試合結果
J1リーグ 第13節

鹿島アントラーズ
- 21' フェリペ ガブリエル
- 78' イ ジョンス
試合終了
2-1
1前半1
1後半0

川崎フロンターレ
- 39' 黒津 勝
試合経過
フェリペ ガブリエル | ![]() |
21' | ||
23' | ![]() |
稲本 潤一 | ||
ジウトン | ![]() |
27' | ||
39' | ![]() |
黒津 勝 | ||
42' | ![]() |
稲本 潤一 | ||
42' | ![]() |
稲本 潤一 | ||
フェリペ ガブリエル → 遠藤 康 | ![]() |
63' | ||
ジウトン → 佐々木 竜太 | ![]() |
72' | ||
75' | ![]() |
ヴィトール ジュニオール → 楠神 順平 | ||
イ ジョンス | ![]() |
78' | ||
81' | ![]() |
伊藤 宏樹 → 登里 享平 | ||
遠藤 康 → 青木 剛 | ![]() |
82' | ||
87' | ![]() |
レナチーニョ → 谷口 博之 |
イ ジョンスの決勝ヘッドでライバル川崎を撃破!! 鹿島がついに首位奪回!!
フェリペ ガブリエルの公式戦初ゴール、そしてイ ジョンスの豪快ヘッドで2ゴールを奪った鹿島が、ホームで26,607人の大観衆を前にタイトルレースのライバル川崎Fに競り勝った。これで鹿島は清水をかわし、首位に浮上。大きな目標であるリーグ4連覇へまた一歩近づいた。
序盤、中盤でのボールの奪い合いから両チームともにサイド攻撃に活路を見出す。鹿島はこの日、第7節の広島戦以来、3ヵ月ぶりのリーグ戦先発となった大迫が前線で体を張ったプレーを見せれば、新井場、ジウトンの両サイドバックが積極的に前へ飛び出し、攻撃に厚みを加える。するとそのサイドの崩しから先制ゴールが生まれた。
21分、ジウトンが強いパスを前線のマルキーニョスにぶつける。ボールを受けたマルキーニョスは前を向いた瞬間にボールを取られるが、このこぼれ球に反応したのが左サイドに張っていた大迫だった。鋭い動き出しで一瞬のうちに相手GK相澤と一対一となった大迫は貪欲にゴールを狙うが、これはブロックされてしまう。しかしブロックされたボールは川崎Fゴールに向かい、これをフェリペ ガブリエルが相手選手と競りながらも体ごとゴールへ押し込んだ。
このフェリペの鹿島初ゴールとなる先制弾で勢いに乗る鹿島は、さらに川崎Fを攻め立てる。しかし32分の野沢の絶妙なFK弾を相澤に止められるなど、なかなか2点目を奪えない。すると逆に前かがりになった所を狙われ、39分に黒津の強烈なシュートで同点にされてしまう。
鹿島にとって嫌な展開かと思われたが、42分にマルキーニョスを倒した稲本にこの日2枚目のイエローカードが宣告され、退場となる。これで鹿島にとっては数的有利という状況になり、前半を終えた。
後半に入り、鹿島が圧倒的に攻めると思われたが、1人少ない川崎Fにボールを回され、ピンチを招く。鹿島DF陣の脅威だったのは、黒津とレナチーニョの2トップ。特に52分のレナチーニョがヘディングシュートを放った場面は曽ヶ端がスーパーセーブで防いだものの失点しても決しておかしくないシーンだった。
この嫌な流れにオリヴェイラ監督は 63分にフェリペに代え遠藤、そして72分には何とジウトンを下げ、佐々木をピッチへ送り出す。この超攻撃的布陣で圧倒的な力を川崎Fにプレッシャーをかける。74分、遠藤が見事な個人技から豪快なミドルシュートを放つ。これは相澤に止められるがそのこぼれ球に必死で大迫、佐々木が詰め、この日チャンスを得た若手陣が勝利への執念を見せた。
そして78分、ついに鹿島が追加点を得る。またしても遠藤の強烈なミドルシュートが川崎Fゴールを襲う。相澤にかろうじて止められるもこれで得たCKから野沢がファーに絶妙なボールを供給する。そして待ち構えていたのは、イ ジョンス。相手選手のマークを見事に外し、得意のヘッドで川崎Fにボールを叩き込んだ。
その後、オリヴェイラ監督は82分に遠藤と交代で青木を投入し逃げ切る意識をチームに徹底させる。選手たちもこの指示を見事に実行し、アディショナルタイムを含む15分弱もの時間、ボールを自陣ゴールから遠ざける。結局このまま、鹿島は逃げ切り、2-1と川崎Fを退けた。
首位の清水が磐田との静岡ダービーで引き分けたため、鹿島は勝点差1で清水をかわし、首位に浮上。厳しい試合展開ながらも、タイトルレースのライバルである川崎Fを破った上での今回の首位奪回劇が今後の戦いにいい影響を与えるのは間違いないだろう。
フェリペ ガブリエルの公式戦初ゴール、そしてイ ジョンスの豪快ヘッドで2ゴールを奪った鹿島が、ホームで26,607人の大観衆を前にタイトルレースのライバル川崎Fに競り勝った。これで鹿島は清水をかわし、首位に浮上。大きな目標であるリーグ4連覇へまた一歩近づいた。
序盤、中盤でのボールの奪い合いから両チームともにサイド攻撃に活路を見出す。鹿島はこの日、第7節の広島戦以来、3ヵ月ぶりのリーグ戦先発となった大迫が前線で体を張ったプレーを見せれば、新井場、ジウトンの両サイドバックが積極的に前へ飛び出し、攻撃に厚みを加える。するとそのサイドの崩しから先制ゴールが生まれた。
21分、ジウトンが強いパスを前線のマルキーニョスにぶつける。ボールを受けたマルキーニョスは前を向いた瞬間にボールを取られるが、このこぼれ球に反応したのが左サイドに張っていた大迫だった。鋭い動き出しで一瞬のうちに相手GK相澤と一対一となった大迫は貪欲にゴールを狙うが、これはブロックされてしまう。しかしブロックされたボールは川崎Fゴールに向かい、これをフェリペ ガブリエルが相手選手と競りながらも体ごとゴールへ押し込んだ。
このフェリペの鹿島初ゴールとなる先制弾で勢いに乗る鹿島は、さらに川崎Fを攻め立てる。しかし32分の野沢の絶妙なFK弾を相澤に止められるなど、なかなか2点目を奪えない。すると逆に前かがりになった所を狙われ、39分に黒津の強烈なシュートで同点にされてしまう。
鹿島にとって嫌な展開かと思われたが、42分にマルキーニョスを倒した稲本にこの日2枚目のイエローカードが宣告され、退場となる。これで鹿島にとっては数的有利という状況になり、前半を終えた。
![]() |
![]() |
後半に入り、鹿島が圧倒的に攻めると思われたが、1人少ない川崎Fにボールを回され、ピンチを招く。鹿島DF陣の脅威だったのは、黒津とレナチーニョの2トップ。特に52分のレナチーニョがヘディングシュートを放った場面は曽ヶ端がスーパーセーブで防いだものの失点しても決しておかしくないシーンだった。
この嫌な流れにオリヴェイラ監督は 63分にフェリペに代え遠藤、そして72分には何とジウトンを下げ、佐々木をピッチへ送り出す。この超攻撃的布陣で圧倒的な力を川崎Fにプレッシャーをかける。74分、遠藤が見事な個人技から豪快なミドルシュートを放つ。これは相澤に止められるがそのこぼれ球に必死で大迫、佐々木が詰め、この日チャンスを得た若手陣が勝利への執念を見せた。
そして78分、ついに鹿島が追加点を得る。またしても遠藤の強烈なミドルシュートが川崎Fゴールを襲う。相澤にかろうじて止められるもこれで得たCKから野沢がファーに絶妙なボールを供給する。そして待ち構えていたのは、イ ジョンス。相手選手のマークを見事に外し、得意のヘッドで川崎Fにボールを叩き込んだ。
その後、オリヴェイラ監督は82分に遠藤と交代で青木を投入し逃げ切る意識をチームに徹底させる。選手たちもこの指示を見事に実行し、アディショナルタイムを含む15分弱もの時間、ボールを自陣ゴールから遠ざける。結局このまま、鹿島は逃げ切り、2-1と川崎Fを退けた。
首位の清水が磐田との静岡ダービーで引き分けたため、鹿島は勝点差1で清水をかわし、首位に浮上。厳しい試合展開ながらも、タイトルレースのライバルである川崎Fを破った上での今回の首位奪回劇が今後の戦いにいい影響を与えるのは間違いないだろう。
スタッツ
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
16 | シュート | 11 |
7 | GK | 13 |
10 | CK | 7 |
16 | 直接FK | 19 |
1 | 間接FK | 0 |
0 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 26,607人
- 天候
- 曇、弱風
気温 26.4℃ / 湿度 80.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 村上 伸次
- 副審
-
中原 美智雄
前田 敦 - 第4の審判員
- 大塚 晴弘