▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2025明治安田J1リーグ第17節、カシマスタジアムで清水エスパルスと対戦した。
「鹿島国立」での劇的な勝利から、1週間。雨と強風という悪コンディションながら、カシマに帰還してのホームゲームには20,864人ものアントラーズファミリーが駆けつけてくれた。
またこの試合は「JVCケンウッド マッチで感動を!」として開催され、オリジナル10同士の対決に華を添えた。
互いの出方を探る形で始まった序盤、アントラーズがいきなり均衡を破る。7分、開始直後から右サイドで清水に脅威を与えていたチャヴリッチが見事な突破からマイナスのクロスをゴール前へ送る。これを優磨が相手選手に当てながらも、清水ゴールに叩き込み、1-0とした。
その後、前半は攻め合いながらも両チームともに決定的なシーンを作ることがなく、45分を戦い終えた。
後半開始直後、アントラーズはCKからのデザインプレーで追加点のチャンスを作り出す。最後は安西のクロスから優磨が強烈なシュートを放つが、これは相手GKの沖に足で止められた。
その後、清水が攻勢に出るも、アントラーズは一人ひとりが運動量を落とすことなく、相手選手にプレスをかけ続ける。83分、チームキャプテンの柴崎が交代でピッチに入ると両手を大きく上げ、12番目の戦士たちにも檄を飛ばす。この気持ちが最後まで切れることなく、優磨の1点を守り切り、アントラーズは連勝を7に伸ばした。
全体的にはややダイナミックさに欠ける展開とはいえ、1-0で勝ち切ったことは大きい。次は、アウェイで横浜FMと2戦連続となるオリジナル10対決。今度は横浜の地で歓喜の雄たけびをあげよう。
【この試合のトピックス】
・唯一のゴールを決めた優磨が、LIXIL賞を受賞。
・足を痛めながらも攻守に奮闘した小池が、JVCケンウッド賞を受賞。




選手たちにも伝えたが、まだまだやらなければいけないことが多すぎる。自分たちのイージーミスなどが非常に多かった。もっとエキサイティングなゲームがしたかった。ただ、得点シーンは自分たちがやってきているようなこと。そういう場面も出てきている。もっと回数を出していかなければいけない。そのほかにも、やらなければいけないことが浮き彫りになったと思っています。
それでも、選手たちが勝ち続けてくれた。そのなかで成長していきたい。すぐに次のゲームへ向かっていきたいと思います。
Q.やるべきことは山積みだと言っていたが、具体的にはどのようなところ?
A.まずは、イージーミスが本当に多かった。あとは、前に進めるタイミングで前にいかなかったりとか。このようなピッチ状態もあるが、パスが少しでもズレたら相手ボールになってしまう。自陣でもっと顔を出すこと。顔を出して、ハーフウェーラインを越えれば、時間もスペースもある。もっと自分たちの戦い方ができたと思います。そこに行く前の段階。集中力という言葉があっているか分からないが、そこをもっと研ぎ澄まさなければいけなかった。そういうゲームでした。
Q.清水のパス回しを捕まえきれなかった。90分間通して修正ができなかった要因は?
A.修正できなかったというか、やらせている部分も正直あった。怖い部分とそうでない部分、そこの使い分けのところ、ボールがどこで動いているのか、本当に危ないのかどうか、そういうところは、自分たちでジャッジしながらやれていたところもあった。守備と攻撃で分けないほうがいいと思っている。どちらかというと、攻撃のところで前へボールを入れることができなくて、どんどん自分たちの体力を失ってしまった。それがプレスのところでだんだんと難しくなってしまった。ただ、どこでやらせてどこでやらせないというのは、うまくやれていたと思っています。
Q.優磨選手について、勝利への執念が表れる選手が結果を残すと話していた。今日も点を決めて攻撃陣を引っ張っていた印象。監督からは、優磨選手が自分の良さを出せているのか、ほかの選手が良さを引き出しているのか?
A.まだまだ出せると思いますし、出さなければいけない。それは自分の仕事だと思っています。ケガ人などの状況で、色々なポジションをやらなければいけないが、非常にアジャストしてくれている選手だと思っています。クオリティのところも、今日の前半ではボールが収まる収まらないで大きく違った。攻撃の選手はもっと攻撃で良さを出させてあげたい。守備の選手も守備の部分で色を出させてあげたいと思っています。彼の場合は味方を活かすし、味方に活かされる。どちらというのはないと思っています。
Q.やらせないところで言うと、最後の際の集中力はあったと思う。そこの評価は?
A.そこに関しては、本当にすごいと思っています。自分は今まで経験してきたなかでいくと、最後のところでゴールを決められてもおかしくないような展開がある。それでも最後に体を張ったり、戻ってきたりとか、そういうところはこのゲームに限らず、色々な試合でやってきていることが最後に無失点で抑えることにつながっている。一回でも集中力を切らしてしまうと、一瞬で失点してしまう。それは、どのチームでも起こりえること。それが今起きていないのは、彼らの努力だと思っています。ただ、その回数はできるだけ減らしたいですし、そのパワーをできるだけ攻撃で使いたいと思っています。
Q.ビッグマッチのあとは体が重くなりがちと話していたが、今週は選手たちにどのような話しをした?
A.ビッグマッチのあとのこの試合は大事だと、何回もしてきました。自分たちが本当に優勝を目指すのであれば、これから先、ビッグマッチが増えていく。そのたびに次の試合が重要になってくるという話をしています。簡単なゲームではなかったと思います。それでも、そういうゲームに勝ち切れたことは、自信を持っていいと思います。ただ、少しでも勝つ確率を上げるのであれば、2点目を取らなければいけないし、もっとゲームを支配しなければいけない。ボールを持っていなくても支配できる場面はたくさんあると思ってる。試合巧者になっていく上では、必要なこと。それを意識して成長していきたいと思っています。
連勝を続けられたのは良かった。前半から強度を持って入って1点を取ることができたが、今日は勝った気がしない。首位にいるが、そういう内容ではないと選手が一番感じている。改善したい。
【舩橋 佑】
満足できる内容ではなく、もっともっとやらないといけないと感じた試合だった。無失点が今日、唯一良かったところ。こういう試合をしっかり勝ち切るのは大事だが、今後に勝ち続けていくためにも、しっかりチームとして修正したい。
【早川 友基】
無失点で終えられたのは良かった。みんなが体を張って守り、いい守備からいい攻撃を目指している影響はあるかなと思う。チームとしてもっとポジションを取って、うまく前につなげていかないといけない。まだまだ改善が必要かなと思う。
【小池 龍太】
勝ったことがすべて。ただ、内容はもっと上げていかないといけないことをみんなが認識している。こういった試合を勝ち点につなげていくのは、これまでアントラーズが築いてきたもの。それを体現できた試合だが、夏を戦うにはもっと内容の改善が必要になる。
【鈴木 優磨】
(得点の場面は)必ずボールが来ると信じていた。バイタルが空くのは個人的に感じていたのでうまく入れた。あとはミートすることを意識していた。昨日の練習からすごくいい感覚だった。練習からいい感覚をつかむのは大事だなと感じた。