
ナビスコカップ連覇を狙う鹿島が岩政、興梠のゴールで2-1と逃げ切り勝利を見せた。アウェイゴールを与えた点はマイナスポイントとなるが、前半でC大阪を圧倒した鹿島がこれで第1戦を先勝、2週間後には準決勝進出を目指して大阪に乗り込む。
序盤、扇原、山口を欠いたC大阪の守備の脆さを突き、鹿島が次々とC大阪ゴールへ襲いかかる。先ずは22分、左サイドからの直接FKのチャンスにキッカーの小笠原がゴール前へ鋭いボールを送り、これを相手のゾーンディフェンスの裏を突きフリーとなった岩政が絶妙のタイミングで合わせ、先制する。これで勢いに乗った鹿島はその3分後、カウンターから遠藤のラストパスを受けた興梠が相手DFとGKを絶妙なターンで抜き、無人のゴールへ左足で流し込み追加点を奪った。
その後も大迫、興梠、遠藤、ドゥトラらが次々と決定的なチャンスをつかむが、相手GKに阻まれたりクロスバーに嫌われたりとなかなか追加点が取れない。逆に33分、丸橋のクロスから柿谷に頭で合わせられ、1点を返される。結局、前半は圧倒的に攻めながらも2-1のスコアで戦い終えた。
後半に入ると、気温27℃、湿度80%と蒸し暑さの中、前半攻め続けた鹿島の選手たちに疲れが目立ち始める。その隙を突かれ、C大阪に攻められる時間帯が多くなる。67分にはこれが鹿島でのデビュー戦となるレナトがピッチに立ち何度か好機を演出するも前半同様、追加点が取れない。嫌な雰囲気となったがC大阪の精度の甘さもあり、鹿島は何とか2-1のまま、第1戦を勝利で終えた。
追加点のチャンスを決めきれない、アウェイゴールを与えてしまったなど反省点は残る第1戦となったが、鹿島はホームで最低限の結果である勝利をつかんだ。後は2週間後の第2戦でしっかりと守り、少ないチャンスを握れば準決勝の道が見えてくる。連覇のためにも絶対に負けられない。

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・ゴールへの意識を高くもち、チャンスをしっかりと得点に結びつけること。
・ポゼッションを大事に、あわてずに組み立てて相手を崩せ。
・気持ちをしっかり切り替えて、後半もしっかりディフェンスから入って集中していこう。
・真ん中を突かれているからもっと絞って。ボールを奪ったら素早く仕掛けよう。
前半あれだけ攻めれば、後半に運動量が落ちるのも当然なのでああいう展開は仕方がなかった。しかしちょっとしたミスで失点してしまったのは残念。だが結論を言えば、第1戦を勝てたことは先ずは良かったと思う。
(これがデビュー戦となったレナトに関して)チームにフィットして来つつある。最後の試合が5月中旬であったのでまだスピードの面では物足りないが、チームにとって必要なスルーパスやラストパスが出せる選手なので、間違いなく戦力になる。目先の結果より長いスパンで考えているので、徐々に合っていけばいいと思う。
前半に3、4点ときっちり決められれば良かった。相手DFをヤスが引きつけてくれたので自分がフリーだった。あとはGKとDFをかわして冷静に決められた。アウェイゴールを取られたけど、敵地でも引くことなく勝ちにいきたい。
【岩政 大樹】
決められて良かった。ホーム&アウェイの戦いだけど、いつもと変わらない入り方をした。(得点シーンは)良いボールに、良いタイミングで入れた。勝ったが次に進めたわけではない。
【小笠原 満男】
勝ったのは良かったけど、良くないところがあった。それは教えられないし、チーム内で解決していく。
【曽ヶ端 準】
今日はGKの僕も暑かったほどだった。声をかけることをいつも以上に大事にしていたけど、僕がリズムを崩してしまう場面が多かったと思う。チームの流れが途切れないようなプレーが出来れば良い。前半はみんなが相手の嫌なところ嫌なところへと行けたし、カウンターも良かった。落ち着いて攻撃が出来ていたしチャンスも作れていた。欲を言えば点がもっと欲しかった。
遠藤選手、西選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。