試合結果
Jリーグヤマザキナビスコカップ 準々決勝 第1戦

鹿島アントラーズ
- 31' マルキーニョス
- 55' 興梠 慎三
試合終了
2-1
1前半0
1後半1

川崎フロンターレ
- 68' 黒津 勝
試合経過
マルキーニョス | ![]() |
31' | ||
ジウトン | ![]() |
32' | ||
フェリペ ガブリエル → 本山 雅志 | ![]() |
49' | ||
興梠 慎三 | ![]() |
55' | ||
59' | ![]() |
田坂 祐介 → 谷口 博之 | ||
68' | ![]() |
黒津 勝 | ||
69' | ![]() |
稲本 潤一 → 横山 知伸 | ||
興梠 慎三 → 佐々木 竜太 | ![]() |
79' | ||
80' | ![]() |
ヴィトール ジュニオール → 楠神 順平 | ||
野沢 拓也 → 遠藤 康 | ![]() |
83' |
マルキーニョスが1ゴール1アシストの大活躍!! 鹿島、6試合振りの公式戦勝利!!
ACLのため、このヤマザキナビスコカップは準々決勝からのスタートとなる鹿島に先週末の浦和戦から復帰したマルキーニョスが1ゴール1アシストの活躍を見せ、2-1と公式戦6試合ぶりの勝利をもたらした。しかし、相手にアウェイゴールを許したことはノックアウト方式であるこのヤマザキナビスコカップでは厳しい結果。来週水曜に等々力で行われる第2戦が注目される。
気温は28.4℃ながら、湿度80%と蒸し風呂状態のカシマスタジアムで鹿島、川崎Fともに序盤はあまり激しい動きを見せない。そんな状態ながら鹿島は主に左サイドでジウトンが大きなスライドのオーバーラップからチャンスを作り出す。
そして31分、小笠原が粘ってもらったFKをマルキーニョスが豪快に川崎Fゴールへ蹴り込み、先制点を決める。ボールの前に小笠原、野沢、そしてマルキーニョスが並び、誰がキッカーとなるのか川崎Fに迷いを持たせた結果が生んだ見事なゴールだった。
その3分後、今度は川崎FにFKのチャンスを与えてしまうが、キッカーの田坂が蹴ったボールはサイドに外れ、事なきを得た。この後、鹿島は危なげない試合運びを見せ、前半を1点リードで折り返した。
前半は試合の主導権を握った鹿島だったが、蒸し暑さが増す後半、徐々にペースを落とす。49分にフェリペが負傷し本山が予定よりも早くピッチに投入されるアクシデントもあり、嫌なムードにスタジアムが包まれた。しかし55分、先制点を決めたマルキーニョスがまたしてもチームを救う。カウンターから右サイドで伊藤をフェイントでかわし、ゴール前に走り込む興梠へグラウンダーのクロスを送る。これを興梠が体を投げ出しながら決め、リードを2点差に広げた。
後半最初の嫌な雰囲気から一転、楽勝ムードに包まれたカシマスタジアムだったが、68分、森の右からのクロスを谷口に折り返され、最後はフリーとなった黒津にあっさりと決められ、2-1とされる。
ノックアウト方式のカップ戦だけにホームでは絶対に負けられない鹿島は岩政、野沢が次々とシュートを放つも追加点が奪えない。逆に80分には中村に決定的なチャンスを与えてしまうが、ここは守護神曽ヶ端が見事なセーブで同点にはさせなかった。
結局、90分を戦い、2-1と公式戦6試合ぶりの勝利を手にした鹿島。しかし、1ヵ月ぶりとなる勝利に喜ぶべき選手たちは川崎Fにアウェイゴールを与えてしまった失態を悔やんでいるのか、試合後、笑顔はなかった。全ては来週水曜、川崎Fが不敗を誇るアウェイの地等々力で決まる。2000年以来の国内3冠のため、鹿島にとって負けられない試合が続く。
ACLのため、このヤマザキナビスコカップは準々決勝からのスタートとなる鹿島に先週末の浦和戦から復帰したマルキーニョスが1ゴール1アシストの活躍を見せ、2-1と公式戦6試合ぶりの勝利をもたらした。しかし、相手にアウェイゴールを許したことはノックアウト方式であるこのヤマザキナビスコカップでは厳しい結果。来週水曜に等々力で行われる第2戦が注目される。
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気温は28.4℃ながら、湿度80%と蒸し風呂状態のカシマスタジアムで鹿島、川崎Fともに序盤はあまり激しい動きを見せない。そんな状態ながら鹿島は主に左サイドでジウトンが大きなスライドのオーバーラップからチャンスを作り出す。
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そして31分、小笠原が粘ってもらったFKをマルキーニョスが豪快に川崎Fゴールへ蹴り込み、先制点を決める。ボールの前に小笠原、野沢、そしてマルキーニョスが並び、誰がキッカーとなるのか川崎Fに迷いを持たせた結果が生んだ見事なゴールだった。
その3分後、今度は川崎FにFKのチャンスを与えてしまうが、キッカーの田坂が蹴ったボールはサイドに外れ、事なきを得た。この後、鹿島は危なげない試合運びを見せ、前半を1点リードで折り返した。
前半は試合の主導権を握った鹿島だったが、蒸し暑さが増す後半、徐々にペースを落とす。49分にフェリペが負傷し本山が予定よりも早くピッチに投入されるアクシデントもあり、嫌なムードにスタジアムが包まれた。しかし55分、先制点を決めたマルキーニョスがまたしてもチームを救う。カウンターから右サイドで伊藤をフェイントでかわし、ゴール前に走り込む興梠へグラウンダーのクロスを送る。これを興梠が体を投げ出しながら決め、リードを2点差に広げた。
後半最初の嫌な雰囲気から一転、楽勝ムードに包まれたカシマスタジアムだったが、68分、森の右からのクロスを谷口に折り返され、最後はフリーとなった黒津にあっさりと決められ、2-1とされる。
ノックアウト方式のカップ戦だけにホームでは絶対に負けられない鹿島は岩政、野沢が次々とシュートを放つも追加点が奪えない。逆に80分には中村に決定的なチャンスを与えてしまうが、ここは守護神曽ヶ端が見事なセーブで同点にはさせなかった。
結局、90分を戦い、2-1と公式戦6試合ぶりの勝利を手にした鹿島。しかし、1ヵ月ぶりとなる勝利に喜ぶべき選手たちは川崎Fにアウェイゴールを与えてしまった失態を悔やんでいるのか、試合後、笑顔はなかった。全ては来週水曜、川崎Fが不敗を誇るアウェイの地等々力で決まる。2000年以来の国内3冠のため、鹿島にとって負けられない試合が続く。
スタッツ
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---|---|---|
12 | シュート | 13 |
13 | GK | 9 |
3 | CK | 5 |
14 | 直接FK | 14 |
4 | 間接FK | 2 |
4 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 6,977人
- 天候
- 晴、弱風
気温 28.4℃ / 湿度 80.0% - ピッチ
- 良芝、乾燥
- 主審
- 佐藤 隆治
- 副審
-
山口 博司
穴井 千雅 - 第4の審判員
- 岡部 拓人