
「今日はサッカーの神様に勝点1を取れたことを感謝するべきだと思う」。試合後の記者会見でのオリヴェイラ監督の言葉が全てを象徴するゲームだった。この日J1通算250試合出場となった野沢のPK弾で何とか同点にしたものの、散漫な試合内容に試合後、選手たちにも笑顔はなかった。
前半、ボールが収まらない鹿島に対し、神戸はブロックを作ってボールを奪取してから吉田、ポポらのカウンターで攻勢に出てくる。何とか決定的なチャンスを作らせなかった鹿島は記録上は逆に12本ものシュートを放った。しかしいずれも神戸同様、ゴールの枠から大きく外れるものが目立ち、決定的だったのは37分、右CKから大迫を経由して中田が見せた右足シュート程度だった。これはクロスバーの上を越え、先制点にはならず、結局、前半は0-0で折り返した。
後半に入るとハーフタイム中の修正が功を奏したのか、ボールを支配する時間が長くなる。しかしそれが逆に油断となったのか、54分、ポポに先制点を決められる。
1点先制され苦しくなった鹿島は同点にすべく、前への圧力を強める。そして63分、FKのチャンスに田代がエリア内で倒されて得たPKをこの日J1通算250試合出場となった野沢が冷静に決め、同点とした。
その後もホームのサポーターのためにも勝ちたい鹿島は前へ出たが、決定的なチャンスは得られない。業を煮やしたオリヴェイラ監督は79分に遠藤に代え、8月20日の広島戦以来2ヵ月ぶりの出場となるフェリペを投入し、攻撃を活性化しようとしたが、この交代策も逆転ゴールには結びつかなかった。
結局、90分を戦い終え、1-1のドローに終わった鹿島。順位は広島が柏に負けたため、6位と変わらなかったが、数字の上でもACL出場圏内となる3位以上の可能性は消滅した。先ずは来週末にあるナビスコカップ決勝でしっかりとタイトルを手にし、残りのリーグ戦、そして天皇杯につなげたいところだ。

![]() | ![]() |

![]() | ![]() |


![]() | ![]() |

















・重要なのはボールを早く動かすこと。パススピードを高めて相手を翻弄しよう。
・サイドチェンジを活用することで、中央の相手のブロックをばらそう。
・相手のロングボールへの対応をもう一度しっかりと。
・あわてず、粘り強く、1つになってやりきろう!
(センターバックは)初めにやった時よりは慣れてきた。高さがないチームには裏をケアする必要があるし、足元に入ったところも注意するようにしている。神戸は吉田選手が起点を作る展開でサイドからの攻撃も多いと思うし、ボッティ選手も起点になるし、ポポ選手のミドルシュートも自由に打たせると危険。大久保選手が出場停止なので、また違うイメージになる。DFである以上、無失点で終わることが必要。
【増田 誓志】
神戸に勝つことで来週の決勝戦に向けて勢いに乗れると思う。順位をまだ上げられるので、そのためにも勝ちたい。ナビスコカップだけでなくリーグ戦も大切。試合が1週間空いてるので、疲れたと言ってる選手はいないと思う。
【曽ヶ端 準】
DFラインは変わっても違和感はないし、コーチングも変わらない。青木もセンターバックが初めてじゃない。神戸は大久保選手がいないので、いつもとは違うけど、守備は堅い。カウンターを注意する。ナビスコカップ決勝に向けて、明日の試合は大事。リーグ戦も順位を一つでも上げるように戦っていく。
【大迫 勇也】
神戸は、ガツガツ来るイメージ。シュートをどんどん打てば入ると思う。神戸戦も点を取る。大事な試合になる。勝って良い流れでナビスコカップにつなげたい。
【柴崎 岳】
疲れはない。連戦だったので、体を休ませることを意識してきた。神戸のイメージも特に持っていない。カウンターでやられることはあってはならないので、バランスを見ながらプレーしたいと思う。
【小笠原 満男】
最近は勝っているけど、スッキリと勝ちたい。チャンスも作れて良い部分もあるけど、追加点を取れば自分たちも楽しいし、観ている方も楽しめると思う。毎回、ギリギリで勝つんじゃなくて、また見てもらえるような試合をしたい。
【田代 有三】
神戸戦は、ボランチが良いし、河本選手は高さもある。でも、セットプレーはチャンスになると思う。今は浦和のことは全く考えていない。神戸戦に集中している。まだ、完全に信頼を得られているわけではないので、毎試合が勝負。
チャンスが多く作れたと思うが決めきることが出来なかった。リーグ戦がこのような結果で、悔しさいっぱい。ここ数試合、負けていないが勝てていないことが課題。
【田代 有三】
後半はスペースが空き出してフリーになる場面はあったけど、ボールが来なかった。神戸は前半に飛ばしていたので、後半は疲れが来ると思っていた。JリーグのDFで弱い選手はいない。
【柴崎 岳】
神戸の方は試合の入り方が良かった。前半はロングボールが多く、セカンドボールを拾うサッカー。後半は神戸がバテることを想定していた。カウンターから失点してしまったが、気をつけなければいけいところだったので残念だった。今日は自分の守備がうまくいかなかった。良い試合ばかりじゃないので、このような試合から学んでいきたい。
【大迫 勇也】
申し訳ない。ゴールが入らなかった。有三さんの裏にボールを蹴る様になって、その周りを走るだけになってしまった。落ち着いてつないでいけば良かった。ロングボールばかりは良くない。また練習をする。今日は申し訳ない。
※曽ヶ端選手、青木選手のコメントはアントラーズモバイルでご覧ください!