濃野の先制弾も、東京Vに1-2の逆転負け
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド EAST 第13節、アントラーズは味の素スタジアムで東京ヴェルディと対戦した。
前節、アウェイ柏で粘り強く勝利を収めたアントラーズは、その勢いを持ち込み東京Vとの一戦に臨んだ。アウェイにも関わらず、この日も多くのアントラーズファミリーが味スタに駆けつけ、力強い声援で選手たちを後押しする。
試合は序盤から東京Vが主導権を握る。しかし、アントラーズはうまく相手の流れを断ち切りながら、反撃のチャンスをうかがう。そして19分、濃野のドリブルから決定機を作る。右サイドを走る師岡のクロスから優磨が折り返し、最後は再び濃野が押し込む。見事な形で先制点を奪い、東京Vの勢いを削いだかに見えた。
しかし、34分に思わぬ形で同点に追いつかれる。パスミスからボールを奪われると、熊取谷にロングループシュートを決められ、1-1。さらに、40分には右サイドからのクロスを吉田に頭で合わせられ、1-2と逆転を許す展開となった。
後半に入ると、鬼木監督は柴崎、松村をピッチへ送り出し、再び主導権を取り戻そうとアントラーズは前に出る。セットプレーからもチャンスを作り、東京Vゴールに迫るが、相手の粘り強い守備の前にあと一歩が届かない。
さらに70分には三竿がこの日2枚目のイエローカードを受けて、退場。数的不利となり、状況は一層厳しくなる。それでもアントラーズは最後まで諦めない。終盤には途中交代でピッチに立った荒木のロングスローやサイド攻撃で同点を狙い続けたが、ゴールをこじ開けることはできなかった。
結局、試合は1-2のまま終了。先制しながらも逆転を許す悔しい結果となった。だが数的不利のなかでも最後まで戦い抜いた姿勢に、ゴール裏の12番からも熱いコールを浴び、次への活力を得た。5月に入れば、ホームでの2連戦が待っている。メルスタで、またともに戦おう。



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まず、アウェイというなかで、あれだけ多くのサポーターの方が駆けつけてくださったなかで、本当に不甲斐ないゲームをしてしまい、本当に申し訳なく思います。その責任は自分にありますし、いろんな部分で、先制こそしましたけれども、出足の部分、コンパクトさ、セカンドボールなどいろんな際(きわ)の部分で、相手の出足が良かったかなと思います。それが90分間通してなかなか改善させられなかったところに、自分の力不足を非常に感じています。 ただ、次節もありますし、選手にも言いましたけど、こういう負け方のなかでも最後までサポーターがあれだけ背中を押してくださったので、次はホームでしっかり応えなきゃいけないと、そこに向けてやっていきたいなと思います。
Q. 今大会13試合目にして初めて90分での敗戦となった。同点に追いつかれてから立て続けに失点したことも含めて、どのように受け止めているか?
A. 連続失点は勝っていくチームにおいてあってはならないところだと思います。 相手に勢いも与えますし、特にアウェイであれば、本来自分たちが点を取ってたたみかけたいところが逆になっているわけで、そういう意味でいうと、ひとつ反省しなきゃいけないところだと思います。 あとは単純に、どっちのチームがゴールに向かって戦っていたかという、そこがすごく大きな差が出たのかなと思いますし、そこも反省点かなと思います。
Q. 少し合わない部分があったり、めずらしくミスが目立っていたが?
A. 選手にずっと言い続けていますけども、時間があるときに最善の選択というか、例えばシンプルに相手の背後を見るとか、良い状態でパスができたり遠くに蹴れる状況のときにそれを選んでいない。つないで相手を引き出す作業を自分たちが本気でやれているのであれば、背後を意識してやれると思います。 今日のゲームでいくと、プレッシャーが来たからボールを渡しているだけだったと思うので、そこはもう一回アプローチを変えていかなくてはいけないかなと思います。背後へのボールはつないでいないということではないので、相手も嫌がっていましたし、それはチャンスであり、選ぶべきだと思います。 後半も、一人少ないということもありますが、単調なゲームになってしまった。 あそこでもう少し自分自身の工夫があれば、もっと下から(のパス)でも行けたかなと思いますので、両方を組み合わせたかったなと思います。
Q.三竿選手の退場について
A. 交代を準備していたなかでああいうふうになってしまったのは残念ではありますけども、もっと早くジャッジをしても今日の流れからすればよかったかなと思います。 それも含めて自分のゲームを読むという意味では少し遅れたなと思っています。
我々が前線からいい守備をしてペースを握って、いい入りができたという安心感が7、8分過ぎからあったが、ちょっと緩んで、腰が引けてその隙を突かれた。前半の真ん中辺りは、我々は入りで安心してしまったような、ちょっとした甘さがあったなと。ただ途中からもう一度、前線からプレスに行く、最終ラインがラインを上げる、いい守備から入るということを確認しあった中でしっかり逆転できたことは非常にポジティブかなと思う。
後半もそこはやり続けようとみんなで確認しながらやったので、少し安定したゲームができたとは思っている。ただ、相手が1人退場して、むしろちょっと難しくなったかなとは思っていたので、特に守備、セットプレーは人数が関係ないので、そこでも最後までよく集中をして、相手に決定機を作らせなかったという意味で、今日は守備の集中力は選手を褒めてあげたいなと思う。
【早川 友基】
うまくいかなかったところが結構あり、選手間でも合っていないことがあったので、そこが(敗戦の)一番大きな要因だったのではないか。(初めて90分で負けたが)連敗しているわけではないので、そんなに悲観的にはなっていない。1回負けて、崩れる方が問題だと思っている。1試合負けたところで、次にしっかりと勝つことと、いい内容にできればいいと思う。
【濃野 公人】
(得点シーンは)師岡選手がいいタイミングで走り出していたのでパスを出し、そのままクロスボールが来ればいいなと思って、中央に入っていった。いい準備をしていたことで、折り返しに反応できて良かった。13節にして初めて90分で負けたのは残念だが、必要以上に落ち込むことでもないと考えている。またすぐに試合が来るので、一喜一憂せず、さらにレベルアップして次に向かいたい。
【林 晴己】
「初めてのプロとしての試合」に出場した開幕戦で負けたスタジアム。自分の中でも「今日は勝つ」という気持ちがより強かった。点を取りにいくために使ってもらったと思っているので、そのためのプレーをしようと思って試合に入った。うまくパスをさばいたり、攻撃につなげるシーンもあったが、チャンスもあった中で1点を取れなかったところは課題。自分の良さを出しつつも、チームとしてのやるべきことに徹底して、自分自身も早く結果を残したい。