試合結果
J1リーグ 第1節

鹿島アントラーズ
- 5' 興梠 慎三
- 86' マルキーニョス
試合終了
2-0
1前半0
1後半0

浦和レッズ
試合経過
興梠 慎三 | ![]() |
5' | ||
中田 浩二 | ![]() |
18' | ||
内田 篤人 | ![]() |
39' | ||
51' | ![]() |
エスクデロ セルヒオ | ||
59' | ![]() |
柏木 陽介 | ||
65' | ![]() |
細貝 萌 | ||
68' | ![]() |
細貝 萌 → 田中 達也 | ||
フェリペ ガブリエル → 遠藤 康 | ![]() |
79' | ||
83' | ![]() |
坪井 慶介 → 原口 元気 | ||
マルキーニョス | ![]() |
86' | ||
新井場 徹 → ジウトン | ![]() |
88' | ||
マルキーニョス → 大迫 勇也 | ![]() |
90' |
興梠、マルキーニョスがアベックゴール! J開幕戦で浦和に2-0と快勝! | ||
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鹿島が昨年同様、浦和から2ゴールを奪い、リーグ開幕戦を飾った。開始僅か5分で興梠が鮮やかな先制点を奪うと、終了間際の86分には交代で入った遠藤からの絶妙なクロスをマルキーニョスが見事なヘディングシュート。先発したFW2人が得点するという理想的な形で鹿島は最高の開幕スタートを切った。 | ||
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序盤、小笠原と興梠の高い技術が融合して生まれた先制点で鹿島は試合の主導権を握った。5分、左サイドでボールを受けた小笠原はディフェンスにつく相手選手と十分距離を取り左足から右足へとボールを持ちかえ、ゴール前へ鋭いクロスを送る。これを興梠が相手選手と競いながらもスライディングしてのボレーで合わせ、浦和ゴールを揺るがした。 | ||
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この得点で精神的にも優位に立った鹿島は、攻め急ぐ浦和を冷静に受け止める。フィンケ監督のスタイルであるパスワークで前に出てくる浦和に最後の突破を許さない。特に負傷したイ ジョンスの代わりとなる形で最終ラインへ復帰した伊野波が巧みなカバーリングと相手の動きを予測する戦術眼でチームに安定をもたらした。その後も前へ出る浦和、その攻撃を受け止め鋭いカウンターで追加点を狙う鹿島という局面が続き、前半を折り返した。 | ||
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後半に入っても、前へ出てくる浦和をいなす場面が多く見られる。中盤では小笠原と中田が、そして最終ラインでは岩政、伊野波が完璧にコントロールし、僅かなピンチで浦和がシュートを放っても守護神曽ヶ端がしっかりとセーブし失点を許さない。 | ||
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そして34分、オリヴェイラ監督は疲れの目立ち始めたフェリペ ガブリエルに代え、先のゼロックス杯でも活躍した遠藤をピッチへと送り出した。するとこの遠藤は左サイドでボールを奪うとすぐさまチャンスメイクをし、絶好機を作り出す。41分、左サイド奥深くに切れ込み、そこから精度の高いクロスを上げる。そしてゴール前で追加点を奪うべく待っていたのはマルキーニョス。相手選手のマークを外し完全にフリーとなり、教科書通りのヘディングシュートを決めた。 | ||
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この2点目で完全に浦和の戦意を奪った鹿島は続けざまにもう1点奪いへ行く。42分には野沢が芸術的なループシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーをかすめゴールとはならなかった。直後にエジミウソンからヘディングシュートを放たれても今日の曽ヶ端に隙はない。正面でがっちりとキャッチして90分間を無失点で終えた。 結局、最後まで質の高い動きを失わなかった鹿島は浦和から2-0と2年連続となる開幕戦勝利を収めた。「90分間、サポーターを喜ばせるサッカーができた」。試合後の会見でオリヴェイラ監督が語ったように両チームともに攻める気持ちを90分間貫いたこのゲームは、開幕戦にふさわしい内容と言えよう。鹿島は最高の形で2010シーズンJリーグの船出を飾った。 |
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スタッツ
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18 | シュート | 10 |
9 | GK | 11 |
2 | CK | 6 |
19 | 直接FK | 17 |
1 | 間接FK | 4 |
1 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 35,251人
- 天候
- 雨
気温 10.6℃ / 湿度 79.0% - ピッチ
- 水含み
- 主審
- 吉田 寿光
- 副審
-
大塚 晴弘
大川 直也 - 第4の審判員
- 宮島 一代