▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2025明治安田J1リーグ第4節、カシマスタジアムでFC東京と対戦した。
ホーム新潟戦から、中2日。鬼木監督はボランチに舩橋を起用し、樋口とコンビを組ませた。前節では途中交代で出場し、気迫溢れるプレーでチームの勝利に貢献した舩橋の先発起用にはスタンドからも大きなエールが送られた。また前節でJ1通算200試合出場を達成した柴崎、優磨の両選手を祝うセレモニーも行われ、ご家族が花束贈呈。キックオフ前からカシマスタジアムはアントラーズファミリーの一体感で包まれた。
なおこの試合は、「ぴあ×アントラーズ パートナー20周年記念スペシャルマッチ」として開催された。
しかしその空気感とは、前半は少し違った流れとなってしまった。どちらもボールを保持する時間を作りながら、前半はややFC東京のペース。35分には仲川からクロスバー直撃の左足シュートを放たれるなど、危ない場面もあったが、アントラーズは何とか全員でFC東京の攻撃をしのぎ切った。
後半に入ると、前半に左肩を痛めた松村に代わりピッチに立った師岡が左サイドで時間を作る。そして58分、鬼木監督がピッチに知念、徳田を送り込むと、徐々に試合はアントラーズのペースとなった。
67分、CKからのこぼれ球を小池がゴール前にふわりとしたクロスを送る。これに呼応した植田が強烈なヘディングシュートでFC東京ゴールに叩き込み、カシマスタジアムは歓喜に沸いた。
しかし、これがVARチェックでオフサイドとなり、ノーゴールの判定。だがアントラーズはくじけることなく、FC東京に圧をかけ続けた。
そして本当の歓喜の瞬間が、74分に訪れる。ゴール前で優磨が森重に倒され、PKを獲得。そしてそのPKを自らしっかり決め、アントラーズに待望の先制点をもたらした。
その後もアントラーズが試合をコントロールし続ける。最後はアディショナルタイムに樋口のFKを師岡がうまくあわせて、FC東京に2-0と引導を渡した。
ホーム3連戦を3連勝で終え、カシマスタジアムはキックオフ前以上に一体感に包まれた。まさにアントラーズファミリー全員で戦いきった、ホーム3連戦。ここからまた、ともに歩みを進めていこう。
【この試合のトピックス】
・昨シーズンから続くホーム無敗記録を25試合に伸ばし、J1通算トップタイ記録。
・追加点を決めた師岡が、LIXIL賞を受賞。




試合はスタートから体力的なところから気にせずいこうと話して入った。本当にアグレッシブにプレーをしてくれた。背後を抜け出されたりと苦しい場面もあったが、選手たちがしっかりと理解しながら締めるところを締めてくれた。最後は隙を逃すことなく、得点を取ってくれた。そこは自分たちが求めているところの一つ。非常によくやってくれた。
Q.後半の序盤まで苦しい時間が続いた。相手の流れを断ち切って、ペースを持ってくることができた要因は?
A.我慢強く戦えたからだと思っている。前半を含めて攻撃の部分で少し物足りなさはあったが、相手のリズムだったかと言うと、決してそうではないと自分たちでは思っていた。しっかりと無失点で前半を終えることもできた。今日は90分間のなかでどのように勝利をつかむかというところを理解して戦ってくれた。最後の最後までエネルギーをもって点を取りにいく姿勢も非常に良かった。
Q.小池選手と濃野選手のポジションを入れ替えた意図は?
A.プレスの部分と相手のスピードなどでやられ始めたというところもあった。体力的にも前と後ろを代えたほうが余裕が出るかなと感じていた。リュウのところでボールを落ち着かせる、キミの推進力を使うというところ。攻守両面の部分で穴をあけないように代えた。
Q.ホーム25戦無敗というリーグ記録に並んだ。ホームでの相性の良さはどのように感じている?記録更新への思いは?
A.このスタジアム、この雰囲気が後押しをしてくれている。選手たちにエネルギーと勇気を与えてくれている。選手たちだけではなく、我々スタッフも勇気づけられている。勝利を信じて戦うことができる。その後押しがあるから、選手たちは自信をもってピッチに立てる。それが結果に表れていると思う。私はまだカシマスタジアムをホームにして3試合目だが、それは非常に感じている。
正直、私は記録というところにこだわっていない。ただ、勝ちたい。それだけ。引き分けでいいと思っていない。ホームで勝つことによって、優勝が近づいてくる。まだ序盤だが、そこをしっかりと意識しながら戦っていきたい。
Q.舩橋選手を起用した意図は?また、今日の評価は?
A.前節も非常にアグレッシブに戦ってくれた。ここ最近のトレーニングのなかでも非常に積極性があった。エネルギーのある選手を入れながら、90分のマネジメントというところも含めて佑を起用した。非常に役割をこなしてくれた。佑の特長という部分では、まだまだできると思っている。ただ、そうでないところでもあのように戦えるというところは自信にしてほしい。
勝つことが大事だった。できるだけラインを上げて、前線からいつも通りの守備をやるようにとオニさんから言われていた。それがうまくハマったのかなと思うし、相手も結構ボールを蹴っていたので、あまり落ち着いた展開がなかった。3連勝できたことは良かったが、まだ課題がある。すごく前向きに課題に対して取り組むことができると思う。
【舩橋 佑】
日々の練習から知念選手だったり、普段試合に出ている選手たちの強度を見ているので、そこをイメージしながら自分の良さを出していきたいなと思っていた。そこは出せたなと思う。もう少しボールを受けたいというのもあるし、交代も早かった。もっと前に絡んでいく回数を増やしていかないといけない。全員でつかんだ勝利になって良かった。
【樋口 雄太】
勝てたことがすべて。(ホーム無敗継続は)それはもうサポーターの後押しだと思う。一体感を持った雰囲気を出してくれるので本当に力強い。監督も「負けない」より「勝たないといけない」と言う。勝ちに対して貪欲になっている。ホーム3連戦で3連勝できたことで、チームとしてもいい方向に進んでいくと思う。
【鈴木 優磨】
(点が取れて)良かった。気迫でプレーしていた。こういった試合は、内容より結果の方が大事だと分かっている。ここで勝てたのは大きい。相手につけられても、自分たちから崩れなくなった。勝ちながら成長するというチームの目標があるが、少しずつだがチームも成長している。
【師岡 柊生】
樋口選手からいいボールが来たので、触るだけだった。あそこに来たら自動的に足が出たという感じ。樋口選手に感謝したい。0-0の状況だったので、どんどん仕掛けていいぞと言われた。あまりボールが来なかったが、前で時間を作ることを意識していた。0-0の状況でゴールを取らなければいけなかったので、そこはずっと意識していた。