4月24日、TORENO INTERNAZIONALE CALCIO GIOVANILEが大会3日目を迎えました。この日は決勝トーナメント1回戦が開催されました。今大会は24回目の開催ですが、アントラーズはアジア、日本から初めての参加ということもあり、注目されています。前日のチェルシー戦が、地元紙『il mattino de Padova』に大きく掲載されました。

各グループの上位2チーム、計16チームが上位トーナメントに進出しました。前日の試合で、チェルシーを相手に1-1と引き分け、得失点差でグループFの2位となったアントラーズは、18時30分より、グループEを1位で通過したオランダの強豪アヤックスと対戦しました。

鹿島アントラーズ　0-2　アヤックス

鹿島先発メンバー：鈴木太陽、沖田空、国府田宗士、舩橋佑、斉藤拓、飯田隼人、多田采広、柴田翔、石津快、髙木翔青、前田聡良
交代出場選手：眞方大輔、櫻山陸、木内達也、金澤弘人、宮内輝琉


森島監督コメント「非常に残念な結果となってしまった。前半は、ミーティングで話したプラン通りに、守備の形がしっかりとできていて無失点に抑えることができた。攻撃面では、セットプレーからチャンスもあった。後半になって、メンバーを入れ替えたこともあり、守備面で混乱した部分があった。攻撃面ではCKからクロスバーに弾かれるシュートもあり、得点を奪えなかった。選手たちは自分の力を出して戦っていたが、細かい部分で技術の差 が出ていた。明日も試合があるので、今日の課題を修正して臨みたい」

（24日、上位トーナメントの他7試合の結果）
インテル（イタリア）　2-0　ユヴェントス（イタリア）
レヴァークーゼン（ドイツ）　6-0　Ilves Tampere（フィンランド）
パリ・サンジェルマン（フランス）　1-0　レッドブル・ザルツブルク（オーストリア）
ACミラン（イタリア）　4-0　パドヴァ（イタリア）
チェルシー（イングランド）　4-1　CSKAモスクワ（ロシア）
アタランタ（イタリア）　2-0　ヴィチェンツァ（イタリア）
ナポリ（イタリア）　3-1　クラブ・ブルージュ（ベルギー）

アヤックスに敗れたアントラーズは、翌25日、敗者トーナメントでイタリアの強豪ユヴェントスと対戦します。

なお、下位トーナメントは下記の8チームによって行われています。
ASローマ、ASチッタデッラ、Abano Calcio、Thermal Calcioのイタリア4チーム、FCフローニンゲン（オランダ）、ベンフィカ（ポルトガル）、トロントFC（カナダ）、FCミッティラン（デンマーク）

20時30分からは、Panaramicホテルにて、大会主催のチャリティーディナーが行われました。身体の不自由な子供を支援する組織への援助のオークションに、アントラーズのユニフォーム3枚を提供しました。また、大会組織委員会のMASSIMOさん、地元ホテル協会のANGELAさんに、感謝の気持ちを込めて記念盾を贈呈しました。