
先週末の柏戦から先発メンバーを8人入れ替えた鹿島は、プロ初出場の3選手を含む清水に終始圧倒されながらも、大迫がエースの意地を見せ2ゴールを決め、2-1と逆転勝利を収めた。これで鹿島は予選リーグ2位ながら最終節を勝利で飾り、前回覇者の意地を示した。
序盤、リーグ戦第2節以来の先発出場となる中田が久々に最終ラインを統率し、ボランチには昨季のリーグ第19節・C大阪戦(7月31日)以来、実に11ヵ月振りの公式戦出場となる本田が入り、ポゼッション率を高めた鹿島だったが、橘、八反田、柴原とプロ初出場を3人揃えた清水の小気味良いサッカーで徐々に追い詰められる。そして14分、その柴原のクロスから伊藤にダイレクトボレーを決められ、早々に1点のビハインドを背負ってしまう。
その後、前半は本山の絶妙なパスから岡本、大迫が決定的な場面を迎えるが最後の精度が甘く、0-1のまま戦い終えた。
後半に入っても清水に支配される時間は長く、鹿島はなかなか突破口を見いだせない。58分、梅鉢、佐々木が本田、岡本に代わりピッチに立ったが、清水へ傾いた流れを変えることは容易ではなかった。
しかし75分、鹿島は待望のセットプレーからのゴールで同点に追いつく。右CKを増田がファーに蹴り込み、大迫が豪快なヘディングシュートで清水ゴールに突き刺す。この大迫の今予選3点目で息を吹き返した鹿島はその後、佐々木、大迫らが清水の最終ラインを突破し、ゴールへと迫った。
そして試合終了間際、立て続けにPKのチャンスを得る。最初のPKこそキッカーの佐々木がクロスバー直撃で失敗したものの、その佐々木が自らの突破で得た次のPKは大迫に譲り、大迫が冷静に決め、2-1で鹿島は逆転勝利を収めた。
90分間を振り返れば、フレッシュな清水に押し込まれる場面が多かったことは否めない。しかし試合後にジョルジーニョ監督が振り返ったように、中田、本田らの復帰、そして土居の奮闘などは今後につながる好材料だろう。決勝トーナメント準々決勝の相手は、Aグループ首位となったC大阪。ナビスコカップ連覇を果たすため、しっかりと勝ち続けたいものだ。

![]() | ![]() |

![]() | ![]() |
![]() | ![]() |

![]() | ![]() |













・焦る必要はない。確実なパスを積み上げることでチャンスを作ろう。
・体力的に厳しくなる時間帯にいかに注意力と集中力を保てるかが重要になる。
・守備では広がってしまうことがある。攻撃では簡単にボールを失いすぎている。
・2点目を決め、チャンスを与えないようにしよう!
(最初の)PKはサコから蹴るように言われた。左を狙ったけど、キーパーが動いたのが見えたので、方向を変えたらバーに当たった。2回目のPKはベンチからの指示。
【大迫 勇也】
久しぶりにパスが出て来るという感じで、プレーしていて楽しかった。先制されたけど、青木さん、浩二さんらベテランがいたので心配はなかった。
【西 大伍】
(連戦で)さすがに疲れた。今日は走れなかった。全然、ボールに触っていない。清水に勝てたのはいい事。清水は走る選手が多い。決めるところをきっちり決めていれば大差になる試合だった。
【本田 拓也】
(久しぶりの出場で)思ったより動けたし楽しかった。でも、もう少し上げないと駄目。相手もパスを回して上手くやっていた。そのような中でやれた事は良かった。
【土居 聖真】
仕掛けるのが少なかった。久しぶりに試合に出場しても出来る事が分かった。コンディションが悪いなりに前半は良かった。後半は、全然ダメ。シュートが少なかったし、もっと強引に打ちたかった。自分で仕掛けてシュートに持っていけるようにしたい。そういうチャンスを増やしていかないといけない。
佐藤選手、本山選手のコメントはこちら。