中国・上海遠征(8/11)

2019.08.12(月)
中国・上海遠征も1週間が経過しました。本日は9時からの試合に向けて6時15分に散歩と体操を行い6時半に朝食を食べました。

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7時50分に試合に向けて、宿舎を出発しました。

本日は、台風の影響で天然芝のグラウンドが使えないため人工芝のグラウンドでの試合となりました。

会場到着後にミーティングを行い、ウォーミングアップをして試合に臨みました。

曇っていて風が吹いていたので、湿度は高いもののプレーしやすい環境でした。

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順位決定トーナメント(下位トーナメント)1回戦
vs Hubei FC(中国)
0-3(0-1)

先発 GK大橋 DF今井 森島 中村 小関 MF塙 伊藤(修) 前田 白石 梅津 FW伊藤(杏)

途中出場 岡野、大山、木内(HT) 熊澤、小棚木(50分)生板(61分)

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試合の立ち上がりは、これまでの反省からボールを丁寧につなぐことを意識して試合に入りました。

序盤こそチャンスになりそうな場面を作れていましたが、決定的なチャンスを作れずにいると、次第に相手のロングボールやスピードを生かしたサイド攻撃で、主導権を奪われていきました。

前半11分には右サイドでの不用意なファールからFKを与えてしまい、そのFKを直接きめられてしまい先制を許しました。

劣勢に立たされるとチームのバランスや雰囲気も悪くなってしまい、自分たちで試合を難しくしてしまいました。

前半は、セットプレーなどの少ないチャンスも決められずに、そのまま終了。

ハーフタイムに後半に向けて、主に攻撃の指示と課題である劣勢時の戦い方などが中野監督から話がありました。

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後半開始から、全体に対して攻勢に出るというメッセージを込めて、攻撃的な選手を3人投入しました。

後半も立ち上がりは、コンパクトな守備が機能しボールを奪え、そこからサイド攻撃を展開していくなどいい入りが出来ていました。

しかし、相手のフィジカル的な強さやロングボール主体の攻撃に対して、いい奪い方ができずにいると次第に攻撃も停滞していきました。

その後も攻撃的な選手を投入しましたが、なかなか決定機を作れません。すると相手GKのパントキック1本で背後に抜け出され、GKの処理のミスからボールを奪われ、追加点を許しました。

2点差になった後も攻勢をかけますが、決定機を作れずに試合は終盤を迎えました。アディショナルタイムには、カウンターからクロスを上げられ、GKが弾いたボールを押し込まれて3失点目を喫しました。

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試合はそのまま終了し、最終日は7位・8位決定戦へと回ることになりました。

今日は試合後のリカバリーはそれぞれが考えて行うことになり、プールに行くなどしていました。

昼食をとり15時半から、希望者はスタッフと一緒に近くの商店街などを約40分ほどランニングし、その後、公園に設置されているトレーニング器具を使い、それぞれ身体を動かしました。

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森島コーチも選手と一緒にトレーニングに参加していただきました。

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トレーニング後は休息をとり、18:30から夕食を食べ21:30就寝となります。

食事の面ではほとんどの選手は食事の量は増えてきましたが、野菜や現地の食べ物を取らないなどの好き嫌いが多く出ています。

フィジカルコンタクトの弱さや、コンディションの自己管理能力の低さなどの課題も多く出ました。

苦手なものでもバランスよく食べることや食事の量を今大会ぐらい普段の生活から意識できるかが選手個人の成長にとって大きな課題になると感じています。

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明日は9時から上海上港と7位・8位決定戦を戦います。