試合結果
J1リーグ 第19節

セレッソ大阪
- 22' 乾 貴士
試合終了
1-3
1前半2
0後半1

鹿島アントラーズ
- 38' 田代 有三
- 45'+2 田代 有三
- 90'+3 小笠原 満男
試合経過
21' | ![]() |
増田 誓志 | ||
乾 貴士 | ![]() |
22' | ||
マルチネス | ![]() |
25' | ||
38' | ![]() |
田代 有三 | ||
45'+2 | ![]() |
田代 有三 | ||
小松 塁 → 永井 龍 | ![]() |
64' | ||
中後 雅喜 → 清武 弘嗣 | ![]() |
64' | ||
65' | ![]() |
大迫 勇也 → 青木 剛 | ||
マルチネス → 黒木 聖仁 | ![]() |
75' | ||
75' | ![]() |
フェリペ ガブリエル → アレックス | ||
78' | ![]() |
新井場 徹 | ||
84' | ![]() |
新井場 徹 → 本田 拓也 | ||
86' | ![]() |
岩政 大樹 | ||
90'+3 | ![]() |
小笠原 満男 |
田代、小笠原で3ゴールの逆転勝利! "鬼門"長居で鹿島、13年振りの歓喜!!
柏、G大阪に連敗し、先の見えないトンネルに入りつつあると思われた鹿島が"鬼門"長居で意地を見せた。攻めながらも22分に乾に先制される嫌な展開ながら、前半で田代が2ゴールと逆転し、後半は守りを重視しながらアディショナルタイムで小笠原がハーフウェイライン付近からのスーパーシュートで今季初ゴールを決め、3-1と快勝。長居に1998年9月以来、何と13年振りとなる勝利を掴むと同時に"反撃の後半戦"に向け、光が見える一戦となった。
序盤、絶対に負けたくはない鹿島はアウェイながら積極的に攻める。しかし前線の田代、大迫らがチャンスを得るがなかなか決まらない。逆に22分、念願のドイツ移籍が決まり、この日がC大阪ラストゲームとなる乾に得意のドリブルでシュートを決められ、先制点を献上してしまう。
攻め込みながらチャンスを決めきれずに失点、というここ最近の展開と同じ流れで嫌なムードがチームに流れるが、この日の鹿島はここであきらめなかった。38分、相手GKのキム ジンヒョンが背後にいる田代に気づかず、無造作にボールをピッチへ置く。田代はその隙を逃さすゴールへボールを蹴り込み、1-1とした。
このイージーミスからキム ジンヒョンの様子はおかしくなる。前半アディショナルタイムにはFKのチャンスからキッカーの野沢が蹴ったボールを増田が頭でつなぎ、最後はまたしても田代。田代が放ったヘディングシュートは不用意に前へ出ていたキムジンヒョンの頭を越え、無人のC大阪ゴールへ突き刺さった。
最高の形で前半を戦い終えた鹿島は後半に入ると守備への意識を強く保ち、C大阪自慢の攻撃陣を封じ込む。65分には大迫に代え、青木を早々にピッチへ送り込むなどオリヴェイラ監督も絶対に欲しい勝点3のために非情な采配を振るう。
しかし79分、鹿島は最大のピンチを迎える。C大阪CKのピンチにゴール前での競り合いで新井場にファウルの判定、まさかのPKを献上してしまう。誰もが同点となる思ったが、鹿島ゴールを陣取る守護神・曽ヶ端がキムボギョンの蹴ったシュートを見事にキャッチ。この曽ヶ端の鬼気迫るセーブで鹿島は最後まで守りきる意思をさらに強固にした。
そして後半アディショナルタイム、またしても意外な形で追加点を得る。ハーフウェイライン付近でボールを拾った小笠原が、キム ジンヒョンの前目のポジショニングを見逃さず、躊躇なく右足を振り抜く。キム ジンヒョンは必死に手を伸ばすが、小笠原の蹴ったボールはまたしても無人のC大阪ゴールへ吸い込まれた。
この45mスーパーシュートが決まるとほぼ同時に、試合終了。これで鹿島は3-1とし、1998年9月以来、約13年振りとなる長居での勝利に酔いしれた。長年の呪縛から解き放たれると同時に反撃の後半戦へ向け、狼煙を上げた鹿島。ここから、強い鹿島が戻ってくることを祈りたい。
柏、G大阪に連敗し、先の見えないトンネルに入りつつあると思われた鹿島が"鬼門"長居で意地を見せた。攻めながらも22分に乾に先制される嫌な展開ながら、前半で田代が2ゴールと逆転し、後半は守りを重視しながらアディショナルタイムで小笠原がハーフウェイライン付近からのスーパーシュートで今季初ゴールを決め、3-1と快勝。長居に1998年9月以来、何と13年振りとなる勝利を掴むと同時に"反撃の後半戦"に向け、光が見える一戦となった。
序盤、絶対に負けたくはない鹿島はアウェイながら積極的に攻める。しかし前線の田代、大迫らがチャンスを得るがなかなか決まらない。逆に22分、念願のドイツ移籍が決まり、この日がC大阪ラストゲームとなる乾に得意のドリブルでシュートを決められ、先制点を献上してしまう。
攻め込みながらチャンスを決めきれずに失点、というここ最近の展開と同じ流れで嫌なムードがチームに流れるが、この日の鹿島はここであきらめなかった。38分、相手GKのキム ジンヒョンが背後にいる田代に気づかず、無造作にボールをピッチへ置く。田代はその隙を逃さすゴールへボールを蹴り込み、1-1とした。
このイージーミスからキム ジンヒョンの様子はおかしくなる。前半アディショナルタイムにはFKのチャンスからキッカーの野沢が蹴ったボールを増田が頭でつなぎ、最後はまたしても田代。田代が放ったヘディングシュートは不用意に前へ出ていたキムジンヒョンの頭を越え、無人のC大阪ゴールへ突き刺さった。
最高の形で前半を戦い終えた鹿島は後半に入ると守備への意識を強く保ち、C大阪自慢の攻撃陣を封じ込む。65分には大迫に代え、青木を早々にピッチへ送り込むなどオリヴェイラ監督も絶対に欲しい勝点3のために非情な采配を振るう。
しかし79分、鹿島は最大のピンチを迎える。C大阪CKのピンチにゴール前での競り合いで新井場にファウルの判定、まさかのPKを献上してしまう。誰もが同点となる思ったが、鹿島ゴールを陣取る守護神・曽ヶ端がキムボギョンの蹴ったシュートを見事にキャッチ。この曽ヶ端の鬼気迫るセーブで鹿島は最後まで守りきる意思をさらに強固にした。
そして後半アディショナルタイム、またしても意外な形で追加点を得る。ハーフウェイライン付近でボールを拾った小笠原が、キム ジンヒョンの前目のポジショニングを見逃さず、躊躇なく右足を振り抜く。キム ジンヒョンは必死に手を伸ばすが、小笠原の蹴ったボールはまたしても無人のC大阪ゴールへ吸い込まれた。
この45mスーパーシュートが決まるとほぼ同時に、試合終了。これで鹿島は3-1とし、1998年9月以来、約13年振りとなる長居での勝利に酔いしれた。長年の呪縛から解き放たれると同時に反撃の後半戦へ向け、狼煙を上げた鹿島。ここから、強い鹿島が戻ってくることを祈りたい。
スタッツ
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---|---|---|
8 | シュート | 13 |
12 | GK | 10 |
4 | CK | 4 |
19 | 直接FK | 18 |
1 | 間接FK | 0 |
0 | オフサイド | 0 |
1 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 28,039人
- 天候
- 晴のち雨、弱風
気温 29.4℃ / 湿度 63.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- ロバート マッドレー
- 副審
-
大塚 晴弘
戸田 東吾 - 第4の審判員
- 大西 保