2013年8月31日。ホーム無敗を守ったゴールショー。
決めるべき人が決めれば、勝てる。まさにそんな試合だった。当時のエース大迫が4試合連続ゴールを決めれば、ジュニーニョも2ゴールと前線の選手の質で勝負を決めたのが、3年前のホーム柏戦だ。
この試合の前節、アウェイで清水と壮絶な打ち合いの末、3-4と敗れた鹿島は、ホームのカシマスタジアムに戻って再起を誓った。カシマではここまで負けなしとホームの利を十分に生かしていたので、この柏戦に向けても期待は高まった。
その期待に応えるべく、開始早々の3分、早くも大迫が先制弾を柏ゴールに叩き込む。CKから野沢が左サイドでショートコーナーからクロスを入れると、ゴール前の山村が胸でボールを落とし、大迫がダイレクトシュート。この大迫の4試合連続ゴールで鹿島は試合を有利に進めた。
その後も柏を圧倒した鹿島は、高いボールポゼッションをベースに攻め立てる。そして14分、曽ヶ端のロングキックを大迫が頭で逸らすと、土居がワンタッチでジュニーニョに落とす。ジュニーニョはペナルティエリア手前でボールを受けると相手DFに囲まれながらも右足を振り抜き、ゴールネットを豪快に揺らした。
その後、工藤のゴールで1点差に迫られるも、キャプテンの小笠原が試合の行方を決定づけるプレーを魅せる。66分、中盤でボールを奪うと小笠原が前線まで持ち込んでスルーパス。この絶妙なボールを受けたジュニーニョはDFを1人かわして、落ち着いて右足のシュートを流し込んだ。苦しい時間帯を凌いで点差を広げると、直後の68分には本山を投入。試合展開を落ち着かせ、再びペースを握ると、危なげなく逃げ切った。
この試合の前節、アウェイで清水と壮絶な打ち合いの末、3-4と敗れた鹿島は、ホームのカシマスタジアムに戻って再起を誓った。カシマではここまで負けなしとホームの利を十分に生かしていたので、この柏戦に向けても期待は高まった。








今日、再び柏をホームのカシマスタジアムに迎える。3年前とは異なり、まだシーズンは序盤だが、今季もリーグ戦はホームで無敗を続ける。3年前と同様に前線の爆発で勝ち点3を手にしたいところだ。
友達に教える