2025Jユースカップ 第31回Jリーグユース選手権大会 決勝

2025.11.19(水)
11月16日(日)にヤマハスタジアムで2025Jユースカップ 第31回Jリーグユース選手権大会 決勝が行われ、鹿島アントラーズユースがサンフレッチェ広島F.Cユースと対戦しました。0-0で延長戦を終えても決着がつかず、迎えたPK戦を18-17で制して、2014年の第22回大会以来、11年ぶり4回目の優勝を果たしました。

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「主にU-15~U-17の選手を対象とし、それぞれの成長速度に応じた最適な試合機会を提供する」ことを趣旨とする本大会。アントラーズユースは各年代の代表選手を欠く中、U-17~U-15、そしてジュニアユース所属の中学生でメンバーを構成し、総力戦で決勝に臨みました。

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2ndユニフォームをまとうアントラーズユースは立ち上がりから攻勢をかけ、大貫選手がクロスバー直撃のミドルシュートを2本放つなど、積極的に先制点を狙います。時間の経過とともに拮抗した展開となり、前半はスコアレスで終了しました。

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後半も一進一退の攻防が続きます。指揮を執った本田拓也コーチのもと、途中出場の選手も身体を張ったプレーで奮闘しますが、90分では決着がつかず。0-0で、10分ハーフの延長戦に突入しました。

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延長戦も互いにゴールを目指す、緊迫した展開に。アントラーズユースは延長後半にゴール前へ迫る場面を何度も作りましたが、最後まで均衡を破ることはできず、タイトルの行方はPK戦で決されることとなりました。

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先攻がアントラーズユース、後攻が広島ユースとなったPK戦。5人目を終えて4-4と同点で、サドンデスへ突入しました。6-6で迎えた8人目、アントラーズユースのキックが相手GKに阻まれてしまいましたが、「決められたら終わり」という絶体絶命の状況で、GK新垣選手が見事なセーブ。相手のシュートコースを読み切り、ボールをガッチリとキャッチしてチームを救いました。

その後、PK戦は壮絶な展開となります。9、10、11人目と両チームともに成功し、キッカーは2巡目へ。12人目以降のキックも成功が続き、19人目を終えて17-17と、歴史的な“長期戦”となりました。

そして迎えた、20人目。先攻のアントラーズユース・倉橋選手がゴールネットを揺らすと、後攻・広島ユースのキックをGK新垣選手が止め、ついに決着の時が訪れました。

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アントラーズユースは2014年の第22回大会以来、11年ぶりの優勝を果たしました!4回目の大会制覇は最多タイ記録。7月の第49回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会に続いてのタイトル獲得です!

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たくさんの応援、ありがとうございました!