勝率53.1%。「違う雰囲気がある」と選手もサポーターも感じている一戦、それが浦和戦だろう。今年1stステージを無敗で制した浦和。第13節(5/23)にアウェイで対戦したが、屈辱の逆転負けを喫した。浦和戦はここ10試合勝ちがない。2ndステージ優勝に向けて絶対に負けられない、熱き紅の戦いが始まる。
これまで0−0のスコアレスドローが、49試合中2試合しかない。ほぼ得点が生まれるカードといっていいだろう。また石井監督体制となってから、すべての試合で得点が生まれている。中盤、FWだけでなく、サイドバックの得点が見られるなど、どこからでもコンスタントにゴールへおそいかかる。チーム全体で戦い、攻め切りたいところだ。
昨年のホーム浦和戦に先発した赤崎はいう。「プロ1年目から先発で出たなかで印象に残る試合のひとつ。独特の雰囲気があった」。そんななか、きっちり勝ち越しているのは、独特な雰囲気のなかでも熱いサポートがあるからだろう。酷暑の夏は一気に過ぎ去り、リーグも終盤を迎える。2010年ホーム開幕戦で勝利して以来、浦和戦での勝利がない。タイトル獲得に向けて、一気に勢いをつける一日としたい。
たくさんの観客が集まり、雰囲気が醸成され、熱い名勝負が生まれる。表を見れば分かりやすいが、観客動員の記録がとにかく浦和戦で塗り替えられてきた。1stステージ王者との対戦。アントラーズの力を見せつける熱い勝負を期待したい。
歴代1位はアルシンド。その数字がものすごい。93年と94年の2年間で6試合7ゴールを記録したのだ。当時、浦和が下位に低迷していたとはいえ、いかに浦和キラーだったかが分かる数字といえるだろう。今年のチーム内ゴールランキングではカイオ、金崎が7点で1位に並んでいるが、多くの選手が得点を積み重ねている。浦和との大一番で、爆発的な歓喜を呼び起こすのは誰か。得点者にも注目だ。
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