中国・上海遠征(8/9)

2019.08.10(土)
中国・上海遠征も5日目となりました。大会3日目の朝も昨日までと同じく6時15分に散歩と体操をして、6時半から朝食を食べました。

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7時50分に宿舎を出発し、グラウンド到着後にミーティング。改めて上位進出の条件や戦い方について中野監督の方より話がありました。

上位進出の条件はアトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)がアンデルレヒト(ベルギー)に勝利することと得失点差でアンデルレヒトを上回ることです。

ミーティング後のウォーミングアップでは、ブラジル体操から試合に対する意気込みが伝わってきました。

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本日は曇りがちで小雨が時折降るなど、昨日までよりプレーしやすい気候で試合に臨めました。

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第3戦
vs上海上港(中国) 4-0(2-0)
得点者
熊澤2、大山、生板

先発
GK 木村 DF 森島 中村 小林 白石 MF 伊藤(修) 岡野 大川 大山 梅津 FW熊澤
途中出場 木内(31分)今井(HT)生板(HT) 小棚木(56分)塙(73分)

今大会は試合への入りが悪く、序盤でピンチを招いたり、ミスが多く出ていましたが、この試合の入りは全体が落ち着いました。

相手はDFラインが高かったため、背後を奪ったところからチャンスを多く作っていましたが、オフサイドやゴール前の精度が悪く得点が奪えない時間が続きました。

均衡した展開が続くも、前半28分に今大会初出場の白石のクロスから熊澤がヘディングでゴールを奪い先制しました。

その1分後には、中盤でボールを受けた大山がサイドへ展開し、熊澤のクロスを大山がファーサイドへ走り込み追加点を奪いました。

ボールを保持できる時間が昨日までの試合より増え、押し込む展開が多くなりました。カウンターから何本か迎えたピンチもGKとDF中心にしっかりと抑えて前半を終えました。

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ハーフタイムでは、中野監督から大量得点を奪わなければいけない状況の中での注意事項、攻撃の狙いなどの指示が与えられました。

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後半もアントラーズが主導権を握り、上海上港がカウンターを狙うという前半と同じような流れになりました。

交代出場の生板、今井の右サイドからアーリークロスが多く上がり、左サイドの大山、白石はコンビネーションでサイド攻撃をしていました。

後半14分には、生板のアーリークロスを熊澤が相手を抑えながらボレーシュートで流し込み3点目を奪いました。

後半36分には、パスを受けた生板がペナルティーエリア内に侵入し、角度のないところから逆サイドへシュートを突き刺し4点目を奪いました。

その後も攻勢を強めゴールを奪いに行きましたが、そのまま試合は終了しました。

他会場は前半にアトレチコ・パラナエンセが2点をリードしましたが後半にPK2本でアンデルレヒトが同点に追いつき試合は2-2で終了。

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この結果、残念ながら上位トーナメント進出はできませんでした。

中野監督からは、この結果をうけて選手たちに話をしました。

宿舎に戻った後にはプールでクールダウンをし、昼食となりました。

午後は休息の時間を長くとり、17時からミーティングを行いました。

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各ポジションごとに良かった点や課題について話し合ったり、FWは森島コーチ、MFは小笠原アカデミーアドバイザー、DFは中野監督、GKは大橋コーチのもと映像を見てプレーの振り返りを行いました。

ミーティング終了後に夕食をとり、本日の活動は終了となりました。

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明日は試合はなく休息日となっていますが、台風の影響で具体的な予定は決まっていない状況です。

明後日は、順位決定トーナメントでHubei FC(中国)と9時から試合を行う予定です。