インフォグラフィックスで読み取る、水戸ホーリーホック戦

 これまでJクラブ天皇杯最多優勝を誇るアントラーズだが、歴史の長い天皇杯を紐解くと、少し違った一面が見えてくる。1921年からスタートした本大会。これまで94回決勝戦が行われ、優勝チームを決定してきた。93年からスタートしたJリーグからの参加クラブは、天皇杯に1992年から出場。最多優勝はJクラブに限れば、アントラーズだが、トータルで見ると実は慶応義塾大学となっているのだ。これも歴史ある大会ならではといえるだろう。
 キッカーとGKの1対1の勝負、PK戦。これもトーナメントならではといえるだろう。ホーム&アウェイ方式での戦いがスタンダードとなり、すべて一発勝負となるトーナメント方式の大会は現在、天皇杯のみ。PK戦というと、アントラーズでは昨年の悪夢がよみがえる。PK戦はチーム力の差が出ない、運も影響すると言われる。その前に、きっちり勝負を決したい。
 勝率100%。なかなかない数字だ。大会によって3回戦が準々決勝に相当することがあるため、試合数は少なくなっているが、頼もしいデータといえるだろう。常にタイトルを目指すアントラーズであれば、ここでつまずいている場合ではない。「今のチームで新しいアントラーズの歴史を作っていきたい」(金崎)。見据える景色はまだまだ先にある。

テキストライブ

インフォグラフィックスでデータを見た後は、試合の流れをテキストでチェック!スタジアムでも自宅でも、「テキストライブ」でアントラーズとともに戦ってください!
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