試合結果
J1リーグ 第29節

鹿島アントラーズ
- 59' マルキーニョス
試合終了
1-0
0前半0
1後半0

名古屋グランパス
試合経過
| ジウトン | 5' | |||
| 30' | マギヌン | |||
| 34' | ケネディ | |||
| フェリペ ガブリエル → 遠藤 康 | 46' | |||
| マルキーニョス | 59' | |||
| 72' | 田中 隼磨 | |||
| 興梠 慎三 | 74' | |||
| 76' | 中村 直志 → ブルザノビッチ | |||
| 76' | マギヌン → 田中 マルクス闘莉王 | |||
| 82' | ダニルソン | |||
| 83' | 玉田 圭司 → 杉本 恵太 | |||
| マルキーニョス → 青木 剛 | 86' | |||
| 新井場 徹 | 87' | |||
| 野沢 拓也 → 大岩 剛 | 90'+3 |
マルキーニョスのミドル弾で鹿島が劇勝! 首位名古屋から大きな勝点3!!
前半から効率良く攻めた鹿島がマルキーニョスの先制ゴールを守りきり、1-0で首位の名古屋を撃破した。ここ2シーズン、ホームで連敗を喫した名古屋を倒したことで鹿島は最後の反攻へ口火を切った。
序盤、11と大きく開いた勝点差の余裕からかいつものように前へ出てこない名古屋に対し、鹿島もいい形での攻撃を見せられない。そして4分、いきなりのピンチが鹿島に訪れる。4分、ジウトンがドリブルを仕掛ける小川をタックルで止めたところ、主審がPKスポットを指さす。この微妙な判定で鹿島のゲームプランが大きく崩れるかと危ぶまれたが、最終的にはペナルティーエリアの外という判定でFKとなり、これをキッカーの玉田が外し事なきを得る。
すると鹿島はここからリズムをつかみ出し、消極的な名古屋をじわりじわりと相手陣内に押し込める。そして前半最大のチャンスは37分、中盤での華麗なパス交換から野沢が放った左足シュート。これは完全に名古屋ゴールを捕らえたが、名手楢崎に止められた。
後半に入っても試合は鹿島ペースで変わらない。そして59分、待望の先制点が鹿島に生まれる。相手GK楢崎のスローにいち早く反応したジウトンのパスを受けたマルキーニョスが右足で鋭いシュートを放つ。これがゴール左隅ギリギリに決まり、カシマスタジアムは歓喜の叫びに包まれた。
1点のリードを得た鹿島はサポーターの後押しもあり、追加点を狙っていく。しかし76分、負傷明けの闘莉王、そしてブルザノビッチを同時に投入してきた名古屋に押される場面が徐々に目立つようになる。
だが、今日の鹿島はいつも以上に冷静だった。終盤には青木、大岩を投入し守りをしっかりと固め、名古屋の分厚い攻撃をことごとくはね返していく。CKなどのセットプレーの場面でも曽ヶ端が的確な判断でボールをはじき返し、名古屋に決定的なチャンスを与えない。結局、鹿島は4分あったアディショナルタイムも慌てることなく守り、1-0で大きな勝点3を得た。
この勝利で首位名古屋との勝点差は8となり、まだまだ大きく離れてはいるものの、王者のプライドを保つことは出来た。長かったリーグ戦も残りは後5試合。これらのゲームでも王者の誇りを胸に戦えば、最後に何かが起きるかも知れない。そんな期待を抱かせる今日の勝利は勝点3以上の意味があったと言えるだろう。まだまだ、これからだ。

前半から効率良く攻めた鹿島がマルキーニョスの先制ゴールを守りきり、1-0で首位の名古屋を撃破した。ここ2シーズン、ホームで連敗を喫した名古屋を倒したことで鹿島は最後の反攻へ口火を切った。

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序盤、11と大きく開いた勝点差の余裕からかいつものように前へ出てこない名古屋に対し、鹿島もいい形での攻撃を見せられない。そして4分、いきなりのピンチが鹿島に訪れる。4分、ジウトンがドリブルを仕掛ける小川をタックルで止めたところ、主審がPKスポットを指さす。この微妙な判定で鹿島のゲームプランが大きく崩れるかと危ぶまれたが、最終的にはペナルティーエリアの外という判定でFKとなり、これをキッカーの玉田が外し事なきを得る。


すると鹿島はここからリズムをつかみ出し、消極的な名古屋をじわりじわりと相手陣内に押し込める。そして前半最大のチャンスは37分、中盤での華麗なパス交換から野沢が放った左足シュート。これは完全に名古屋ゴールを捕らえたが、名手楢崎に止められた。

後半に入っても試合は鹿島ペースで変わらない。そして59分、待望の先制点が鹿島に生まれる。相手GK楢崎のスローにいち早く反応したジウトンのパスを受けたマルキーニョスが右足で鋭いシュートを放つ。これがゴール左隅ギリギリに決まり、カシマスタジアムは歓喜の叫びに包まれた。


1点のリードを得た鹿島はサポーターの後押しもあり、追加点を狙っていく。しかし76分、負傷明けの闘莉王、そしてブルザノビッチを同時に投入してきた名古屋に押される場面が徐々に目立つようになる。


だが、今日の鹿島はいつも以上に冷静だった。終盤には青木、大岩を投入し守りをしっかりと固め、名古屋の分厚い攻撃をことごとくはね返していく。CKなどのセットプレーの場面でも曽ヶ端が的確な判断でボールをはじき返し、名古屋に決定的なチャンスを与えない。結局、鹿島は4分あったアディショナルタイムも慌てることなく守り、1-0で大きな勝点3を得た。

この勝利で首位名古屋との勝点差は8となり、まだまだ大きく離れてはいるものの、王者のプライドを保つことは出来た。長かったリーグ戦も残りは後5試合。これらのゲームでも王者の誇りを胸に戦えば、最後に何かが起きるかも知れない。そんな期待を抱かせる今日の勝利は勝点3以上の意味があったと言えるだろう。まだまだ、これからだ。

スタッツ
|
|
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|---|---|---|
| 23 | シュート | 10 |
| 9 | GK | 19 |
| 4 | CK | 8 |
| 10 | 直接FK | 12 |
| 3 | 間接FK | 2 |
| 2 | オフサイド | 2 |
| 0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 27,969人
- 天候
- 晴、無風
気温 16.8℃ / 湿度 73.0% - ピッチ
- 良芝、乾燥
- 主審
- 村上 伸次
- 副審
-
西尾 英朗
田尻 智計 - 第4の審判員
- 木村 博之

