今日の注目プレーヤーは、赤崎秀平!
「負けてはいけない試合で、負けてしまった」
赤崎秀平は、不甲斐なさを口にした。3日前の水戸戦、79分にピッチへ登場した背番号18は、延長戦を含めた40分強、ただひたすらにゴールを目指して走り回ったが、スコアを刻むことができなかった。
フレッシュなメンバーで臨んだ一戦について赤崎は「どんなメンバーでも、誰が出ていても、勝てるチームじゃないといけない。石井さんもそう思ったからこそ、試合で使ったと思う」と語る。久々に出番を得た面々に対して厳しい言葉を並べる一幕もあったが、胸の内にあったのは、そんなメンバーとの“違い”を見せられなかった自身への苛立ちと悔しさだ。
「スコアが動かない状況で投入されたのに、点を取れなかった。練習からまた積み上げていくしかない。期待に応えられなかったことが悔しい」
中2日で迎える今日の柏戦、赤崎は並々ならぬ強い思いでピッチに立つ。「G大阪戦と浦和戦という大事な試合を落としてしまっている。残り全試合、勝つしかない」。そう言って、前を向いた。
1週間前のヤマザキナビスコカップ 準決勝 第2戦。アントラーズは前半、なかなか主導権を掴めず、神戸に押し込まれてしまった。ここ最近は、良いリズムに乗った時間帯と、そうでない時間帯の差が大きくなってしまっている。赤崎は「自分たちの中で少しずつ、ぼやけてしまっているのが問題。前線からのプレスは負荷がかかるので、うまくプレスできない時間帯が増えてきてしまっている」と、分析。そのうえで改善を誓い、「運動量よりも、気持ちの問題だと思う」と、言い切った。今日は労を惜しまないハイプレスを、終始継続してくれるはずだ。
赤崎には、理想として描く試合がある。「ホームでのヤマザキナビスコカップFC東京戦の守備は、今までで一番、完成度が高かった。相手にチャンスを作らせず、前でボールを奪って試合をコントロールするという、やりたいことができていた」。あのような試合を、もう一度。いや、毎試合、あの時のように――。そんなことを思いながら、背番号18は今日もボールを追う。
赤崎秀平は、不甲斐なさを口にした。3日前の水戸戦、79分にピッチへ登場した背番号18は、延長戦を含めた40分強、ただひたすらにゴールを目指して走り回ったが、スコアを刻むことができなかった。


「スコアが動かない状況で投入されたのに、点を取れなかった。練習からまた積み上げていくしかない。期待に応えられなかったことが悔しい」
中2日で迎える今日の柏戦、赤崎は並々ならぬ強い思いでピッチに立つ。「G大阪戦と浦和戦という大事な試合を落としてしまっている。残り全試合、勝つしかない」。そう言って、前を向いた。


赤崎には、理想として描く試合がある。「ホームでのヤマザキナビスコカップFC東京戦の守備は、今までで一番、完成度が高かった。相手にチャンスを作らせず、前でボールを奪って試合をコントロールするという、やりたいことができていた」。あのような試合を、もう一度。いや、毎試合、あの時のように――。そんなことを思いながら、背番号18は今日もボールを追う。


残る国内タイトルは2つだ。赤崎は、「チャンピオンシップとヤマザキナビスコカップを獲ることしか、サポーターへの誠意の見せ方はないと思う。そこへ向けた初戦として、この試合は大事になると思う」と、力を込めていた。
失意の敗戦を経て、再びスタートを切るために。赤崎が今日も、アントラーズの推進力となる。
失意の敗戦を経て、再びスタートを切るために。赤崎が今日も、アントラーズの推進力となる。
試合前コメント
試合に臨む選手たちの意気込みは「試合前コメント」をご覧ください!友達に教える