと勝点を拾っていくことが重要となる。その意味でも、まだまだこのチームは発展途上と言えるだろう。先ずは中2日となる次節のホーム柏戦で意地と成長を見せて欲しいものだ。
【この試合のトピックス】
・この日の先発11人の平均年齢は、24.64歳。
・34歳で最年長の曽ヶ端がJ1通算395試合出場を達成。節目の400試合出場まで、後5試合。
・大迫が3試合連続ゴール。先制弾と同点弾と2得点で今季リーグ戦13ゴール目。なお、先制弾は開始11秒で決めている。
・この負けにより、アウェイゲーム6連敗。
スタッツ
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---|---|---|
13 | シュート | 13 |
9 | GK | 10 |
0 | CK | 7 |
13 | 直接FK | 13 |
2 | 間接FK | 3 |
2 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 1 |
試合データ
- 入場者数
- 9,238人
- 天候
- 晴、弱風
気温 26.1℃ / 湿度 77.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 飯田 淳平
- 副審
-
平野 伸一
川崎 秋仁 - 第4の審判員
- 唐紙 学志