▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2022明治安田生命J1リーグ 第29節、サンガスタジアム by KYOCERAで京都サンガF.C.と対戦した。京都の山﨑に先制点を奪われる苦しい展開となったが、後半にピトゥカのゴールで同点に追いつく。しかし粘り強い京都の守備を前に、追加点を奪うことはできず、1-1の引き分けに終わった。
天皇杯準々決勝からリーグ第29節までは中2日。勝利の余韻に浸ることなく、すぐに気持ちを切り替え、関西で調整を進めた。
京都戦の先発は、神戸戦から7名を入れ替えた。GKが沖、最終ラインは小田、ブエノ、関川、安西、中盤から前線は、三竿、舩橋、ピトゥカ、土居、荒木、エレケが入った。ベンチには、山田、広瀬、名古、樋口、カイキ、エヴェラウド、優磨が座る。
立ち上がりの主導権争いを制したのはアントラーズだった。シンプルに前へボールを運び、縦に早い攻撃を仕掛けていく。3分には舩橋のスルーパスからエレケがシュート。これは惜しくも枠を捉えることができなかったが、加入後初先発のエレケを活かした攻撃で何度もゴールに迫った。
その後もアントラーズが優勢に試合を進めていく。
13分には、今季リーグ戦初出場となった小田が、コーナーキックからフリーでヘディングシュート。これは相手GK上福元の好セーブに阻まれたが、その後も小田は右サイドで空中戦に勝ち続け、存在感を示した。
しかし、一瞬の隙を突かれてしまう。川﨑の縦パスを山﨑に収められると、マークについたブエノが入れ替わってしまい、山﨑に左足を振りぬかれる。シュートはファーサイドに決まり、京都に先制を許してしまった。
失点後は京都に試合の流れが傾いた。強度の高いプレスを回避することができず、効果的にボールを前へ進めることができない。
前半はこのまま攻め手を見つけられず、0-1でハーフタイムに突入した。
後半開始からブエノとエレケをベンチに下げ、名古とエヴェラウドを投入した。
立ち上がりから球際の攻防が白熱し、試合がヒートアップしていく。ただ、なかなか攻撃の糸口を見つけられず、もどかしい展開が続いた。
58分に、土居、荒木との交代で、カイキ、優磨をピッチへ送る。すると、この交代から一気にアントラーズが流れを引き寄せた。相手を深くまで押し込み、波状攻撃を仕掛けていく。しかし、攻撃の最終局面でイメージを合わせることができず、なかなか決定的なシュートを放つことができなかった。
70分には小田との交代で樋口を投入。試合は徐々にオープンな展開になった。
すると、76分に試合が動く。安西が左サイドからドリブルで中央へ進入すると、エヴェラウドとのパス交換から、裏へ抜け出したピトゥカへ浮き球のパスを送る。難しいボールとなったが、ピトゥカは肩でうまくトラップし、細かいタッチからシュート。うまくゴール隅に流し込み、同点に追いついた。
得点が決まった後、アントラーズは再び攻撃を圧力を強めていく。相手陣内でのプレーを続け、ボールを動かしながら相手の隙を探った。
しかし、最後まで粘り強く戦う京都を崩すことができず、このまま1-1で終了。悔しい引き分けという結果に終わった。
次は中5日でアウェイ鳥栖戦。課題と収穫を整理して、またチーム一丸で準備を進める。
【この試合のトピックス】
・ピトゥカが今季リーグ戦初ゴール
・ブエノがJ1通算50試合出場
・小田、名古が今季リーグ戦初出場



・慌てずに。1点づつ奪いにいこう。
・勝負はこれから。勢いを持って戦い、必ず試合をひっくり返そう。
・ボックスに入ったら、しっかり仕掛ける。しっかり打つこと。
・絶対に勝つぞ!
ゲームの運び自体は想定していた通りだったが、勝ちきれなかったことは、私の責任だと思っている。
Q.メンバーを入れ替えてこの試合に臨んだ。狙いとパフォーマンスの評価は?
A.この試合に勝つためにメンバーを組んだ。選手たちはプラン通りに試合をしてくれたし、それぞれの良い面を見ることができた。これまで少し固定していた11人の中に割り込んでくるような選手が多かったなという印象。
Q.前半から狙い通りのゲームができていたが、相手がラインを上げてきたところからミスが増えてきてしまった。歯車が噛み合っていくために必要なことは?
A.メンバーを天皇杯から7人代えなければ、このようなことにはならなかったと思う。この組み合わせも初めてだったので、選手たちも難しかったと思う。流れの中でプランと違うことが起こった時に、不安になってしまった部分があった。私が勝たせてあげることができなかったと感じている。
ただ、私の中では選手たちのパフォーマンスは良かったと思っている。
Q.三竿選手が非常に良い活躍を見せていた。三竿選手の評価は?
A.健斗だけでなく、優磨やピトゥカ、幸輝など、いろいろな選手たちが本来のパフォーマンスを取り戻してきているし、リーダーシップを取る選手たちが増えてきている。選手たちがたくましくなってきている。だいぶチームの軸ができてきていると感じている。
今日はアントラーズに対して一歩も引くことなくできた。アウェイで戦った時よりも堂々とプレーできたという成長も見ることができた。来シーズンもまたJ1リーグでやるために、残りの試合、皆さんに喜んでもらえるように勝利を届けていきたい。
京都も天皇杯から中2日で、自分たちと条件は同じ。この試合ではチーム力が大事になってくる。まずは、勝利という結果を残すことが一番。アウェイでも僕たちを応援してくれるファン・サポーターの皆さんもいる。また皆さんの応援を力に変えて戦っていく。
【小田 逸稀】
京都はアグレッシブに戦ってくると思うので、それに負けないように自分も強度高く戦っていく。自分の長所でもある、強さや高さを出していきたい。セットプレーからの得点も狙っていく。
【舩橋 佑】
京都はプレスが速いイメージがある。ただ、その分背後のスペースが空いてくる。そこをしっかりと見極めながら突いていきたい。チームのために戦うことができれば、おのずと結果はついてくると思う。まずは、チームの勝利を考えて戦っていきたい。
【荒木 遼太郎】
京都は強力なFWがいて、縦に速いフットボールをしてくる。まずはチームの勝利を最優先に考えてプレーしていく。その中でチャンスがあればゴールを決めたいし、ゴールにつながるようなプレーを見せたい。
【土居 聖真】
自分たちの時間ではない時でも、しっかりと全員が共通意識をもって戦う。京都はアグレッシブに来るイメージがあるので、受けに回ってしまうと苦しくなる。相手の嫌がることをしていきたい。
【エレケ】
良い感覚で準備することができている。コンディションも日々良くなってきている。ゴールやチームの勝利に貢献するプレーを見せていきたい。チームメートとコミュニケーションを取れているので、今は非常に良い感覚でプレーできている。
(ゴールの場面は)幸輝が非常に良いタイミングで中央へ入ってきたので、ゴール前へ動き出した。良いパスをくれたので、あとは決めるだけだった。今シーズン、リーグ戦で初ゴールを決めることができて良かった。
チームとして目指していた勝ち点3を取ることができなかった。前半があまり良くなく、後半に盛り返すことができた。勝ち点3を取ることはできなかったが、チームが成長しているという感覚はみんな持っている。悪かった部分を修正して、次に活かしていきたい。
【舩橋 佑】
チームとして相手の空いてくる部分やカギになっていく部分というポイントはみんなで話していた。良い形で話しながらプレーでしていたが、失点してしまい、後手に回ってしまった。そこは反省すべきところだと感じてる。
上手くいかない時間帯はあると思う。あとは、その時間帯にチーム全体で守備や攻撃の方向性をすり合わせていくことができれば、さらにうまく試合を運んでいくことができると思っている。
【エレケ】
チームとして勝ち切ることができなかった。運もなかったかなと思う。ただ、これからもチーム一丸となって戦っていかなければいけない。個人的にはチャンスで決め切ることができなかったので、次に決めるため、またやり続けていきたい。
試合は良い感覚でプレーできていた。すごく良い感触はあった。次の試合へ向けて、しっかりと準備して勝ちたいと思う。
【小田 逸稀】
前半のコーナーキックの場面は、狙い通りの形だったので、決め切りたかった。
もう少し、決定的な仕事をできるようにしていく。ビルドアップやクロスに対して逆サイドから入り込んでいく部分、高い精度のクロスを増やしていきたい。
【名古 新太郎】
リードされている状況だったので、逆転するためのプレーをしていきたかった。1点を返すことができたのは良かったが、引き分けに終わってしまった。それは残念に思っている。
試合勘はまだまだ足りないし、最初はボールがつかない場面があったが、ボールを触る回数を増やすことができた。あとは、攻撃に関わっていく部分を増やしていきたい。