
興梠がストライカーとしての真価を発揮し、セットプレーから2ゴールを奪い、鹿島に勝点3をもたらした。これで鹿島はグループHでの2位以内をほぼ確定、ラウンド16進出へ近づいた。
序盤からディフェンシブな上海相手に長短のパスで攻撃を仕掛ける鹿島だったが、やはり自陣に引き気味の上海に最初は少々手こずってしまう。しかし32分、左サイドで得たFKからキッカーの小笠原がゴールへ向かうボールを蹴り、それを興梠が頭で合わせ、先制点を得る。ここから鹿島は勢いに乗り、上海を圧倒したまま、前半を終えた。
後半に入ってもやはり鹿島は主導権を握り、若手中心の上海に攻め入る隙を与えない。唯一、脅威だったのはDUVIER RIASCOSのスピード。爆発的な快足でボールを前に進めるDUVIER RIASCOSに2度ほどチャンスを作られたが、守護神の曽ヶ端が2回ともスーパーセーブを見せ、事なきを得た。
そして80分にはCKからのこぼれ球を興梠が押し込み、この日2ゴール目を決める。これでリードを2点とした鹿島は最後まで上海にゴールを許さず、2-0と快勝した。
「目立たなかったが、小笠原の存在は大きかったし、曽ヶ端も素晴らしい守りでチームを救ってくれた」と試合後の記者会見でオリヴェイラ監督が語ったように、この試合ではチームの大黒柱がその役割をきちんと果たしたことが勝利の要因と言えよう。そして、「もう1人、遠藤のプレーは良かった」とオリヴェイラが続けたように遠藤や西など若手の働きも目立った。今後の連戦に向け、鹿島はいい形でチーム力を上げている。10日のシドニー戦、15日の川崎F戦と厳しい戦いは続くが今後が楽しみだ。




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中3日だけど疲れはない。国立は悪いイメージがなく戦いやすい。上海申花は荒いプレーが多いけど、気持ちで負けたらダメ。鹿島らしく、つないで崩したいと思う。
【岩政 大樹】
負けるつもりはない。相手はしっかり守ってカウンターだと思う。中国で試合する時よりラフなプレーをするという印象は持っていない。新しい選手が入っても連携は少しづつ深まっていくから誰がプレーしても同じ。
【西 大伍】
出番があれば、楽しんでプレーし結果を求めたい。攻撃が得意なので前で仕掛けたいと思う。上海申花は引いてくると思うが、一発ありそうな感じがあるので注意しなくてはいけないし球際に強く、速い選手もいるので油断は出来ない。
みんなに迷惑をかけていたので点が取れてよかったが、激しいプレーが多くてしんどかった。なんとか勝ててほっとしている。
【遠藤 康】
久々のフル出場でサッカーしている充実感があるが、自分のプレーには納得していない。予想通り荒らいプレーが多かったけど、世界で戦うなら普通だと思う。次も頑張りたい。
【西 大伍】
今日はあまりいい形で上がれなかったし、ピッチも滑りやすかった。大樹さんとの距離感を大事にしながらプレーをしたが、全体的に楽しくプレーできなかった。もっと仕掛ければ、セットプレーのチャンスも多く生まれると思う。
【中田 浩二】
点を取った後に受け身になった。後半、相手がシステムを変えたため、少しとまどったが勝てて良かった。ピッチがスリッピーになった分、ミスが増えたと思う。慎三が取れば、雰囲気がよくなるので次に繋がる。大迫にも、その様な存在になってほしい。
【曽ヶ端 準】
流れは悪くなかった。前がかりなので1、2回のピンチは仕方がない。最近、失点が多く仕事をしていなかったので今日はよかった。
【小笠原 満男】
1点目はゴールに向かうボールを蹴った。慎三が触って入ってよかった。誰かが触ってくれればと思って蹴ったボールなので、慎三の野生の勘が働いたのでしょう。先制点を取れると試合展開は楽になる。
※岩政選手・新井場選手・柴崎選手のコメントはアントラーズモバイルにて!