試合結果
J1リーグ 第16節
鹿島アントラーズ
- 8' 野沢 拓也
- 32' 野沢 拓也
- 74' マルキーニョス
試合終了
3-0
2前半0
1後半0
ヴィッセル神戸
試合経過
野沢 拓也 | 8' | |||
マルキーニョス | 26' | |||
野沢 拓也 | 32' | |||
46' | 都倉 賢 → 朴 康造 | |||
51' | ボッティ | |||
フェリペ ガブリエル → 本山 雅志 | 67' | |||
69' | ポポ | |||
70' | ポポ → 小川 慶治朗 | |||
マルキーニョス | 74' | |||
76' | ボッティ → 我那覇 和樹 | |||
マルキーニョス → 興梠 慎三 | 83' | |||
小笠原 満男 → 青木 剛 | 88' |
野沢が2ゴール1アシストの大活躍!! 鹿島、首位をがっちりとキープ!!
前々節の磐田戦でJ1通算200試合出場を果たした野沢が2ゴール1アシストの大活躍を見せ、鹿島を3-0の完勝に導いた。これで野沢はゴール数を7とし、この試合で3戦連続弾を決めたマルキーニョスに1ゴールの差をつけチーム内得点王の座を守った。
序盤、神戸にボールを持たせるシーンが目立つ。また3分にはカウンターを許しあわやと思われたが、これは守護神曽ヶ端がしっかりと抑え、ゴールを割らせない。逆に鹿島は8分、ごくシンプルなサイド攻撃から先制点を得る。中盤でボールを受けた中田が視野の広さを生かし、左サイドに張るジウトンへパスを供給する。これをジウトンがフェリペ ガブリエルに預け、最後はフェリペの柔らかいクロスに野沢が飛び込み、ゴールネットを揺さぶった。
この野沢の珍しいヘディング弾で勢いに乗った鹿島はさらに攻勢をかける。12分には岩政が豪快なミドルシュートを放つなど完全に試合の流れは鹿島へ傾いた。
そして32分、CKのチャンスに見事なサインプレーから追加点を得る。その主役は、またしても天才野沢。キッカーの小笠原がグラウンダーのパスを送るとそれをダイレクトでシュートし、クロスバーを当てながらもこの日2点目となるゴールを決めた。
その後も守っては曽ヶ端が安定したセーブを見せ、試合の主導権を握ったまま前半45分間を戦い終えた。
後半に入ると前半の流れとは打って変わって、2点差を何とかつめたい神戸に押されるシーンが目立つ。特に危なかったのは、68分。茂木をフリーにしてしまい、誰もが失点を覚悟する。しかしそこでも曽ヶ端が窮地を救う渾身のセーブを見せる。
これで息を吹き返した鹿島は逆に74分、カウンターから野沢が絶妙なスルーパス。これを受けたマルキーニョスが狙い澄ましたシュートで3試合連続となるゴールを決め、3-0と神戸を完全に突き放した。
このまま、試合は鹿島の完勝で終わるかと思われたがその4分後、オリヴェイラ監督が異議申し立てにより主審の西村氏より退席処分を受けてしまう。これで鹿島は残りの12分を監督なしで戦うこととなってしまった。
だが、指揮官がいなくなってもチームに動揺はなかった。オリヴェイラ監督の代理としてチームを指揮した奥野コーチも的確な指示を飛ばし、83分にはマルキーニョスに代わり結膜炎で7月13日の川崎F戦以来欠場していた興梠を、そして88分には小笠原に代え青木をピッチへ送り出し、最後まで失点することなく90分を戦い終えた。
監督の退席処分というアクシデントはあったものの、7月最後のゲームをホームのカシマでしっかりと勝利した鹿島。次節は後を追う清水との大事な一戦となる。今後を占う決戦となるのは間違いない。
前々節の磐田戦でJ1通算200試合出場を果たした野沢が2ゴール1アシストの大活躍を見せ、鹿島を3-0の完勝に導いた。これで野沢はゴール数を7とし、この試合で3戦連続弾を決めたマルキーニョスに1ゴールの差をつけチーム内得点王の座を守った。
序盤、神戸にボールを持たせるシーンが目立つ。また3分にはカウンターを許しあわやと思われたが、これは守護神曽ヶ端がしっかりと抑え、ゴールを割らせない。逆に鹿島は8分、ごくシンプルなサイド攻撃から先制点を得る。中盤でボールを受けた中田が視野の広さを生かし、左サイドに張るジウトンへパスを供給する。これをジウトンがフェリペ ガブリエルに預け、最後はフェリペの柔らかいクロスに野沢が飛び込み、ゴールネットを揺さぶった。
この野沢の珍しいヘディング弾で勢いに乗った鹿島はさらに攻勢をかける。12分には岩政が豪快なミドルシュートを放つなど完全に試合の流れは鹿島へ傾いた。
そして32分、CKのチャンスに見事なサインプレーから追加点を得る。その主役は、またしても天才野沢。キッカーの小笠原がグラウンダーのパスを送るとそれをダイレクトでシュートし、クロスバーを当てながらもこの日2点目となるゴールを決めた。
その後も守っては曽ヶ端が安定したセーブを見せ、試合の主導権を握ったまま前半45分間を戦い終えた。
後半に入ると前半の流れとは打って変わって、2点差を何とかつめたい神戸に押されるシーンが目立つ。特に危なかったのは、68分。茂木をフリーにしてしまい、誰もが失点を覚悟する。しかしそこでも曽ヶ端が窮地を救う渾身のセーブを見せる。
これで息を吹き返した鹿島は逆に74分、カウンターから野沢が絶妙なスルーパス。これを受けたマルキーニョスが狙い澄ましたシュートで3試合連続となるゴールを決め、3-0と神戸を完全に突き放した。
このまま、試合は鹿島の完勝で終わるかと思われたがその4分後、オリヴェイラ監督が異議申し立てにより主審の西村氏より退席処分を受けてしまう。これで鹿島は残りの12分を監督なしで戦うこととなってしまった。
だが、指揮官がいなくなってもチームに動揺はなかった。オリヴェイラ監督の代理としてチームを指揮した奥野コーチも的確な指示を飛ばし、83分にはマルキーニョスに代わり結膜炎で7月13日の川崎F戦以来欠場していた興梠を、そして88分には小笠原に代え青木をピッチへ送り出し、最後まで失点することなく90分を戦い終えた。
監督の退席処分というアクシデントはあったものの、7月最後のゲームをホームのカシマでしっかりと勝利した鹿島。次節は後を追う清水との大事な一戦となる。今後を占う決戦となるのは間違いない。
スタッツ
16 | シュート | 15 |
---|---|---|
18 | GK | 12 |
5 | CK | 2 |
11 | 直接FK | 14 |
0 | 間接FK | 2 |
0 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 16,415人
- 天候
- 晴のち曇、無風
気温 24.1℃ / 湿度 81.0% - ピッチ
- 不良、乾燥
- 主審
- 西村 雄一
- 副審
-
手塚 洋
数原 武志 - 第4の審判員
- 聳城 巧
備考
78' 退席 鹿島 オズワルド オリヴェイラ(監督)