試合結果
天皇杯全日本サッカー選手権 準々決勝

鹿島アントラーズ
- 7' 興梠 慎三
- 78' 大迫 勇也
試合終了
2-1
1前半0
1後半1

名古屋グランパス
- 76' 小川 佳純
試合経過
興梠 慎三 | ![]() |
7' | ||
フェリペ ガブリエル | ![]() |
8' | ||
岩政 大樹 → 大岩 剛 | ![]() |
25' | ||
46' | ![]() |
橋本 晃司 → 巻 佑樹 | ||
49' | ![]() |
増川 隆洋 | ||
56' | ![]() |
阿部 翔平 | ||
58' | ![]() |
吉村 圭司 | ||
61' | ![]() |
吉村 圭司 → 花井 聖 | ||
76' | ![]() |
小川 佳純 | ||
大迫 勇也 | ![]() |
78' | ||
野沢 拓也 → 青木 剛 | ![]() |
84' | ||
宮崎 智彦 → 當間 建文 | ![]() |
88' | ||
89' | ![]() |
阿部 翔平 → 田口 泰士 |
興梠、大迫のアベックゴール!! 鹿島、天皇杯準決勝進出!!
今季カシマでのラストゲームでJリーグチャンピオンの名古屋を破り、天皇杯準決勝進出を決めた。前半早々の7分に興梠が先制点を決めれば、同点にされた直後の78分、大迫が見事な個人技からの決勝ゴールと若いツートップの活躍が目立った試合となった。
今シーズン手にし得る唯一のタイトル、そして大岩のカシマラストゲームとあって、鹿島は序盤から気迫のプレッシングで試合をコントロールする。開始15秒にして興梠がカットしたボールを小笠原が直接ゴールを狙ったシーンがその勢いを象徴していた。また5分にもボール奪取した中田が中盤からそのままドリブルで持ち込み低い弾道のミドルシュートを放つなど、闘莉王、ケネディなど主力選手を欠く名古屋を圧倒した。
そして7分、野沢のダイレクトパスから興梠がうまく前線へ飛び出し、ゴールへと流し込む。この早い時間帯での先制点で勢いに乗った鹿島だったが、その後は名古屋にもボールをキープされる。しかし伊野波、岩政を中心とした最終ラインは安定した守備で名古屋攻撃陣になかなかチャンスを与えない。序盤は完全に鹿島のゲームだった。
しかし25分、不意なアクシデントがピッチ上で起きる。何と最終ラインの岩政が負傷し、自らプレー続行不可能のサインをベンチに送る。その代役として大岩が急きょピッチに送り出され、カシマラストゲームで早くも出番を得た。
今季限りで現役を引退する大岩にとっても不意な出場となり難しい試合の入りとなると思われたが、やはり経験豊かなベテランは動じることなく、岩政の代わりに最終ラインを統率する。結局、前半は1-0のまま鹿島のリードで終えた。
後半に入り名古屋に攻め込まれる場面が増えるも、盟友である大岩のカシマラストゲームを絶対に勝利で飾りたい新井場が、気迫の守備で相手の攻撃をことごとく止める。その新井場の強い気持ちがチーム全体に乗り移ったのか、ここ数試合は疲れが目立ち失速した後半でも鹿島の運動量は落ちない。
76分、小川に同点弾を許すもその2分後にはフェリペ ガブリエルのパスから大迫が見事なステップで相手選手をかわし、左足で見事なゴールを決める。これで2-1と再びリードを得た鹿島は最後まで名古屋の攻撃を防ぎきり、Jリーグチャンピオンに対し今シーズン3連勝という意地を見せた。
残された唯一のタイトルである天皇杯で準決勝進出を決めた鹿島。試合後、感動的な引退セレモニーの主役となった大岩がいみじくも言ったように、戦いはまだ終わっていない。最後の歓喜を得るため、残り2試合、鹿島は勝ち続けなければいけない。
今季カシマでのラストゲームでJリーグチャンピオンの名古屋を破り、天皇杯準決勝進出を決めた。前半早々の7分に興梠が先制点を決めれば、同点にされた直後の78分、大迫が見事な個人技からの決勝ゴールと若いツートップの活躍が目立った試合となった。
今シーズン手にし得る唯一のタイトル、そして大岩のカシマラストゲームとあって、鹿島は序盤から気迫のプレッシングで試合をコントロールする。開始15秒にして興梠がカットしたボールを小笠原が直接ゴールを狙ったシーンがその勢いを象徴していた。また5分にもボール奪取した中田が中盤からそのままドリブルで持ち込み低い弾道のミドルシュートを放つなど、闘莉王、ケネディなど主力選手を欠く名古屋を圧倒した。
そして7分、野沢のダイレクトパスから興梠がうまく前線へ飛び出し、ゴールへと流し込む。この早い時間帯での先制点で勢いに乗った鹿島だったが、その後は名古屋にもボールをキープされる。しかし伊野波、岩政を中心とした最終ラインは安定した守備で名古屋攻撃陣になかなかチャンスを与えない。序盤は完全に鹿島のゲームだった。
しかし25分、不意なアクシデントがピッチ上で起きる。何と最終ラインの岩政が負傷し、自らプレー続行不可能のサインをベンチに送る。その代役として大岩が急きょピッチに送り出され、カシマラストゲームで早くも出番を得た。
今季限りで現役を引退する大岩にとっても不意な出場となり難しい試合の入りとなると思われたが、やはり経験豊かなベテランは動じることなく、岩政の代わりに最終ラインを統率する。結局、前半は1-0のまま鹿島のリードで終えた。
後半に入り名古屋に攻め込まれる場面が増えるも、盟友である大岩のカシマラストゲームを絶対に勝利で飾りたい新井場が、気迫の守備で相手の攻撃をことごとく止める。その新井場の強い気持ちがチーム全体に乗り移ったのか、ここ数試合は疲れが目立ち失速した後半でも鹿島の運動量は落ちない。
76分、小川に同点弾を許すもその2分後にはフェリペ ガブリエルのパスから大迫が見事なステップで相手選手をかわし、左足で見事なゴールを決める。これで2-1と再びリードを得た鹿島は最後まで名古屋の攻撃を防ぎきり、Jリーグチャンピオンに対し今シーズン3連勝という意地を見せた。
残された唯一のタイトルである天皇杯で準決勝進出を決めた鹿島。試合後、感動的な引退セレモニーの主役となった大岩がいみじくも言ったように、戦いはまだ終わっていない。最後の歓喜を得るため、残り2試合、鹿島は勝ち続けなければいけない。
スタッツ
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---|---|---|
13 | シュート | 7 |
7 | GK | 14 |
2 | CK | 5 |
15 | 直接FK | 13 |
0 | 間接FK | 5 |
0 | オフサイド | 5 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 14,564人
- 天候
- 晴、弱風
気温 10.5℃ / 湿度 32.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 西村 雄一
- 副審
-
相樂 亨
名木 利幸 - 第4の審判員
- 桜井 大介