中国・江蘇遠征(4/26)

2019.04.27(土)
中国・江蘇遠征も8日目となり、大会最終日です。アントラーズは5位・6位決定戦を戦いました。

遠征で毎朝の日課である体操をしてから朝食に向かいました。

食事会場は、3階のプレーヤーズレストランです。全チームが毎日3食をこのレストランを利用しました。

photo

この日は10時キックオフなので、8時15分からミーティングを開始しました。

改めてチームコンセプトを共有した後、相手に対して攻撃・守備の戦い方を確認しました。大会の為にメンバーを選考し、トレーニングを積み重ね、中国に来てからも試合で戦いながら成長してきました。このメンバーで試合を戦うのも最後。絶対に勝つ為にみんなで結束して試合に挑みました。

photo

大会最終戦なので、ウォーミングアップも気合が入っていました。キックオフ直前には、全員で円陣を組んで結束を高めました。

photo

photo

photo

photo

photo

photo

【大会5日目 決勝トーナメント 5位・6位決定戦 vsFSVフランクフルト(ドイツ) 10時00分キックオフ】
前半 1-0
後半 0-0
合計 1-0
得点者 伊藤
先発メンバー
GK:紫垣 
FP:大山・川野・五来・新保・小倉・安塚・白石・林・佐藤・伊藤
途中出場 
長山・木下・末原・大塚・小針

立ち上がりから守備の対応が遅れて、相手に押される展開でしたがシュートミスで助かりました。

前半3分に、GK紫垣選手のロングボールを佐藤選手が受け、ドリブルから白石選手にボールを預けるとワンタッチで伊藤選手にスルーパス。

パスを受けた伊藤選手は、ボールを運びながらGKのポジションを確認し、狙いすましたシュートで先制点を奪いました。

その後、小倉選手が味方の落としたボールをダイレクトで強烈なミドルシュートを放ちますがポスト直撃。

さらにペナルティーエリア付近で角度があまりない場所からFKで直接狙いますが、またもポストを叩き、追加点が奪えずに前半を終了しました。

photo

photo

photo

photo

後半も追加点を奪うために攻撃を仕掛けました。

このチームの特徴でもある相手SBの背後を突いたり、SH・SBの関係で2対1を作るなどサイドを起点にした攻撃で相手を苦しめました。

右サイドに展開し、小倉選手のクロスボールに新保選手がタイミング良くヘディングで合わせますが、この試合で3度目となるポストに直撃しました。長山選手が詰めますが、相手にクリアされました。

追加点が奪えない状況でも、前線から守備を重ねて、CB中心に相手の攻撃を許しません。

相手GKが負傷し、交代選手もすべて出場している為、数的有利での戦いになりました。

最後のFKのピンチでも、しっかりと跳ね返し試合終了。勝利で最終戦を終わらせることができました。

鹿島アントラーズの最終順位は5位となり、全日程を終了しました。

photo

photo

【大会最終順位】
優勝 クルゼイロ  
2位 北朝鮮平壌国際サッカー学校 
3位 中国代表U-14
4位 ZHONGNAN CODION FC
5位 鹿島アントラーズ
6位 FSVフランクフルト
7位 グラナダCF
8位 韓国茂山中学
9位 ジョホール ダルル タクジム
10位 コロナ キェルツェ
11位 大連一方足球倶楽部
12位 イムランサッカーアカデミー
13位 タイOAZフットボールアカデミー
14位 中国江陰中学
15位 中国南通スポーツ学校
16位 延辺北国SC

最後に全チーム参加の閉会式に出席しました。閉会式も中国らしく大掛かりな演出でした。
参加チーム同士で記念写真などを撮り、交流しました。

photo

ジョホール ダルル タクジム(マレーシア)は、現在トップチームが戦っている2019ACLで同グループです。次戦はアウェイのマレーシアで対戦予定です。

photo

優勝したクルゼイロは、毎年ジュニアユース3年生が行うブラジル遠征の「Copa da Amizade」にも参加しているので、約1年後の彼ら達と対戦する可能性があります。

メンバーの中には元ブラジル代表でFCバルセロナ等で活躍したロナウジーニョの息子(7番)も在籍していました。

photo

主催クラブのオーナーにも選手とスタッフでお礼の挨拶をさせて頂きました。

photo

photo

中国遠征も明日が最終日。早朝に宿舎を出発して空港に向かい、帰国する予定です