試合結果
2013Jリーグ ディビジョン1 第12節

鹿島アントラーズ
- 40' 遠藤 康
- 66' 中村 充孝
- 90'+4 大迫 勇也
試合終了
3-1
1前半1
2後半0

名古屋グランパス
- 24' 小川 佳純
試合経過
西 大伍 | ![]() |
9' | ||
24' | ![]() |
小川 佳純 | ||
遠藤 康 | ![]() |
40' | ||
本山 雅志 → 中村 充孝 | ![]() |
63' | ||
中村 充孝 | ![]() |
66' | ||
72' | ![]() |
田口 泰士 → 矢野 貴章 | ||
79' | ![]() |
矢野 貴章 | ||
82' | ![]() |
ダニルソン → ヤキモフスキー | ||
西 大伍 → 山村 和也 | ![]() |
82' | ||
85' | ![]() |
玉田 圭司 → 田鍋 陵太 | ||
遠藤 康 → 本田 拓也 | ![]() |
85' | ||
大迫 勇也 | ![]() |
90'+4 |
レジェンドのジーコ氏が見守る中、中村の移籍後初ゴールや大迫のバースデー弾で鮮やかな逆転勝利!
開幕20周年を迎えて行われたJ1第12節で、鹿島は20年前の開幕カードと同じ相手である名古屋をホームに迎えた。当時、Jリーグのハットトリック第1号を達成したジーコ氏も訪れた試合は先制される展開ながら遠藤の得点で同点に追いつくと、中村の移籍後初ゴールで逆転。大迫が自身の誕生日を祝うダメ押し弾も飛び出し、3-1で快勝を収めた。
鹿島は中2日で試合に臨んだが、序盤から1週間の空きがあった名古屋を押し込む。疲労を感じさせない動きから、11分には早速大きなチャンスをつかんだ。右サイドの西が上げたボールから、大迫がドンピシャのタイミングでヘディングシュートを放つ。ボールは名古屋のGK楢崎に弾かれてしまうが、主導権を握って試合を展開した。
23分に一瞬のスキをつかれ、名古屋に先制点を許してしまうが、鹿島ペースは変わらない。40分に遠藤が中盤でボールを受けると、闘莉王をかわしてミドルシュート。コースを狙ったボールは、名手楢崎も及ばずに鮮やかにゴールネットを揺らした。
同点で迎えた後半も63分に中村を投入する交代策がズバリ的中した。直後の66分に中盤でボールを奪った柴崎が、一気にゴール前まで持ち込み、丁寧なラストパスを供給。ゴール前でボールを受けた中村が、冷静にシュートを沈めて移籍後初ゴールを記録した。
鹿島は試合をひっくり返すと、名古屋の反撃をかわしながら、好機と見極めると、一気にカウンターを仕掛けるしたたかさを見せる。後半のアディショナルタイムには、右サイドから高く上がったクロスを、ゴール前で大迫が素晴らしいトラップ。素早い反転から左足で得点して、自身23歳の誕生日を祝うゴールを挙げた。
ジーコ氏が見守る中、今季初となる2点差をつけての勝利。ジーコ氏はリーグ創成期から、「外国人が活躍しても一過性のもの。日本人をどう育成するか」と気にかけていたが、今節はダヴィの出場停止もあり、ベンチ入りメンバーまで日本人選手のみの編成。脈々と受け継がれる勝負強さや試合運びの上手さも見せた。鹿島の礎を築いた功労者であるジーコ氏の前で、確かな成長を見せる最高の形での白星となった。
【この試合のトピックス】
・アントラーズとしてのJリーグ20周年記念試合。ジーコ氏が来場し、第1号ハットトリック賞を授与されるなど華を添えた。詳細はこちら
・西に警告が出され、これで累積4枚となり次節出場停止。
・中村がアントラーズでの初ゴールを決めた。
・大迫が今季リーグ戦4ゴール目、自らの誕生日を祝うバースデーゴール!
開幕20周年を迎えて行われたJ1第12節で、鹿島は20年前の開幕カードと同じ相手である名古屋をホームに迎えた。当時、Jリーグのハットトリック第1号を達成したジーコ氏も訪れた試合は先制される展開ながら遠藤の得点で同点に追いつくと、中村の移籍後初ゴールで逆転。大迫が自身の誕生日を祝うダメ押し弾も飛び出し、3-1で快勝を収めた。
鹿島は中2日で試合に臨んだが、序盤から1週間の空きがあった名古屋を押し込む。疲労を感じさせない動きから、11分には早速大きなチャンスをつかんだ。右サイドの西が上げたボールから、大迫がドンピシャのタイミングでヘディングシュートを放つ。ボールは名古屋のGK楢崎に弾かれてしまうが、主導権を握って試合を展開した。
23分に一瞬のスキをつかれ、名古屋に先制点を許してしまうが、鹿島ペースは変わらない。40分に遠藤が中盤でボールを受けると、闘莉王をかわしてミドルシュート。コースを狙ったボールは、名手楢崎も及ばずに鮮やかにゴールネットを揺らした。
同点で迎えた後半も63分に中村を投入する交代策がズバリ的中した。直後の66分に中盤でボールを奪った柴崎が、一気にゴール前まで持ち込み、丁寧なラストパスを供給。ゴール前でボールを受けた中村が、冷静にシュートを沈めて移籍後初ゴールを記録した。
鹿島は試合をひっくり返すと、名古屋の反撃をかわしながら、好機と見極めると、一気にカウンターを仕掛けるしたたかさを見せる。後半のアディショナルタイムには、右サイドから高く上がったクロスを、ゴール前で大迫が素晴らしいトラップ。素早い反転から左足で得点して、自身23歳の誕生日を祝うゴールを挙げた。
ジーコ氏が見守る中、今季初となる2点差をつけての勝利。ジーコ氏はリーグ創成期から、「外国人が活躍しても一過性のもの。日本人をどう育成するか」と気にかけていたが、今節はダヴィの出場停止もあり、ベンチ入りメンバーまで日本人選手のみの編成。脈々と受け継がれる勝負強さや試合運びの上手さも見せた。鹿島の礎を築いた功労者であるジーコ氏の前で、確かな成長を見せる最高の形での白星となった。
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【この試合のトピックス】
・アントラーズとしてのJリーグ20周年記念試合。ジーコ氏が来場し、第1号ハットトリック賞を授与されるなど華を添えた。詳細はこちら
・西に警告が出され、これで累積4枚となり次節出場停止。
・中村がアントラーズでの初ゴールを決めた。
・大迫が今季リーグ戦4ゴール目、自らの誕生日を祝うバースデーゴール!
スタッツ
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---|---|---|
14 | シュート | 11 |
10 | GK | 4 |
4 | CK | 3 |
16 | 直接FK | 11 |
3 | 間接FK | 4 |
2 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 17,161人
- 天候
- 晴、弱風
気温 22.9℃ / 湿度 36.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 家本 政明
- 副審
-
八木 あかね
数原 武志 - 第4の審判員
- 蒲澤 淳一