
リーグ戦2連敗で18年振りの単独最下位と最悪のスタートを切った鹿島だったが、昨季制したヤマザキナビスコカップ初戦は大迫、遠藤のゴールで2-0と神戸に快勝した。これで鹿島は今季公式戦で初勝利、またジョルジーニョ監督にとっても嬉しい公式戦初勝利となった。
序盤、神戸の前線からの激しいプレスに少々手こずった鹿島だったが徐々に試合の主導権を握り始める。そして20分、小笠原の左CKからニアに入った大迫がうまくヘディングで合わせ、先制点を得る。
この大迫の先制点により勢いを得た鹿島はその8分後、小笠原のパスを受けた柴崎が前線へ見事なラストパスを送り、そこに抜け出した遠藤が左足でシュートを放つ。これで追加点と思われたが、何とゴール角に直撃で惜しくも遠藤は得点を逃した。
しかし遠藤は前半アディショナルタイムにその借りを返す。新井場のパスを受けたジュニーニョからのクロスをファーにいた遠藤は左足で豪快なボレーシュート。これが相手選手に当たりながらもゴールネットを揺らし、鹿島は前半終了間際にそのリードを2点とした。
後半に入るとシンプルにボールを前線に運ぶ神戸に攻められる場面も増えたが、65分にはエリア内でジュニーニョが植草に倒され、PKを得る。ジュニーニョはキッカーも自ら務め、これで3点目かと思われたが植草にシュートコースを読まれ、ジュニーニョにとっての初ゴールとはならなかった。
その後、鹿島は前半は危険な動きが多かった野沢を2、3人で囲い込み、最後の仕事をさせない。51分に吉田から右足首を踏まれた小笠原が67分に青木と交代するアクシデントがあったものの、最終ラインでは今季初先発フル出場となった山村が岩政と共に終始安定したプレーを見せ、また中盤では増田、柴崎らがうまくバランスを取り、最後まで神戸にチャンスを与えず、2-0とジョルジーニョ体制で初勝利を飾った。
「Jリーグでは得失点差で最下位であるという現実がある。常に選手としてもチームとしても得点を求め、向上していく必要がある」。試合後、初勝利の嬉しさよりも向上していく必要性を改めて語ったジョルジーニョ監督だったが、選手たちも同じ気持ちだろう。先ずは公式戦で1勝。ここからどう勝利を積み重ねて、チームとして成熟していくかが重要なところだ。






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・ゴール前では慌てずに落ち着きをもってプレーしよう。
・中央が混雑するので、サイドからの展開で相手サイドを横に引きのばそう。
・もっと自信をもってあいだあいだで受けて行こう。
・攻撃している時のリスク管理をしっかりと。
結果が出て、うれしい。勝つことだけを考えていた。練習通りのボールだったので当てるだけだった。リーグ戦2連敗で悔しい思いをしたのでこれで流れに乗れればいい。チームが集中して戦えた。リーグ戦でも勝てるようにしたい。
【山村 和也】
無失点で抑えることを意識して入った。岩政さんと声を掛け合いながら守った。ゴール前に折り返されたり、落とされたりしたけど岩政さんが体を張って守ってくれたので、そういったプレーを自分もやらないといけない。
【岩政 大樹】
良い試合だっと思うが、もっと点を入れないといけない。勝ったから、OKというわけではない。シュートを外した部分は反省しないと。CBで山村と組むのはあまりやってないけど、南アW杯の時を思い出しながらやった。フィーリング的にあっているので問題はない。ここ数年持っていた意識が出た試合。でもリーグ最下位は変わらないので、安心してはいけない。
【遠藤 康】
相手が良くなかったんだと思う。リーグ戦では点が入らなかったので今日は点が入って良かった。相手が前掛かりに来てスペースがあった。チーム全員の気持も入ってたし、セカンドボールを拾えたのも大きい。みんな、勝ちたいと思っていた。(ダイレクトボレーは)難しいシュートの方が入る。勝てて何より。
【小笠原 満男】
1勝じゃ満足できない。目標はそこじゃない。でも今日は良い部分があった。何より気持ちを出して戦えていたと思う。今日の様な姿勢ならどんな相手でもできるし、出せないならどんな相手でも駄目。これを継続するのが大事。
柴崎選手、曽ヶ端選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。