2022明治安田生命J1リーグ 第16節

2022年05月29日(日)  15:03 Kick Off

AWAY 味の素スタジアム

FC東京

  • 33' 渡邊 凌磨
  • 42' 渡邊 凌磨
  • 52' ディエゴ オリヴェイラ

試合終了

3-1

2前半0
1後半1

鹿島アントラーズ

  • 54' 上田 綺世

試合経過

渡邊 凌磨 ゴール 33'
渡邊 凌磨 ゴール 42'
50' イエローカード ブエノ
ディエゴ オリヴェイラ ゴール 52'
53' 交代 ファン アラーノ → 和泉 竜司
54' ゴール 上田 綺世
長友 佑都 → 中村 帆高 交代 61'
渡邊 凌磨 → 永井 謙佑 交代 61'
63' イエローカード 和泉 竜司
67' イエローカード 三竿 健斗
71' 交代 ディエゴ ピトゥカ → 土居 聖真
ディエゴ オリヴェイラ → 紺野 和也 交代 80'
松木 玖生 → 東 慶悟 交代 84'
木本 恭生 → 岡崎 慎 交代 84'
86' 交代 安西 幸輝 → 染野 唯月
86' 交代 三竿 健斗 → 関川 郁万
90'+3 イエローカード 鈴木 優磨
上田のゴールも及ばず。1-3でFC東京に敗戦

2022明治安田生命J1リーグ第16節、味の素スタジアムでFC東京と対戦した。前半に2失点を喫すると、後半早々に追加点を許す。上田のゴールで1点を返したものの、1-3という結果に終わった。

前節の鳥栖戦は、激しい撃ち合いとなった。0-3という絶体絶命の状況に追い込まれたものの、後半アディショナルタイムに逆転。しかし、試合終了間際に失点を喫し、4-4のドロー決着となった。

悔しい結果に終わったが、悲観的になる必要はない。0-3という苦境に立たされても、選手たちは誰一人諦めることなく、一つになって戦った。ここまで積み上げてきた確固たる自信と勝利への執着が、後半の反撃に繋がった。気持ちを切り替えて、すぐに中3日で臨むアウェイFC東京戦への準備を進めた。

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FC東京戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは常本、ブエノ、三竿、安西、中盤から前線は、樋口、ピトゥカ、アラーノ、カイキ、上田、優磨が入った。ベンチには、沖、広瀬、関川、土居、和泉、舩橋、染野が座る。

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立ち上がりから強度の高い展開となり、中盤で激しい球際とセカンドボールの争いが白熱した。互いに主導権を譲らず、一進一退の攻防が続く。

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10分を過ぎたあたりから、アントラーズが徐々に流れを引き寄せ、相手陣内でのプレータイムを増やしていく。すると、15分にチャンスが訪れた。ブエノのふわっとしたロングボールから上田が裏へ抜け出すと、相手GKとスウォビィクと交錯。こぼれたところをカイキが狙った。カイキのシュートは枠を捉えることができなかったが、得点の機運が高まる。

連戦の中、ピッチには厳しい陽射しが照りつけた。両チームともにアウトオブプレーでは、ゆっくりと時間を使う場面が目立ったが、インプレーでは暑さの影響を感じさせない強度の高いプレーが続いた。

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均衡した展開のなか、33分に試合が動いた。小川からのパスを受けた渡邊に、ディエゴ オリヴェイラとのワンツーで守備を崩され、右足を振り抜かれた。渡邊のシュートはゴールに入り、先制点を許してしまった。

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それでも、失点直後からアントラーズは攻勢に出る。34分にはキックオフの流れから樋口、36分にはカイキがシュートを放ち、FC東京の守るゴールに迫った。

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しかし、前がかりに攻める中で、FC東京の左サイドからのカウンターが脅威となる。41分にはアダイウトンに個人技で崩され、シュートまで持ち込まれた。

すると、42分に同サイドから失点を喫してしまう。アダイウトンに突破されると、ディエゴ オリヴェイラにパスが出る。そこからボールは渡邊に渡り、右足を振り抜かれた。鋭いシュートはゴールネットに突き刺さり、追加点を奪われてしまった。

前半はこのまま0-2で終了。2点のビハインドを負ってハーフタイムに突入した。

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後半もFC東京のカウンターが脅威となった。50分、アダイウトンに個人技で右サイドを突破されると、ペナルティエリア内でブエノが後ろから倒してしまい、PKを献上。52分、このPKをディエゴ オリヴェイラに決められて、0-3と点差を広げられた。

失点直後の53分、アラーノとの交代で和泉をピッチへ送った。

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すると、投入された和泉がいきなり魅せる。左サイドからカイキがグラウンダーのクロスを入れると、ペナルティエリア中央で和泉がワンタッチで落とした。これを上田が右足を振り抜くと、シュートはゴール左隅に突き刺さった。54分、すぐに1点を返すことに成功する。

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2点差に迫り、勢いそのままにFC東京を攻め立てる。71分にピトゥカとの交代で土居を投入した。ただ、良い流れの中で得点を奪えずにいると、相手のスローテンポな試合運びにペースを崩され、流れを引き戻されてしまう。

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83分には、スンテのビッグセーブで失点には至らなかったが、好調のアダイウトンに決定的なシュートを放たれてしまった。

それでも、ピンチを凌ぐとチャンスが訪れた。83分、優磨のスルーパスに反応した上田がニアゾーンで起点をつくり、ヒールパスを送る。これをカイキがダイレクトでシュートするも、小川のシュートブロックに阻まれ、得点には至らなかった。

86分に安西と三竿をベンチに下げ、染野と関川を投入。時計の針を進めようとスローテン

ポでプレーするFC東京に対して、終盤はなかなかチャンスをつくることができず、逆に決定機を許した。スンテの好セーブでさらなる失点は許さなかったものの、このまま1-3で試合終了を迎えた。

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次は天皇杯の初戦、新潟医療福祉大と対戦する。中2日と準備期間は限られている。すぐに気持ちを切り替え、これからもチーム一丸で準備を進めていく。

【この試合のトピックス】
・上田が今季リーグ戦10ゴール目
・優磨が次節出場停止

スタッツ

FC東京 鹿島アントラーズ
9 シュート 11
17 GK 8
7 CK 2
16 直接FK 12
3 間接FK 3
2 オフサイド 2
1 PK 0

試合データ

入場者数
28,436人
天候
晴、弱風
気温 28.2℃ / 湿度 39.0%
ピッチ
全面良芝
主審
木村 博之
副審
八木 あかね
淺田 武士
第4の審判員
阿部 将茂
VAR/AVAR
大坪 博和
田尻 智計