今日の試合のみどころを読む!

 3月最後のリーグ戦となるこのファーストステージ第4節。アントラーズはホームのカシマでFC東京を迎え撃つ。

 前節、アウェイの仙台で0-1と手痛い敗戦を喫した。前半の早い時間帯に先制され、攻め込んだものの1点を返せない。昨シーズンにも多く見られた試合展開に失望したサポーターも多かった。
 「前半の早い時間帯に失点してしまい、プランが崩れた」。試合後の記者会見で石井監督はそう語った。今のアントラーズのサッカーで重要なのは、前線から連動した、早いタイミングでのプレッシング。それが仙台戦では序盤からフワリと入ってしまい、失点後は同点を急ぐあまり、少しずつズレてしまったように思える。このFC東京戦ではスタートから激しくアグレッシブにいきたいところだ。
  FC東京は、最終ラインに日本代表の森重、前線には前田とJリーグを代表する選手を擁する。また生え抜きのGK権田がオーストリアのSVホルン、左サイドバックとして日本代表に名を連ねるまでに成長した太田がオランダのフィテッセへ旅立った一方、太田の穴を埋めるべく、元日本代表の駒野を磐田から、また韓国代表のMFハ デソンを北京国安から獲得すると、鳥栖から水沼、甲府から阿部といったイキのいいアタッカーを補強し、ACLも戦う今季に向け新たなチームを編成した。
  さらにチームに堅守の意識を植えつけ、年間4位に導いたフィッカデンティ監督(現鳥栖)と袂を分かち、2010年9月に途中解任した城福監督を、再び指揮官として戴く。これは守備だけではなく、能動的なプレーでの「アクションフットボール」に再び挑戦し、ACLとリーグの両戦線で結果を出そうという意気込みの表れだろう。
 前節の悔しい敗戦後、我々のホームであるカシマスタジアムで迎える、第4節。「連敗は許されない」と昌子が語るように、ここで再び立ち上がらなければならない。お互いの意地と誇りがぶつかる激しい戦いになることは必至。アントラーズファミリー一丸となって、勝利のために戦う時だ。
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