勝率52.4%。決して相性のいい数字とはいえないが、ホームでの対戦成績は大きく変わる。勝率は70.0％まで上がり、一度も負けていない。そのすべてがカシマスタジアムでの開催で、サポーターの力強さがデータに表れているといえるだろう。さらに過去大宮戦11勝のうち、9試合が無失点での勝利となっている。今回、アントラーズ創設25周年記念試合ということで、多くの来場者が予想される。１つひとつ勝ちを積み重ねていくのは常に目指すところだが、連勝を3に伸ばして記念試合にも華をそえたいところだ。

PickUp
曽ケ端準：曽ケ端が出場して勝利したリーグ戦での試合は259を数える。25周年を迎えるアントラーズの歴代選手のなかでも最多の数字だ。1998年にユースからトップに昇格して、今年でプロ19年目。2001シー運の途中にスタメンの座をつかみ、これまで出場を積み重ねてきた。リーグ戦出場試合数は494。244試合連続フルタイム出場というJ1記録を持つ。これだけ長年にわたり守護神として君臨するだけあり、これまで大宮とリーグ戦で21試合を戦ったが、そのうち20試合は曽ケ端が出場している（1試合は小澤英明）。自身260勝目という区切りの試合にしたいところだ。