勝率60.0%。高い勝率の相手といえる。開幕2連勝といい形でスタートを切ったアントラーズだったが、第3節仙台で敗戦。対するFC東京は開幕戦で大宮に敗れるが、その後2連勝と同じ勝ち点で並ぶ。ホームでむかえる相手に負けは許されない。
点の取り合いとなるのがFC東京戦の特徴だ。これまで積み重ねたゴールは60で1試合平均2.0点。FC東京と対戦した30試合のうち28試合でアントラーズのゴールが生まれている。逆に無失点でおさえた試合も4試合にとどまる。失点40で1試合平均1.3失点。1試合両チーム平均3.3得点とたくさんゴールの生まれるスペクタクルな試合をきっちり勝ち点3で終わりたいところだ。
勝率からも読み取れる相性のよさに加え、近年、FC東京を相手にホームで勝ち切る試合が続いている。FC東京サポーターから「アントラーズにアウェイで勝った記憶がない」といわれる所以だろう。今回もきっちり勝ち切って、この記録を継続していきたい。
これまでカシマスタジアムでは、FC東京を相手に1度しか負けたことがない。ちなみにホーム14試合中10試合で先制し、6勝3分1敗。今回も先行した試合展開で相手を押し切りたい。
FC東京戦の得点ランキングを見ると、1位が大迫、フェルナンド、興梠の名前が並ぶ。フェルナンドは2006年の対戦時、ハットトリックを記録している。2012年にはドゥトラがハットトリック。剣を切るゴールパフォーマンスで初のイエローハット賞となったのは記憶に新しい。ドゥトラ以来となる3ゴールを決める選手が現れるのか。ゴールを決める選手に注目だ。