
昇格組ながら5失点とJ1最少失点を誇る鳥栖の堅守を最後まで崩すことができず、0-0に終わった。前々節のG大阪戦で5-0と派手な勝利を飾った鹿島だったが、前節は清水に0-3の完敗、そして今節はスコアレスドローとこのGW3連戦は結局、1勝1分1敗と浮上のきっかけをつかむことはできなかった。
序盤、しっかりとブロックを作っての守備から時間をゆっくりと使う鳥栖に対し、鹿島はなかなか主導権を握ることはできない。前半は鹿島がシュート7本、鳥栖はわずか1本と数字の上では圧倒しているかのようだったが、実際はほぼ鳥栖のペースでゲームが進んだように見受けられた。7本の中で一番の好機は40分、ドゥトラがドリブルから魅せた強烈な右足ミドル。この迫力にはスタジアムもどよめいたがこれはわずかに右に外れ、先制点とはならなかった。
後半に入ると連戦の疲れからか、鳥栖の動きが鈍くなる。一方の鹿島は遠藤、ドゥトラがドリブルから仕掛け、鳥栖陣内でのプレーが多くなってくる。しかし前線の興梠、大迫らが鳥栖の最終ラインに手こずり、ゴール近くでのプレーが出来ない。この状況を打開すべくジョルジーニョ監督は56分、興梠に代わりジュニーニョをピッチへ送り出すがジュニーニョも最終ラインに捕まり、チャンスを作り出せない。また83分に大迫に代わりピッチに立った岡本もボールを収めることができず、時間だけが過ぎていった。
そして最後のチャンスはアディショナルタイムに入っての左CK。キッカーの小笠原がニアに蹴り込んだボールに岡本が頭で合わせ、決勝ゴールかと思われたがゴールラインに立つ鳥栖DFにクリアされ、万事休す。結局、鹿島はシュート15本を放ちながら、1点が取れず、0-0のスコアレスドローに終わった。
昇格組の鳥栖を相手に悔しい結果に終わってしまったが、試合後のジョルジーニョ監督は「最後まで勝利のために一生懸命戦った」と選手たちのあきらめない気持ちを称えた。リーグ戦10試合を終え、勝点は11。先ずは1週間後の磐田戦へ向けて気持ちを切り替えて再浮上のきっかけをつかんで欲しいものだ。


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・相手陣内では、最前線からのプレスを徹底しよう。相手に考える時間と余裕を与えるな。
・ロングボールとセカンドボールへの対応をしっかり。一手二手先の展開をイメージしながら動こう。
・マイボールになった時は、あわてずに自信をもってプレーしよう。
・連戦で厳しいところ!それを全員でカバーしよう。
最後まであきらめずに戦った選手たちを称えたい。全員が最後まで勝利のために戦ってくれたし、観ていた方々もそれを感じてくださったと思う。またレフェリングに関してはもう私は何も言わないと決めているので何も言わないが、アクチュアルタイムを増やすというJリーグの方針と少し反した姿勢が鳥栖からは感じられた。ぜひ関係者の皆さんにしっかりとその辺りを議論していただきたいと思う。我々はしっかりとプレーすることが義務なのだから。
(最後のCKからのヘディングシュートは)僕じゃない。あれは、ヒデのシュート。僕はつぶれただけ。守りきったサッカーをするつもりはないが、あのサッカーをやられて失点はしたくなかったし、気持ちを入れれば防げる戦い方。豊田選手とは4~5回やっているので印象は変わらない。
【遠藤康】
あれだけ削られるとリズムに乗れない。後半はスペースも出来てかわせるようになった。後は最後のフィニッシュだけ。守備はボックス型の方が良いけど、攻撃はダイヤモンド型の方が良いがそれは監督が決めること。今日は申し訳ない。
【曽ヶ端準】
セットプレーに注意していたが、しっかり選手がついていた。簡単な相手では無かった。向こうがロングボール主体だったがヤマと大樹が体を張った。ちょっと苦しくなると豊田選手に蹴るというのは分かっていた。
興梠選手、岡本選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。