マッチレビュー

2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第14節 ヴァンフォーレ甲府戦

鹿島、怒濤のゴールショー!甲府を4-0と撃破し、雪辱を果たす。

攻守ともに隙を見せなかった鹿島が土居の2ゴールなどで難敵甲府を4-0と完膚なきまでに叩きつぶした。これでリーグ戦は3連勝。1stステージ逆転優勝へ向けて、弾みをつけた。

「残り4試合は全勝」。石井監督がそう強く誓い臨んだ、この第14節だったが、西が負傷で不在の中、最終ラインは右から伊東、ブエノ、昌子、山本と初めてとなる組み合わせが並んだ。また攻撃陣では負傷明けの遠藤、体調不良明けの金崎が復帰するとともに土居が第9節のアウェイ大宮戦以来、実に5試合ぶりとなる先発復帰を果たした。

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戦前の予想通り、前線のチュカ以外は全員が引いて守る甲府に対し、鹿島は早めに先制点を入れるべく、序盤からボールポゼッションしつつ、金崎、土居らが果敢にゴールを狙う。しかし甲府の守りも堅く、前半は0-0のまま時間が過ぎていく。攻めながらも点が取れず、甲府のペースになるかと思われた前半終了間際、鹿島が均衡を破る。

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待望の先制点を決めたのは、5試合ぶりの先発メンバーとなった土居だった。自らがポストとなり、柴崎とのパス交換から右足を一閃。これで鹿島は1点リードして前半を終えた。

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さらに後半開始直後も土居が追加点を決める。47分、ゴール前の混戦からのこぼれ球を左足で振り抜く。このシュートが綺麗な弧をえがいて甲府ゴールに突き刺さり、鹿島に2点目をもたらした。

こうなると甲府も前に出ざるをえない。その焦りの攻撃を受けた鹿島がカウンターを狙う図式ができあがった。そして51分、今度は1点目を演出した柴崎が金崎のアシストを受け、3点目を決めた。

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前日に誕生日を迎えた柴崎の”バースデーゴール”で、カシマのボルテージは一気に上がった。そしてゴールショーのラストを飾ったのは、この日復帰した金崎。73分、伊東のアシストを受け、今季7ゴール目を決め、4-0とした。

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4月10日のホーム広島戦以来となる4ゴールを奪い、鹿島はヤマザキナビスコカップグループステージで屈辱の敗北を喫した甲府に雪辱を果たした。リーグ戦3連勝で次節、埼玉スタジアムで浦和と対戦する。舞台はそろった。後は勝ち続けるだけだ。

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<この試合のトピックス>

・4月10日の第6節ホーム広島戦に続き、今シーズン最多得点となる4ゴールを決めた。

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