チャヴリッチが気迫の同点弾も、神戸に1-2で敗北。
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2026/27明治安田J1リーグ第7節、アントラーズはノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸と対戦した。
神戸で迎えた一戦。ここ2試合、悔しい勝ち点0が続いているアントラーズは、このアウェイの地で何としても誇りを取り戻すべくチーム全員が集中し、試合開始の笛を迎えた。
試合は序盤から相手の出方をうかがう展開となる。アントラーズは神戸から大迫や武藤を中心に攻撃を仕掛けられるが、植田、キム テヒョンを中心とした守備陣が落ち着いて対応する。やや神戸ペースで前半は進むが、18分に広瀬のクロスから鈴木がヘディングシュート、さらに39分にはマテウス ブエノのダイレクトパスから松村が右サイドを抜け出し、そのクロスを鈴木がシュートするなど、攻勢も見せた。そして前半は0-0で折り返す。
迎えた後半も一進一退の攻防は続いた。48分にマテウス ブエノのパスを受けた松村が反転から鋭いミドルシュートを放つが、惜しくもこれはクロスバーの上。50分にはジエゴのロングスローから山川に決定的なシュートを打たれるも、守護神の早川が見事なセーブでピンチをしのぐ。
しかしこの直前のプレーをVARチェックからオンフィールドレビューの末、ハンドと判定とされ、神戸にPKを与えてしまう。このPKを大迫に決められ、56分、0-1と先制を許した。
このビハインドの状況を打開すべく、鬼木監督は65分に小池、ヤン マテウス、チャヴリッチを一気に投入。すると、その交代策がすぐに実を結ぶ。73分、左サイドからのスローインを起点に鈴木が大きくサイドチェンジ。そのボールを受けた小池はヤン マテウスにつなぎ、最後はチャヴリッチが冷静に決め、1-1。電光石火の攻撃で、アントラーズは同点に追いついた。
だが77分、再びピンチを迎える。ジエゴのロングスローから攻撃をつながれ、そのジエゴのクロスを山川に頭で決められ、1-2。追いついた直後にまたもリードを許してしまった。
それでもアントラーズは最後まで諦めない。84分には松村とのコンビネーションからヤン マテウスが左足シュート。後半アディショナルタイムには鈴木、植田らもゴールへ迫るなど、最後までゴールへの執念を見せた。
しかし、あと一歩が届かないまま、結局、試合終了。1-2で神戸に敗れ、これでリーグ戦3連敗となった。
それでも最後まで前へ出続けた姿勢は、必ず次の戦いへつながる。この連敗をどう乗り越え、アジアの戦いへ向かうか。今こそ心を一つにして、再び共に闘おう。



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選手は最後の最後までファイトしてくれたと思っています。いろいろな形のサッカーを遂行しながらも、ブレることなく戦ってくれました。ただ、やはり勝ちをもぎ取れるかどうかというのは、一瞬の隙だったり集中力だったりするので、そういったところで勝ち切れなかったのではと思います。簡単なリーグではないので、勝ちに対するいろんな要素をもっともっと詰めていかないといけません。3連敗はしていますが、選手には決して下を向くような内容ではないと伝えています。最後の最後まで狙いを持ってプレーし、かつファイトしたというところは次につながると思っています。とにかく次のゲーム、ACL Elite になりますけれども、そこでしっかりと結果を残していきたいと思っています。
Q. このタイミングでのシステム変更は相手の意表を突く意味もあったと思うが、結果に結びつかなかった点において何が足りなかったと考えるか。
A. 狙いを持ってやっていますけれども、実際にプレッシャーのあるなかでいかにクオリティを出すことができるか、またフィールドの状況をしっかり見極められれば、もう少しチャンスも増えたかと思います。まず前半のところは、やり合いの部分になるだろうと予想はしていたので、そこは全員が狙いを持って攻守においてやってくれたと思っています。勝ち切れなかったのはやはり監督の問題だと思いますので、そこは自分が突き詰めていくしかないと考えています。
Q. 内容的には悪くない3試合だったと思うが、3連敗という結果になってしまった。ここからどう立て直していくか。
A. 内容は、自分たちが求めているところまではまだ達していないと思っています。一番は詰めなければいけない部分、球際の部分、緩さなのか集中力なのか、というところになると思います。前節も(決定機を)決めていれば、ということもあると思いますし、今節もそういうところです。結局試合はゴールで動いていくものだと思っているので、(ゴールを)決め切るということ、もしくは今日のゲームも2失点しているので、やはり失点は簡単にしないというところは大事になると思っています。
期待していた通り、Jリーグトップチーム同士の素晴らしい試合だったと思う。もちろん両チームが今の順位にいることに関して、本当に守備が素晴らしいという点には触れておきたい。それに加えて両チームとも、ボールをつないでしっかり相手の奥へ、ゴールに向かってプッシュするプレーができていたと思う。残り5分くらいは相手の同点ゴールが入ってもおかしくなかったし、逆にこちらがさらに追加点を取ってもおかしくない展開だった。今日選手たちが見せてくれたパフォーマンスに関しては心から満足しているし、今シーズンも競争力のあるチームになってくれるのではないかという期待を抱かせるような試合内容だったと思う。
【小池 龍太】
途中から入った選手たちでまず1点を返すことがミッションだったと思う。そのなかで彼らの特徴を生かすため、自分が何かをするというよりは、彼らが良い状態でボールを出す手助けをする意識だった。鹿島でプレーするという意味は、自分たちが必死に戦う姿を見せて結果にこだわることだと思う。次戦まではそれを再確認する準備期間として、ニューカッスル戦はその成果を出す試合にしたい。
【徳田 誉】
前半を0-0で折り返せたのは良かった部分もあるが、後半セットプレーから失点し、自分たちから試合を難しくしてしまった。1トップでストライカーとして出たので、もう少しゴールの意識が必要だった。チャンスシーンは何個か作れたが、自分が仕留めていれば、もっと自分たちのゲームになっただろう。3連敗はあってはならないこと。何がなんでも次の試合で勝って、リーグ戦につなげなければならない。