ACADEMY FREAKS Vol.2

日伯友好カップ大会総括

日伯友好カップ大会総括

ジーコクラブアドバイザー

コロナ禍による4年ぶりに開催された日伯友好カップ総括

4年ぶりに無事、大会を開催することができました。大会直前、会場となったジーコサッカーセンターがあるリオデジャネイロ(ブラジル)では大雨が続き、ピッチコンディションを非常に心配するなかでの開催でした。延期の可能性まで考えましたが、日本側のスケジュールの問題もあるし、大会2日目からは天気が良くなるという予報もあって、このまま進めようという決断になりました。

ピッチが悪いなかでの開催となり申し訳なかったですが、それでも各参加クラブは「より良い大会にしよう」とする我々を信頼してくれました。どのチームも良い試合をしてくれたし、選手に大きなケガもなく無事に大会を終えることができました。

SAFE RJ(リオデジャネイロ州サッカー選手組合)が手助けをしてくれて、大会会場の一つとして、トレーニングセンターを使わせてくれました。そのおかげで、今回はジーコサッカーセンターだけでなく、2つの会場での大会運営となりました。より良いコンディションを提供したかったので、非常にありがたかったです。日本や他の州から来てくれたチーム、クルゼイロ、サンパウロ、コリンチャンス、そしてもちろん、毎年この大会に大きな名声と価値を与えてくれる、リオのビッグクラブもそう。それぞれのクラブが協力して我々を信頼してくれたからこそ、無事に大会を実現できたと思っています。コロナ禍による3年間の中断の後だったので、とにかくこの大会を継続していくためには、まず実現することが必要だったのです。

今大会開催にあたって、鹿島アントラーズはこの長年の間、選手たちにとって、クラブにとって、育成にとって、この大会がどれほど重要なものだったかを理解してくれました。そのおかげで、すべてがうまくいって、準決勝、決勝では晴天に恵まれ、素晴らしい大会になりました。

今大会は、大いなる愛情によって開催されています。我々は23年間にわたり開催し続けていますが、この大会はお金を稼ぐためのものではありません。すべてはクラブや若い選手たちの役に立ちたいという思いで、我々にできることをやることで開催している大会です。1998年にこの大会が始まったからこそ、CBFブラジルサッカー連盟はそれ以前になかったU-15というカテゴリーを創設しました。今年は光栄なことに、決勝ではCBF会長が大会に来てくれて、U-15ブラジル代表監督は、「招集メンバーの視察のためにすごくいい大会だ」と言って、連日通ってくれました。

今大会を今後も続けていけるように、そして、CBFや各クラブ、スポンサー、フットボールを愛する人たち、そして、大会を取材してくれる皆さんの、信頼や信用、尊重を得続けられることを願っています。

鹿島アントラーズから参加した3チームの戦い

非常に良かった。とても良い試合をしていたし、良いフットボールをしようとしていました。選手たちはレベルの高さを見せてくれたと思います。アントラーズは必ずや今回参加した年代の選手たちを良い形で今後に活かしていくはずです。

大会を開催した23年間で、3位決定戦に進出したのは過去1度だけ。今回が史上2度目でした。チームとして非常に良い試合をしましたが、残念ながらPK戦で敗退。ただ、それが選手たちにとって、クラブにとって、どれだけ重要なことか。私はとても幸せに思うし、あの少年たちのために、これから何をすべきか、クラブのスタッフとも話し合いたいと思っています。

非常に良かった。とても良い試合をしていたし、良いフットボールをしようとしていました。選手たちはレベルの高さを見せてくれたと思います。アントラーズは必ずや今回参加した年代の選手たちを良い形で今後に活かしていくはずです。

大会を開催した23年間で、3位決定戦に進出したのは過去1度だけ。今回が史上2度目でした。チームとして非常に良い試合をしましたが、残念ながらPK戦で敗退。ただ、それが選手たちにとって、クラブにとって、どれだけ重要なことか。私はとても幸せに思うし、あの少年たちのために、これから何をすべきか、クラブのスタッフとも話し合いたいと思っています。

アカデミースタッフへメッセージ

アントラーズがAFCチャンピオンズリーグで優勝した年がありました。そのときのチームには、アントラーズの下部組織からプロになって戦った選手が9人いました。その事実からも、クラブにおける育成の重要性が分かるでしょう。

私は今年も5月に日本へ行きましたが、アカデミースタッフのみんなと話をしたり、少年たちに話をする機会を作りました。私はトップチームだけでなく、いつでも下部組織も注目しています。アントラーズの将来のために、育成の仕事がどれだけ大事かということを、いつも示そうとしています。アカデミーに関わるみんなには、これからもハードに頑張り続けてほしいと伝えたいですね。