新潟戦のみどころを読む!

 5月最初のリーグ戦ホームゲームとなる、このファーストステージ第10節。アントラーズは現在、リーグ15位のアルビレックス新潟をカシマに迎え撃つ。

 前節、アントラーズはアウェイで大宮と対戦し、終始攻め続けながらも0-0のスコアレスドローに終わった。シュート15本放ちながらのノーゴール、そして前々節はホームで柏に0-2の完敗を喫しているだけに、この試合は是が非でも勝ち点3を手にしたいところだ。
ホーム広島戦で4ゴール、そしてアウェイ湘南戦で3ゴールと攻撃陣が爆発しただけに、開幕前から不安視されていた決定力不足は解消されたかに見えた。しかしここ2試合で連続のノーゴール。首位の浦和、2位の川崎Fにこれ以上差をつけられないためにも攻撃陣の奮起を期待したい。
一方、守備陣は安定している。柏戦こそ2ゴールを決められたが、それ以外の試合では1失点以上していない。その中心となるのは、昌子、植田のセンターバックコンビ。特に植田はリオ五輪最終予選も経て、安定感が増している。この試合でも新潟攻撃陣を抑え込んで欲しいところだ。
対戦相手の新潟はここ4試合リーグ戦は未勝利。今季より就任した吉田監督のサッカーをチーム全体で消化しているとはいい切れない。得点こそ13とアントラーズを1ゴール上回っているだが、失点数が18と最下位の湘南の19に迫る多さだ。この守備の立て直しこそ、急務だろう。逆にアントラーズとしてみれば、その脆い守備をいかに崩すか。2試合ノーゴールの攻撃陣にとって、再び上昇気流に乗るチャンスともいえる。
この試合、前節欠場した山本を再び欠く可能性が高い。右サイドバックに入るであろう伊東、そして前節同様に左サイドバックに回る西の活躍を期待したい。さらに攻撃陣の組み合わせがどうなるか。GWのまっただ中、勝利の歓喜をカシマへ、そしてホームタウンにもたらすため、選手たちは一丸となって戦う。アントラーズの底力を見せつけるのは、今だ。
友達に教える
  • OFFICLA SITE
  • HOME
  • event
  • Today's Preview
  • Today's Player
  • Today's Infographics
  • The Classic
  • 鹿BIG