▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2025明治安田J1リーグ第31節、メルカリスタジアムでセレッソ大阪と対戦した。
ホームであるメルスタは試合前から多くのアントラーズファミリーが駆けつけ、スタンドはアントラーズレッドに染まった。また、この日は「イエローハット スペシャルマッチ」として開催され、9月らしい清々しい天気も重なり、スタジアム全体が試合前から最高の雰囲気に包まれた。
試合は序盤から互いが主導権を握るべく、激しい攻防が続く。一気に畳みかけたいアントラーズだったが、29分、自陣エリア内で知念のファウルからのPKを決められ、先制を許す。
だが、これでアントラーズが下を向く様な時間はなかった。その2分後、一連の流れから植田が右サイドを駆け上がり、そのまま鋭いクロスをゴール前に送る。これを知念が力強いヘディングで叩き込み、すぐさま同点に追いつく。この自らのミスを自らの得点で返す知念の姿に、今日の試合へかける思いが強く感じられた。
1-1のまま、互いが譲らずに終えた前半を経て、鬼木監督は後半開始直後から舩橋と優磨をピッチへ送り込む。前線からの激しいプレス、そして中盤から最終ラインまでの連動した動きがさらに勢いを増し、53分には植田のロングフィードからレオ セアラが右足アウトサイドで冷静に流し込み、2-1と逆転に成功する。
このシンプルなカウンターでの逆転ゴールで勢いに乗ったアントラーズは68分、交代したばかりのチャヴリッチが左サイドから送ったクロスを、同じく交代したばかりの松村が見事に合わせ、試合を決定づけた。
終盤はC大阪に攻められる時間帯があったものの、全員が連動しその攻撃をことごとく跳ね返し、ほぼ完璧な形で3-1という逆転勝利を収めた。
この勝利で勝ち点を61に積み重ねたアントラーズ。残り7試合も全員が一つとなり、頂点を目指して突き進む。
【この試合のトピックス】
・松村の3点目で、J1最速となるリーグ戦通算1900ゴールを記録。
・後半開始から途中出場し、試合の流れを変えた舩橋がLIXIL賞を受賞。




ファン・サポーターの皆さんの大きな声援のおかげだと思っています。次は出場停止となってしまった選手もいて、アウェイ(での名古屋戦)なので、さらに戦っていかなければいけない。皆さんの力をまた貸してほしい。選手たちはまた期待に応えてくれると思っています。
Q.前節から4選手を入れ替えた。その意図は?
A.優磨を含めて、常に使いたい選手たち。ただ、浦和戦であれだけエネルギーを出して戦ってくれたので、今日90分戦うのは難しいと考えた。そのなかで最後にどのような状況になっていたらいいかと考えたときに、優磨がピッチから去るより、ピッチに立っていたほうがいいと考えた。80%から90%の優磨をとるのか、100%の選手をとるのかも考えて、今日のスターティングメンバーを選びました。
Q.前半は苦しい時間もありながら、前半のうちに追いつくことができた。それは大きかった?
A.前半はリズムに乗れなかった。パスの受け方や出し方に工夫が必要だった。先制されたあと、すぐに取り返したところが、試合のなかで大きなターニングポイントとなった。追いつくことができれば、勢いを出していけると思っていたので、非常に良かったと思います。
Q.右サイドバックに津久井選手が入った。目立っていたわけではないが、彼のポジショニングなどがチームを助けていたように見えたが?
A.素晴らしい試合をしてくれたと思っている。C大阪と対戦するということで、どのような状況であっても佳祐でいこうと決めていた。それぐらい、やってくれるだろうと感じていた。相手のサイドには特長のある選手が多いが、しっかりと佳祐らしい仕事をしてくれた。攻守でハードワークをしてくれた。
トレーニングでも試合でも意欲的。自分からなにかをしたいという姿勢だった。見ている自分たちも楽しめた。非常に良かったと思います。
(得点の場面は)今年3点決めているが、3点ともナオからのアシストなので、ホットラインだと思っている。前半で追いつけたことが良かった。後半は交代選手が入ってきて、より勢いが出るのはみんな分かっていたので狙い通りの展開になって良かった。
【レオ セアラ】
(得点の場面は)ボールを奪ったタイミングで植田選手が前を見てくれたので、古巣相手で相手のウィークポイントを分かっているなか、しっかり決め切れた得点だった。中2日の厳しい状況のなか、出場した選手全員がしっかり最後まで戦い抜いたことで勝利できて良かった。
【松村 優太】
得点数を伸ばすためにはドリブルからの仕掛けだったり、シュートを打つことも大事だが、ゴール前に飛び込んでいくのは課題だと思っていた。そのなかで得点が取れて良かった。最後も決めるべきだったので、甘さを詰めていきたい。
【植田 直通】
2アシストは僕のボールよりも2点とも決めてくれた選手の動きが良かった。コンパクトにしてハーフコートゲームをする狙いがあったからこそのシーンだった。これからはチームとして総力戦。誰が出ても狙いを持ってやり続けることが大事になる。
【津久井 佳祐】
スタメンとなったとき、自分の役割は対面で相手を止めることだと思っていた。1対1で止めてチームが盛り上がればと思ってプレーしていた。自分が出て試合に負けるのは悔しいので、今日は勝てて良かった。