
ジョルジーニョ監督の突然の退任を受け、是が非でも勝たなければいけないゲームとなったホーム最終戦、大迫が2ゴールで常に信頼し続けてくれた指揮官に2-0の勝利をプレゼントした。これで鹿島は勝点46とし、最終順位を11位で2012シーズンのリーグ戦を戦い終えた。
序盤、互いに慎重な出足となり中盤での攻防が続いたが、これがジョルジーニョ監督のリーグ戦ラストマッチとなる鹿島は全員が球際で激しいプレーで勝利への執念を見せる。そして41分、相手のミスからドゥトラが大迫につなぎ、大迫は左足で狙い澄ましたミドルシュートをゴール右隅に沈めた。
大迫の先制点で前半を1-0と折り返した鹿島は、後半に入ってやや押される。しかし68分、ジュニーニョが左サイドから絶妙のクロスを上げ、これを大迫が芸術的なヘディングシュートで今日2点目を決める。これで2点リードした鹿島は8月4日の鳥栖戦以来の先発出場となった中田が最終ラインを見事に統率し、レアンドロ ドミンゲス、ジョルジ ワグネルら強烈な攻撃陣を抑える。最後は鹿島からレナト、柏からレアンドロが2枚目のイエローカードで退場させられるなどバタバタした展開となったが、冷静さを失わなかった鹿島は2-0で今季リーグ戦12勝目を飾り、勝率を5割とした。
試合後、「皆さんの心の一部をブラジルへ持ち帰り、私の心の一部をここに置いていく」とサポーターへ語りかけたジョルジーニョ監督。だが、監督が「まだ終わっていない」と言う通り、まだ天皇杯が残っている。闘将から最後の猛ゲキを受けた鹿島は今季最後のタイトルを目指し、戦い続けることだろう。







![]() | ![]() |











・縦に展開することは必要不可欠だが、焦りは禁物だ。正確なパスワークで相手を動かしチャンスをうかがえ。
・攻撃でも守備でもスペースと時間を有効に使おう。
・もっと勇気をもって攻撃していこう!
また優勝するチームはホームゲームで勝点を落としてはいけない。今シーズンに関しては負けていけないホームゲームで負けたり、ドローに終わった。それが優勝から遠ざかってしまった原因だったと思う。
(今日2得点の大迫に関して)皆さんもそう考えているように将来、日本代表のFWになる選手だ。これは間違いない。大迫は確かに成長しているし、高い意識を持続できれば素晴らしい選手になると思う。ドリブル、スピードもあるし、空中戦も強い。また短いレンジでも強烈なシュートを打てる。今の鹿島から将来の日本代表の主力となる選手は、少なくとも2人いると思う。それは大迫と柴崎だ。
鹿嶋での生活は申し分ないものだし、現役の頃からずっとクラブには素晴らしいケアをしてもらった。これは永遠の別れではなく、一時的な別れ。試合前に柏のネルシーニョ監督とも話したが、彼は3度違うクラブではあるけれども、日本の地で生活している。私は、出来れば彼とは違って日本でやるのならば、鹿島の監督としてまたチャンスをもらえればと思う。鹿島にはトニーニョ セレーゾやオリヴェイラなど歴代の素晴らしい監督がそろっているので、チャンスがあるかどうか分からないが、またここで監督として指揮を執りたい。
スルガ銀行チャンピオンシップ、ナビスコカップも制することができて、クラブからは契約延長のオファーをもらったが、家庭の理由で続けることができなかった。昔からいるフロントのスタッフからは現役時代から「いつか監督をやって欲しい」と言われ、それが実現できたことは本当に嬉しい。ただ、(退任の理由となった)家族というのはとても大切なものであり、この素晴らしい環境を自ら手放さなければいけないことはつらいことだけれども、皆さんにはご理解していただければと思う。
(リーグ戦は)1年を通して結果が出せていなかったので、最後は結果を出そうとみんなで話していた。監督のことが突然だったので、勝ちをプレゼントできて良かった。1点目は上手くボールが足元にこぼれてきたので、打つだけだった。2点目はジュニーニョがいいタイミングで上げてくれると信じていた。結果が出なくて、つらいつらいリーグ戦だったが来年に繋がる。
【青木 剛】
試合途中でスパイクの紐が切れて脱げそうだったが、時間も残ってなかったのでプレーを続けた。浩二さんとは組んだことがあったので問題なくできた。柏の攻撃を全部が全部抑えられた訳じゃないが無失点で終われたことは次につながる。
【昌子 源】
途中出場は慣れた。ネット バイアーノは凄かった。危ないシーンもあったが、一か八か足を出したら当たってくれた。パスはリスクを負わないように安全に出した。
中田選手、小笠原選手のコメントはアントラーズモバイルご覧ください。