試合結果
2013Jリーグ ディビジョン1 第3節

サンフレッチェ広島
試合終了
0-0
0前半0
0後半0

鹿島アントラーズ
試合経過
石原 直樹 | ![]() |
16' | ||
17' | ![]() |
ダヴィ | ||
28' | ![]() |
岩政 大樹 | ||
32' | ![]() |
柴崎 岳 | ||
石川 大徳 → ミキッチ | ![]() |
77' | ||
79' | ![]() |
ジュニーニョ → 中村 充孝 | ||
85' | ![]() |
ダヴィ → 遠藤 康 | ||
山岸 智 → パク ヒョンジン | ![]() |
86' | ||
石原 直樹 → 野津田 岳人 | ![]() |
90' | ||
90' | ![]() |
中田 浩二 → 昌子 源 |
苦手の敵地・広島で、王者相手に互角の戦いぶりを披露
昨シーズン J1王者の広島のホームに乗り込んだ第3節は互いに攻め合う好ゲームながら得点は生まれず、0-0のスコアレスドローに終わった。鹿島にとって2007年から勝利がない苦手のアウェイ広島戦だったが、トニーニョ セレーゾ監督のJ通算100勝目にあたる白星こそつかめなかったものの昨季王者相手に堂々と渡り合う試合内容を見せた。
セレーゾ監督が「素晴らしい前半」と評したように、鹿島は立ち上がりからボールポゼッションで優位に立ち、試合を一方的に支配した。左サイドのジュニーニョが巧みなポジション取りからボールを引き出し、再三チャンスを演出。中盤でも素早いプレスから広島にペースを握らせず、前半を通して押し込む展開を見せた。
33分には、小笠原が素晴らしい出足から相手ゴール前でボールを奪うと、スイッチしてボールを受けた柴崎が右サイドに展開した。サイドに開いていた大迫はパスを受けると、中央にグラウンダークロスを供給。最後は走り込んだダヴィがゴール前で合わせ、広島ゴールを揺らした。オフサイドの判定でゴールこそ認められなかったが、完璧と言える一連の流れを見せて、ゴールへの予感を漂わせた。
しかし、後半に入ると流れは一気に暗転。運動量が落ちたところで広島の反撃に遭い、波状攻撃を受けてしまう。71分にはCKのクリアボールを拾った塩谷のシュートからゴールネットを揺らされてしまうが、ゴール前に位置していた千葉がオフサイドポジションにいたため、得点は認められず難を逃れた。
前半と打って変わって劣勢を強いられることになったが、GK曽ヶ端を中心に広島の攻撃を凌ぐと、試合終了間際の後半ロスタイムには野沢がGKと一対一となる絶好機を作り出す。野沢のシュートは相手GK西川の好セーブに遭ってしまい得点には繋がらなかったが、苦境の中でも最後まで矛を収めずにゴールを狙っていたところは、チームの底力を大いに感じさせた。
結果的にドローとなってしまったが、「相手がJリーグチャンピオンというところも考えたが、抱えている選手の能力を発揮してもらわないといけない」という監督の言葉通り、チームの強みである中盤の構成力を基にした前半の戦いは、王者相手にも圧巻の試合運びを見せた。そして、「まだ3試合しかやっていないわけで、チーム作り、体づくりをしている段階」という言葉の一方で、鳥栖、仙台、広島と昨シーズンの上位陣を相手にした開幕からの戦いぶりは、復権の予感を十分に感じさせていることも、また確かである。今後の戦いが楽しみだ。
【この試合のトピックス】
・このドローで、2007年以来7年連続アウェイ広島戦未勝利。
昨シーズン J1王者の広島のホームに乗り込んだ第3節は互いに攻め合う好ゲームながら得点は生まれず、0-0のスコアレスドローに終わった。鹿島にとって2007年から勝利がない苦手のアウェイ広島戦だったが、トニーニョ セレーゾ監督のJ通算100勝目にあたる白星こそつかめなかったものの昨季王者相手に堂々と渡り合う試合内容を見せた。
セレーゾ監督が「素晴らしい前半」と評したように、鹿島は立ち上がりからボールポゼッションで優位に立ち、試合を一方的に支配した。左サイドのジュニーニョが巧みなポジション取りからボールを引き出し、再三チャンスを演出。中盤でも素早いプレスから広島にペースを握らせず、前半を通して押し込む展開を見せた。
33分には、小笠原が素晴らしい出足から相手ゴール前でボールを奪うと、スイッチしてボールを受けた柴崎が右サイドに展開した。サイドに開いていた大迫はパスを受けると、中央にグラウンダークロスを供給。最後は走り込んだダヴィがゴール前で合わせ、広島ゴールを揺らした。オフサイドの判定でゴールこそ認められなかったが、完璧と言える一連の流れを見せて、ゴールへの予感を漂わせた。
しかし、後半に入ると流れは一気に暗転。運動量が落ちたところで広島の反撃に遭い、波状攻撃を受けてしまう。71分にはCKのクリアボールを拾った塩谷のシュートからゴールネットを揺らされてしまうが、ゴール前に位置していた千葉がオフサイドポジションにいたため、得点は認められず難を逃れた。
前半と打って変わって劣勢を強いられることになったが、GK曽ヶ端を中心に広島の攻撃を凌ぐと、試合終了間際の後半ロスタイムには野沢がGKと一対一となる絶好機を作り出す。野沢のシュートは相手GK西川の好セーブに遭ってしまい得点には繋がらなかったが、苦境の中でも最後まで矛を収めずにゴールを狙っていたところは、チームの底力を大いに感じさせた。
結果的にドローとなってしまったが、「相手がJリーグチャンピオンというところも考えたが、抱えている選手の能力を発揮してもらわないといけない」という監督の言葉通り、チームの強みである中盤の構成力を基にした前半の戦いは、王者相手にも圧巻の試合運びを見せた。そして、「まだ3試合しかやっていないわけで、チーム作り、体づくりをしている段階」という言葉の一方で、鳥栖、仙台、広島と昨シーズンの上位陣を相手にした開幕からの戦いぶりは、復権の予感を十分に感じさせていることも、また確かである。今後の戦いが楽しみだ。
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【この試合のトピックス】
・このドローで、2007年以来7年連続アウェイ広島戦未勝利。
スタッツ
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---|---|---|
0 | シュート | 0 |
0 | GK | 0 |
0 | CK | 0 |
0 | 直接FK | 0 |
0 | 間接FK | 0 |
0 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 0人
- 天候
-
気温 0.0℃ / 湿度 0.0% - ピッチ
- 主審
- 扇谷 健司
- 副審
-
村上 孝治
数原 武志 - 第4の審判員
- 池内 明彦