試合結果
AFCチャンピオンズリーググループステージ 第1節

鹿島アントラーズ
- 42' 中田 浩二
試合終了
1-0
1前半0
0後半0

長春亜泰
試合経過
中田 浩二 | ![]() |
42' | ||
44' | ![]() |
ドゥ チェンユ | ||
46' | ![]() |
ジョニー → チャン ウェンチャオ | ||
46' | ![]() |
ドゥ チェンユ → リュウ ウェイドン | ||
フェリペ ガブリエル → 遠藤 康 | ![]() |
74' | ||
内田 篤人 → ジウトン | ![]() |
85' | ||
マルキーニョス → 大迫 勇也 | ![]() |
90' |
中田のヘディング先制弾を守りきり、1-0とACL開幕戦を勝利で飾る | |||
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鹿島は中田のヘディング弾で得た先制点を守りきり、悲願のアジア制覇に向け幸先の良いスタートを切った。2月下旬という通常よりも早めのシーズン開幕という難しい状況の中、中国の強豪相手に90分間ゲームをコントロールしたことは今後に向け、明るい材料と言えるだろう。 | |||
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グループステージ初戦をホームで戦う鹿島は絶対に負けられないという気迫を序盤から見せる。3バックといいながらも両ウイングバックが下がり、ほぼ5バックと自陣奥深くに陣取る長春相手に圧倒的なボール支配率で攻め立てる。キャプテンの小笠原が昨季からの処分繰り越しで出場停止、そして本山を負傷中で欠くという厳しい状況の中、小笠原の代わりにキャプテンマークを腕に巻いた中田が冷静にゲームをコントロールし支配する。そして野沢、これがアントラーズのシャツを着て初の公式戦となるフェリペ ガブリエルらが相手ペナルティーエリア付近で果敢に仕掛け、先制点を狙った。 | |||
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序盤は一方的に攻め立てた鹿島だったが、守りにほとんどの時間を割き、自陣に立て籠もる長春をなかなか崩せない。野沢とのコンビネーションで新井場が再三、左サイドを駆け上がりクロスを入れるが長身が揃う相手DF陣にはね返される。すると前がかりになった鹿島は徐々に長春のカウンター攻撃に遭い、リスクマネージメントに時間を取られるシーンが多く見られた。 | |||
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だがこの嫌な流れをガラリと変えたのは、「今シーズンは自分がもっとチームを引っ張っていく」という野沢だった。42分、その野沢が右サイドで自ら得たFKを見事なカーブでゴール前へと送り込む。この絶妙なボールに飛び込んだのは、今日のゲームでキャプテンマークを腕に巻いた中田だった。この豪快なヘディングシュートで是が非でも欲しかった先制点を得た鹿島はいい形で前半を折り返した。 | |||
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後半に入っても優勢が続くかと思われたが、後半頭から交代カードを2枚切った長春の猛攻に遭う。だがこれは中盤の中田、青木、そしてこの試合で公式戦初のコンビを組んだイ ジョンスと岩政のCBコンビが冷静に対処する。思うように攻められない長春の選手たちにラフプレーが目立ち始めるが、その後も鹿島は冷静にゲームを支配する。交代で入った遠藤、ジウトン、大迫もチームプレーに徹し、結局、鹿島は後半1本もシュートを打たずに守りきり、中田の先制点のみで1-0と逃げ切った。 | |||
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「先ずは勝って良かった。後は次のアウェイゲーム(vs全北現代)でもしっかり勝って、アジア制覇を狙うアントラーズの厳しさを見せたいと思う」。試合後、90分間相手の攻撃を封じた岩政はそう力強く語った。シュート数わずか6本と少々寂しい感も否めない鹿島だったが、取らなければならない点を取り、そして失点してはいけないゲームで守りきったことは事実。この安定したパフォーマンスこそが鹿島の強さであることは明白だ。 |
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スタッツ
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6 | シュート | 4 |
8 | GK | 2 |
5 | CK | 0 |
13 | 直接FK | 21 |
6 | 間接FK | 0 |
5 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 5,775人
- 天候
- 晴、弱風
気温 11.2℃ / 湿度 71.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- マスード モラディ
- 副審
-
ハッサン カムラニファー
モハマドレザ アボルファズリ - 第4の審判員
- アクバル バフシザデー