勝率51.0%。G大阪はこれまで何度も名勝負を繰り広げてきた相手のひとつだ。現在リーグ戦6連勝で首位に立っているが、2位以下との差は大きくない。2位広島とは勝ち点1差で、現在5位のG大阪とは勝ち点7差。ひとつの敗戦で大きく順位が動く今のリーグ戦。1stステージではアウェイで0-2で負けているだけに、ホームではきっちり勝ってリーグ戦での連勝を7に伸ばしたい。
1試合2点近くゴールが入るデータとなっている。お互いオープンに攻め合う展開が多いカードだけに、多くのゴールが期待される。アントラーズは、49戦のうち23試合で先制点を奪われている。先制されたときの成績は6勝3分14敗。最初にゴールを奪うのはどちらなのか。データ上では是が非でも取りたい先制点に注目だ。
過去対戦成績では五分の数字だったが、やはりホームでは勝率が上がる。得点も全88ゴール中52ゴールがホームで生まれたものだ。「選手、フロント、サポーターとクラブが一体とならないと勝つことはできない」と、いつも小笠原選手は言うが、やはりサポーターを背に戦う意味は大きい。ホームの力で相手を圧倒したいところだ。
とにかくゴールが生まれるカードだ。ちなみに3ゴール以上生まれた31試合のうち9試合は5ゴール以上。カシマスタジアムで行われた直近5試合で生まれたゴールは、24。現在3試合連続5ゴール以上が生まれている状況だ。毎度のことながら、スペクタクルな展開が予想される。
ダントツで長谷川祥之が1位となっている。Jリーグ開幕の93年はG大阪と4試合戦っているが、4戦4ゴール。得意にしていた相手だったといえるだろう。現登録選手では、小笠原と本山が名を連ねる。今年の得点ランキング1位に土居、カイオ、赤﨑らが並んでいるが、新たなG大阪キラーの誕生にも期待したいところだ。
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