試合結果
J1リーグ 第28節

アルビレックス新潟
- 48' マルシオ リシャルデス
- 90'+1 本間 勲
試合終了
2-1
0前半0
2後半1

鹿島アントラーズ
- 60' 新井場 徹
試合経過
マルシオ リシャルデス | ![]() |
42' | ||
46' | ![]() |
本山 雅志 → 野沢 拓也 | ||
マルシオ リシャルデス | ![]() |
48' | ||
60' | ![]() |
新井場 徹 | ||
ミシェウ → 三門 雄大 | ![]() |
79' | ||
83' | ![]() |
フェリペ ガブリエル → 遠藤 康 | ||
85' | ![]() |
興梠 慎三 → 大迫 勇也 | ||
小林 慶行 → 鈴木 大輔 | ![]() |
88' | ||
本間 勲 | ![]() |
90'+1 | ||
チョ ヨンチョル → 大野 和成 | ![]() |
90'+3 |
鹿島、アウェイ新潟で1-2と悔しい敗戦。首位名古屋との差は11に広がる。
難敵新潟との対戦と言えども絶対に勝利で終わりたい鹿島だったが、試合終了間際に決勝ゴールを決められ、1-2と痛い黒星を喫した。これで首位名古屋との勝点差は11。10月最後のゲームはリーグ4連覇を目指し戦ってきた鹿島にとって、あまりにも残酷な結果に終わった。
出場停止処分を終えたマルキーニョスが復帰し、どんな布陣で臨むのか注目が集まったこの試合だが、オリヴェイラ監督が選んだのはマルキーニョスと興梠を同時に起用し、中盤の本山、フェリペらと共に柔軟なポジションチェンジをさせるという従来の4-4-2システムだった。それでも興梠のワントップで臨んだ前節の横浜FM戦で見られたような攻撃の連動性が期待されたが、序盤は新潟の果敢なプレッシングに苦しむ場面が多く見られた。
25分過ぎまではホームの大歓声を背にアグレッシブな姿勢でゴールへ迫る新潟に押され、パスミスが多くなりカウンターから攻め込まれる。しかし、ここで負けてはタイトルレースからの離脱を意味する鹿島も最終ラインを中心に決定的なシュートは打たせない。前半は両チームの意地がぶつかり合う厳しい試合展開となった。
その中で鹿島が最もゴールに近づいたのは、アディショナルタイムでの本山、興梠コンビの攻撃だろう。ペナルティエリア前でボールを受けた本山は左へ切れ込む興梠へスルーパス。この繊細なボールに興梠が鋭いシュートで応えるが、このボールは惜しくもゴール左サイドネットに切れる。結局、前半はスコアレスのまま45分を終えた。
後半に入り、満身創痍の本山に代わり野沢をピッチへ送り込み先制点を狙う鹿島だったが、逆に48分、マルシオ リシャルデスにスーパーミドルを決められ、0-1とリードを許した。
昨日、名古屋がC大阪を破り、勝点差が暫定で11と開いたため、絶対に負けられない鹿島はここからエンジンがかかる。51分にカウンターからマルキーニョスがゴール前へ絶妙のタイミングでクロスを入れる。これに興梠が飛び込むが惜しくも届かない。その3分後にはジウトンが強烈なミドルシュートを放ったが、相手GK東口の好セーブに阻まれた。好機を逸し、今季幾度となく見られたアウェイゲームでの苦しい展開がまた再現されるかと思われた。
しかし60分、新井場がチームの窮地を救う。野沢とのワンツーから中央へ切れ込んだ新井場が左足で狙い済ましたシュートを放つ。美しく孤を描いたボールは東口に触られるが軌道は変わらず、そのまま新潟ゴールへと吸い込まれた。この新井場の今季リーグ戦初ゴールで勢いに乗る鹿島はその後も果敢に攻め立てる。83分、フェリペ ガブリエルに代え遠藤、そして85分には興梠に代え大迫を投入し、最後まで新潟ゴールへ迫る。
だが、サッカーの女神が最後に微笑んだのはホームの大歓声を受ける新潟だった。試合終了間際のアディショナルタイム。チョ ヨンチョルからの折り返しから相手キャプテンの本間に叩き込まれ、1-2と致命的な追加点を奪われてしまう。最後まで手を伸ばした守護神曽ヶ端はそのまま動かず、左サイドではジウトンが倒れ込んで座り込んでしまうほどの衝撃的な失点で結局、鹿島は1-2と難敵新潟に敗れ去った。これで首位名古屋との勝点差は11。残り試合数を考えれば、ほぼ絶望的といった差だ。
しかし試合後、オリヴェイラ監督は「リーグ戦は12月4日まである。最後まで自分たちの目標を達成するために努力することが大事」と語った。次節は名古屋との直接対決。ここで勝つことこそが、王者としてのプライドを保つ唯一の策と言えよう。意地を見せたいところだ。
難敵新潟との対戦と言えども絶対に勝利で終わりたい鹿島だったが、試合終了間際に決勝ゴールを決められ、1-2と痛い黒星を喫した。これで首位名古屋との勝点差は11。10月最後のゲームはリーグ4連覇を目指し戦ってきた鹿島にとって、あまりにも残酷な結果に終わった。
出場停止処分を終えたマルキーニョスが復帰し、どんな布陣で臨むのか注目が集まったこの試合だが、オリヴェイラ監督が選んだのはマルキーニョスと興梠を同時に起用し、中盤の本山、フェリペらと共に柔軟なポジションチェンジをさせるという従来の4-4-2システムだった。それでも興梠のワントップで臨んだ前節の横浜FM戦で見られたような攻撃の連動性が期待されたが、序盤は新潟の果敢なプレッシングに苦しむ場面が多く見られた。
25分過ぎまではホームの大歓声を背にアグレッシブな姿勢でゴールへ迫る新潟に押され、パスミスが多くなりカウンターから攻め込まれる。しかし、ここで負けてはタイトルレースからの離脱を意味する鹿島も最終ラインを中心に決定的なシュートは打たせない。前半は両チームの意地がぶつかり合う厳しい試合展開となった。
その中で鹿島が最もゴールに近づいたのは、アディショナルタイムでの本山、興梠コンビの攻撃だろう。ペナルティエリア前でボールを受けた本山は左へ切れ込む興梠へスルーパス。この繊細なボールに興梠が鋭いシュートで応えるが、このボールは惜しくもゴール左サイドネットに切れる。結局、前半はスコアレスのまま45分を終えた。
後半に入り、満身創痍の本山に代わり野沢をピッチへ送り込み先制点を狙う鹿島だったが、逆に48分、マルシオ リシャルデスにスーパーミドルを決められ、0-1とリードを許した。
昨日、名古屋がC大阪を破り、勝点差が暫定で11と開いたため、絶対に負けられない鹿島はここからエンジンがかかる。51分にカウンターからマルキーニョスがゴール前へ絶妙のタイミングでクロスを入れる。これに興梠が飛び込むが惜しくも届かない。その3分後にはジウトンが強烈なミドルシュートを放ったが、相手GK東口の好セーブに阻まれた。好機を逸し、今季幾度となく見られたアウェイゲームでの苦しい展開がまた再現されるかと思われた。
しかし60分、新井場がチームの窮地を救う。野沢とのワンツーから中央へ切れ込んだ新井場が左足で狙い済ましたシュートを放つ。美しく孤を描いたボールは東口に触られるが軌道は変わらず、そのまま新潟ゴールへと吸い込まれた。この新井場の今季リーグ戦初ゴールで勢いに乗る鹿島はその後も果敢に攻め立てる。83分、フェリペ ガブリエルに代え遠藤、そして85分には興梠に代え大迫を投入し、最後まで新潟ゴールへ迫る。
だが、サッカーの女神が最後に微笑んだのはホームの大歓声を受ける新潟だった。試合終了間際のアディショナルタイム。チョ ヨンチョルからの折り返しから相手キャプテンの本間に叩き込まれ、1-2と致命的な追加点を奪われてしまう。最後まで手を伸ばした守護神曽ヶ端はそのまま動かず、左サイドではジウトンが倒れ込んで座り込んでしまうほどの衝撃的な失点で結局、鹿島は1-2と難敵新潟に敗れ去った。これで首位名古屋との勝点差は11。残り試合数を考えれば、ほぼ絶望的といった差だ。
しかし試合後、オリヴェイラ監督は「リーグ戦は12月4日まである。最後まで自分たちの目標を達成するために努力することが大事」と語った。次節は名古屋との直接対決。ここで勝つことこそが、王者としてのプライドを保つ唯一の策と言えよう。意地を見せたいところだ。
スタッツ
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---|---|---|
8 | シュート | 14 |
9 | GK | 9 |
2 | CK | 5 |
13 | 直接FK | 6 |
5 | 間接FK | 1 |
4 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 30,130人
- 天候
- 曇一時雨、弱風
気温 19.6℃ / 湿度 57.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 高山 啓義
- 副審
-
安元 利充
村井 良輔 - 第4の審判員
- 下村 昌昭