今日の試合のみどころを読む!
豊川が、杉本が、思いを込めた強烈なシュートを突き刺した。3日前、天皇杯 2回戦でFC琉球を迎え撃ったアントラーズは、3-1と勝利。ヤマザキナビスコカップに続き、順調に次のラウンドへと駒を進めた。そして今夜、2ndステージ首位を走るリーグ戦で、大一番を迎える。J1 2nd 第10節、カシマスタジアムで対峙するのは、ガンバ大阪だ。
フレッシュなメンバーがピッチに立ったFC琉球戦は、手放しで喜べる内容とは言い難かった。チームとしても、個人としても、弛緩した時間帯があったことは事実だ。ただそれでも、若きアタッカーのファインゴールは、トレーニングの充実ぶりと今の勢いを象徴するかのようだった。何より、ゴール後にベンチ前で歓喜の輪が生まれたこと、あの光景こそ、充実のチーム状態を物語っている。
そして再び迎えた、中2日での一戦。石井監督がテーマに据えた「5連戦」のラスト
ゲームは、強敵との大一番だ。年間勝ち点で3ポイント上を行くG大阪との“シック
ス・ポインター”を前に、指揮官は「自分たちが目指しているのは、前線からの守
備。それをこの試合でもしっかりと出したい」と、展望する。思い出されるのは、攻
守ともに盤石の内容で完勝した6日のFC東京戦だ。充実の90分間を「自分たちが立ち
返るベースになる試合。あれが最低限」と称する石井監督は、「あの時以上の試合を
してくれると思っている」と、選手たちへの信頼を語った。
試合前日、鹿嶋は朝から豪雨に見舞われた。しかし、練習開始を予定より1時間遅らせると雨は止み、青空が広がるようになった。穏やかな天気に恵まれる中、選手たちは明るい表情でトレーニングに臨んだ。セットプレー練習での激しい競り合い、大声での指示の応酬。高い水準での競争意識は、過密日程の最中でも揺らぐことはない。選手たちは口々に「5連戦の最後を、しっかりと勝って締めくくりたい」と、必勝を誓った。
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今夜の相手、G大阪は、攻守ともに実績十分の面々を揃える強敵だ。石井監督は「パトリック選手が一番のキーマンだと思う。そこをしっかりと抑えることができれば、こちらの流れになる」と、語った。強靭なフィジカルとスピードを併せ持つストライカーを封じることが、勝利への絶対条件だ。そのためにも「前線からチーム一体となった守備」を、90分間を通して展開していかなければならない。
8月29日の川崎F戦から、15日間で5試合目を迎えた。G大阪はミッドウィークに試合をしておらず、十分な準備を積んで乗り込んでくるだろう。日程面だけを見れば、アントラーズの不利は否めない。
しかし、石井監督はこう言い切った。
「今回の試合は連戦を締めくくる試合だし、普段以上の力が出てくると思う。何より、今節はホームで戦える。サポーターの皆さんの力を借りながらプレーしたい。皆さんの思いをピッチ上で表現することが、我々の仕事。日程面のハンデよりも、ホームアドバンテージの方が強いと思う」
さあ、選手、スタッフ、サポーターが一体となって、カシマスタジアム全体で戦おう。G大阪とリーグ戦で激突するのは、今夜が50回目。J初年度からしのぎを削ってきた強敵を打ち破り、勝利の道を突き進もう。
フレッシュなメンバーがピッチに立ったFC琉球戦は、手放しで喜べる内容とは言い難かった。チームとしても、個人としても、弛緩した時間帯があったことは事実だ。ただそれでも、若きアタッカーのファインゴールは、トレーニングの充実ぶりと今の勢いを象徴するかのようだった。何より、ゴール後にベンチ前で歓喜の輪が生まれたこと、あの光景こそ、充実のチーム状態を物語っている。






8月29日の川崎F戦から、15日間で5試合目を迎えた。G大阪はミッドウィークに試合をしておらず、十分な準備を積んで乗り込んでくるだろう。日程面だけを見れば、アントラーズの不利は否めない。


「今回の試合は連戦を締めくくる試合だし、普段以上の力が出てくると思う。何より、今節はホームで戦える。サポーターの皆さんの力を借りながらプレーしたい。皆さんの思いをピッチ上で表現することが、我々の仕事。日程面のハンデよりも、ホームアドバンテージの方が強いと思う」
さあ、選手、スタッフ、サポーターが一体となって、カシマスタジアム全体で戦おう。G大阪とリーグ戦で激突するのは、今夜が50回目。J初年度からしのぎを削ってきた強敵を打ち破り、勝利の道を突き進もう。
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